交流戦は昨日で前半戦を終了。
その中で最もビッグなサプライズといえば、
やはりヤクルトの大躍進でしょう。
なんとあのSBに連勝して7勝1敗。
交流戦トップに躍り出るとともに、
セ・リーグの順位もぐんぐんあげて、
ついに3位に躍進してきました。
交流戦に入る前の「1弱」状態からは完全に脱して、
トップをもうかがう勢いです。
昨日のSB戦も、
追いつ追われつの大激戦の中、
9回にバレンティンの同点弾で追いつき、
10回には押し出しでのサヨナラ。
勢いのつく勝ち方でした。
やっぱり原動力は打線ですね。
昨日は川端3番、バレンティンを挟んで雄平が5番。
山田・青木の1・2番から続くこのクリーンアップ、
迫力と安定性を兼ね備えていますね。
もともとかなりアベレージを上げられる選手ばかり。
優勝した年を思い起こさせてくれます。
交流戦に入って、
セ・リーグのライバル球団が次々に一敗地にまみれていくのを横目に、
スイスイと7連勝を飾って一気の「まくり」状態です。
先発がある程度試合を作ることができると、
あとは「打線に任せとけ」という、
ヤクルト本来の戦い方ができますね。
これからがとても楽しみになってきました。
それとは逆に、
他のチームはどうも乗り切れません。
交流戦の順位では、
1位にヤクルトがいるものの、
ほかのセ・リーグのチームは7~11位にずらっと並ぶといった風情。
ヤクルト以外の全チームが負け越しのセ・リーグ、
一方楽天以外の全チームが勝ち越しのパ・リーグ。
ヤクルトは一気に浮上し、
楽天は真っ逆さまに落ちて行っている、
今年の交流戦です。
しかし昨日は楽天、
エース岸の好投で巨人に敵地で勝ち越しました。
巨人は今日の西武戦、
エース菅野でまさかの負けを喫すると、
本当に厳しいことになってしまいそうです。
”山賊打線”に相対する”日本のエース”。
さて、どんな戦いになるのやら。
その山賊打線の西武。
打線は5月のどん底状態を抜けて、
また3・4月のような爆打ち状態に戻ってきました。
しかし毎試合とんでもないピッチングをご披露の中継ぎ陣が試合を面白くしてくれて、
あれだけ打っているにもかかわらず毎試合ヒヤヒヤの最後になってしまっています。
打線の調子がちょっと落ちたら、
すぐに5月の”大負け状態”に逆戻りしそうですから、
中継ぎ投手陣の再編は急務のような気がしますね。
とにかく野田とか武隈とか、
「本当に彼ら、プロの投手?」
と見まごうような球威なし、コントロールなし、勝負度胸なしのないない尽くしのピッチングです。
まあ、
使う方が悪いか?
そうとしか言いようがないですね。
それにしても昨日は6試合出来てよかった。
ああ、1日雨がずれていたらなあ。。。。。。
6日のハマスタチケットを持っていた者の、
お天道様への恨み節です。
ということで、
交流戦は後半戦。
セ・リーグの巻き返しはなるのか?
それとも。
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