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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

東京オリンピック 期待の陸上100m、200m代表決まった!

2021年06月28日 | オリンピック

陸上日本選手権が行われ、
各種目で代表が決まりました。

なかなか厳しい五輪標準記録の設定だったため、
内定を出せない種目もたくさんありましたが、
なんといっても注目されたのは男子100m、そして200m。

100mには日本記録を今季出した山県をはじめ、
桐生、サニブラウン、小池の3人の9秒台ランナーに10.01の多田、ケンブリッジを加えた6強の、
非常にレベルの高い争いが繰り広げられるレースとなりました。

予選、準決勝の走りを見て、
好調なのは多田、山県、小池に見え、
故障を抱える桐生、今一つ調子の上がらないサニブラウン、ケンブリッジは厳しいのかなと思っていましたが、
決勝はその通りの結果となりました。
そして波乱もありました。

優勝はスタートダッシュを決めて最後まで勢いの衰えなかった多田。
10秒15とタイムは平凡なものでしたが、
直前の雨の影響などもあり、
みんな勝負に徹した走りでしたね。

3位に入った山県が内定、そして4位の小池が有力となりました。
5位に沈んだ桐生、6位のサニブラウンは100mでの代表は厳しくなりました。
そして両者ともに、
次に行われた200mは棄権。
個人種目でのオリンピック代表にはなれませんでした。

前回の五輪後、
ずっとこの種目の第一人者として引っ張ってきた二人が代表を外れる、
やっぱり勝負の世界は厳しいなあと思わざるを得ませんね。

しかし日本は金を狙う4継(4×100mリレー)があります。
何とか立て直して、
歓喜の一翼を担ってほしいと強く希望しています。

そしてサプライズは、
これだけの強豪に挟まれながら、
見事に2位に入賞したデーデー・ブルーノ(東海大)ですね。

無印のスプリンターでしたが、
見事に100m、200mともに2位に入り、
オリンピック出場はなりませんでしたが(標準記録を突破できなかったため)、
確かな足跡を残しました。
次世代のトップランナーとして、
3年後のパリ五輪を狙える逸材ですね。


さて、
昨日行われた最終種目の男子200mでは、
小池が見事に勝ち切って200mの代表も内定させました。

日本陸連の方針で、
100m、200mの個人種目については「どちらかの出場」という事になっているようなので、
小池はどちらを選ぶのでしょうか。

そして万が一小池が100mを選んだ場合、
200mの代表はどうなるのでしょうか。

この日本選手権。
3000m障害の三浦、110mハードルの泉谷と、
順大の二人が見事な記録で優勝。
十分に世界で戦える力を見せてくれて、
楽しみが増えました。

女子でも800m、1500m、5000mとバンバン出場してタフさを見せてくれた田中選手に驚きました。

また男子走り幅跳びの橋岡選手の大物ぶりにも、
驚かされました。

やってくれそうな選手が、一人、また一人と出てきてくれて、
面白くなりそうです。
そういえば本番まで、もう25日と1か月を切っているんですね。


まだまだ競技に集中できない環境かとは思いますが、
選手の皆さん、頑張ってください。

そういえばいつもなら百花繚乱で発売される「オリンピック本」なんか、
ただの一つも出てませんからねえ。
どんな競技にどんな選手がいるのか、
プレビューなんかできやしませんね。

まあ、
それでも一歩一歩、
近づいていくことにワタシは、
嬉しさを感じています。

東京でも大阪でも、
週末あたりに連日行われていたプロ野球やJリーグの試合、
たくさん観客入っていましたがね。。。。
(京セラ10631人、甲子園17032人、神宮13688人。。。。)

プロスポーツはよくて、
なんでオリンピックはあんなに騒がれるんだろうなあ。。。。。
国内の観客だけなのになあ。。。
不思議だ。

それともオリンピック会場、
そんなに感染対策、とれてないの??


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