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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

大相撲夏場所は日曜日初日。 先場所優勝の尊富士、還り三役の朝乃山が休場。

2024年05月10日 | 相撲

大相撲夏場所が、
国技館で日曜日に初日を迎えます。

先場所新入幕で優勝した尊富士は、
番付を6枚目まで上げてきましたが、
残念ながら先場所終盤に痛めた靭帯のケガで、
今場所は休場となりました。

まあ、
これは仕方ないことでしょうね。

まずはしっかり治さないと、
今後の土俵人生に禍根を残すことになりますから、
ケガの完治が第一です。

名古屋場所は幕尻ぐらいからの再起になるでしょうが、
また幕尻で優勝を争うぐらい、
頑張ってほしいと思っています。

そして久しぶりに三役に上がった朝乃山も、
巡業で痛めた足の具合が悪く、
今場所は休場となりました。

こちらも無念でしょうが、
一歩一歩、
ゆっくりとでも着実に、
番付を上げていってほしいですね。

3歩進んで2歩下がる。

これもまた人生。
彼の相撲人生も、
まだ半ばですから、
今後を期待しています。


横綱・大関では、
まず横綱・照ノ富士は、
好調ではなさそうなんですが、
どうでしょうかね。

まだまだ足にも腰にも不安のある中、
出場すれば白星を当たり前のように期待されますから、
マインド的には厳しいですね。

しかし照ノ富士には、
後進が育つまであと2,3年は最低でも、
土俵に立ってもらいたいと思っていますので、
無理は禁物ですが、元気な姿が見たいのはやまやまです。

横綱を狙う一番手とされた霧島は、
先場所大きく負け越して今場所はカド番。

しかし新たに鶴竜の音羽山部屋に移籍して、
心機一転頑張ってほしいですね。
絶対に綱を狙える器ですから、彼は。

稽古の様子などからは、
今場所はかなりいい感じで来ているようなので、
カド番からの優勝というのも、
夢ではないように感じます。

毎場所苦しい土俵を務める貴景勝は、
今場所もそんな感じに見受けられます。

なんだか見ていて苦しい相撲を取り続けていますから、
見ているのが辛いんですよね。

しかし大関として、
その力を見せないといけません。
しかしながら先場所もカド番を抜けたとはいえ、
最後にまたケガをして休場しましたから、
その満身創痍の体にどう折り合いをつけつつ、
相撲を取っていくのでしょうか。

先場所新大関としてしっかりとした相撲を取った、
今場所改名して琴櫻の元琴ノ若。

さあ、ここから彼の本当の相撲人生が始まります。

ワタシの望みとしては、
誰よりも早くまず「綱」をつかみ取って、
どんどん強くなっていってほしいという事です。

優勝回数2ケタなんていうのは当たり前、
「いやあ、琴櫻は強かったねえ」
なんて後に語られるような横綱になってほしいなあ。

今場所、
結構大事ですよ。


期待が大きいのは新三役の小結・大の里。

少し世間を騒がせたこの2ヶ月でしたが、
本人も言うように「土俵で信頼を回復するしかない」のは周知のこと。
頑張ってもらいましょう。

今場所も優勝争いに絡むようであれば、
さっそく「大関取り」の声もかかってくると思いますので、
その大器ぶりを今場所もいかんなく発揮してくれるのかどうか。

そして、
「地位がひとをつくる」ではないですが、
心身ともに大きな成長を遂げてほしいと思います。


関脇は若元春と阿炎。

若元春は関脇陥落から2場所、
10勝、9勝とそこそこ星を積み上げてきましたが、
やはり大関にはまだ力不足という感じが、
しないでもありません。

霧島、豊昇龍、琴ノ若とライバルたちはすでに、
皆大関に昇進を果たしています。

このまま黙っていていいのか?

下からは大の里、尊富士ら、
生きのいい若手たちがわんさかやってきている現状、
止まっているわけにはいきませんよ。

ここ数場所が、
若元春の相撲人生、
最大の勝負の時じゃないでしょうか。

阿炎も下から再起してきたときの、
豪快な切れ味が少し薄れてきて、
結構小賢しい相撲をたくさん取るようになっちゃっていますね。

しかしそれでは、
これ以上はとても望めません。

亡くなった師匠の教えをもう一度思い出して、
上を狙っていってほしいところです。


大栄翔は長く守った関脇から陥落。
先場所は6勝9敗でしたが、
なんと平幕に落ちてしまいました。

生きのいい相撲はまだまだ衰えてはいませんので、
土俵を沸かす力士として、
頑張ってほしいですね。

前頭上位には、
熱海富士、平戸海、豪ノ山ら、
若手のプロスペクトたちが並んでいます。
果たして誰が抜け出してくるのか。

そして遠藤は久しぶりの十両での相撲。
ここでベテランの意地を見せて十両優勝を争う・・・・・なんてなったら、
ごっつう胸熱なんですけどね。

若隆景と優勝争いなんてなったら、
もう黙っちゃあいられません。

ということで、
好角家にとっては、
楽しい楽しい夏場所の始まりです。

今場所もすでに、
チケットは千秋楽まで売り切れだそう。
人気も復活してきて、
キラキラした15日間の、始まりです。



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