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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

野球もろもろ、よもやま話。

2013年09月04日 | プロ野球

9月に入って、
ちょっとは涼しくなってきた気がします。

それとともに、
プロ野球は佳境に、
そして大学野球は秋のリーグ戦を迎えます。

高校野球は今、
『高校ジャパン』が戦いの真っ只中です。


プロ野球はあと1か月。

パ・リーグで首位を行く楽天は、
初優勝へ早くも『生みの苦しみ』に入ったかと思いきや、
昨日の西武との対戦ではマギーの逆転3ランで逆転勝利。

昨日の1勝は大きいですよ。

仙台の街も、
楽天一色に染まっていくことでしょう。


セ・リーグ首位独走中の巨人は、
マジックを18まで減らし、
もはや『いつ決まるのか』
が焦点になってきています。

昨日の相手はバレンティンのヤクルト。

バレンティンが王さんの持つ年間ホームラン記録の55本を超えるかが焦点となっていますが、
まあ超えるでしょうね。
あと27ゲーム残っていますから、
普通に出続ければ10本やそこらのホームランはかっ飛ばすことでしょう。

そこでまたぞろ出てきたのは【王さんの不滅の記録を破らせるな】
というなんだかよくわからない論調です。

かつてバースがホームランを量産した時も、
ローズ、カブレラがそうであった時も、
この【聖域】ともいえる記録は破らせねえと、
『非関税障壁』のような【障壁】が現れたものでした。

その最たるものが、
四球、四球、また四球の『歩かせ作戦』。

シーズンの最後の戦いですよ。
シーズン自体の順位にはもう決着が着いていることが多い段階で、
ファンが見に来ているのは『記録どうなるかなあ』とか、
『あいつ今日ホームラン打つかなあ』なんてことでしょう。

そんなファンを踏みにじる行為、
それがこの四球合戦だと思います。

この四球合戦、
【首位打者争い】
の時も行われますが、
ホームラン王争いや記録阻止が目的の四球合戦は、
そりゃあもう醜いものですね。


大体、
記録って、
『1シーズン戦ったうえで残るその人の今年』
を現したものでしょ。

終わる前から記録記録って、
なんでそんなに大切なのかね。


1シーズン55本の年間ホームラン記録が破られたって、
王さんが【不世出の偉大なプレーヤー】だった事には一点の曇りもないし、
そんなことで測られるようなちっぽけな存在じゃないよ、王さんは。

そんなこと野球ファンならだれでも知っていて、
実感として感じているのに、
なんでこうも『王さんの記録が破られるのは嫌だ!』
という論調になるのでしょうね。

記録なんて、
所詮人々の『記憶』を補完するもの。

ワタシはそう思っていますがね。

『あ~、王さんのホームランは、すごかったんだよ!』
と実感バリバリにファンからファンへ、
そして次世代に受け継いでいく方が、
記録が残るよりもずっと尊く、素晴らしいことだと思いますがね。

まあ、
『ラミレスが破るんならいいけど、バレンティンは嫌だ』
というような気持ち、
分からんでもないけどね。

その記録の価値はファンが決めるもの。

王さんの868本のホームランの価値は、
あの野球に対する姿勢が素晴らしい王さんが達成したものだから、
素晴らしいものだと思っています。

マグワイヤとかソーサ、
ボンズにA.ロッド。

しょ~もない最近のMLBのホームラン記録を持つ選手の記録より、
ベーブルースの記録が記憶とともに語られるのは、
MLBの野球ファンが、
誰を認めているかの何よりの証左でしょう。


そう思って見れば、
バレンティンの記録も少しは違って見えてくるのではないでしょうか。

バレンティンの記録も、
彼が来年から日本の球界でどんな活躍を見せてくれるかによって、
長く語られる記録なのか、それとも単なる”あだ花”なのかが決まるということです。

ヤクルトについて言うと、
バレンティンのホームランと同時に、
宮本の最後の勇姿も目に焼き付けておきたいです。

やっぱり『引退』って、
シーズン中に『今年で引退します』って言ってもらった方がいいなあ、
なんて思います。

そうすれば、
最後にその選手のプレー、
観に行けるもんね。

そういえば20年ほど前、
あのMLBのノーラン・ライアンが『今年を持って引退する』と宣言した年は、
その後すごいことになったなあ。

中5日か6日で先発ローテとして最後まで投げていた彼。
だから最後の2か月ほどは、
彼の登板日目当てに観客がどこの球場でも押し寄せていました。

かつて彼が所属し、
彼の背番号を永久欠番にしたエンジェルスでは、
彼のアナハイムスタジアム(当時)での最後の登板に際して、
『引退セレモニー』
みたいなことまでやりましたからね、驚きました。

その時彼が所属したのは、
今ダルビッシュが所属するテキサス・レンジャースです。

その試合はワタシも見に行きましたが、
その最後の試合で97マイル(155キロ)の速球を投げ込みエンジェルス打線を完ぺきに抑え込む彼を見て、
『まだできるだろ~。なんで引退するんだろう』
と不思議に思ったものでした。

十分に余力を残しての引退でしたね。


宮本選手が遺したもの、
ヤクルトには実に大きな、
たくさんのものですね。


さて、
大学野球はいよいよ秋のリーグ戦が始まります。

東都が7日から、
そして東京6大学が14日にプレーボールです。

神宮の森がイチョウで黄色に染まる季節、
スポーツ真っ盛りになってきます。


プロ野球の話題に戻りますが、
ワタシは、
今年は【巨人打線vsマーくん】
の対決が見たいですね。

う~ん、
まさに頂上対決ですね。


おっと、
U-18ワールドカップの高校ジャパンの面々、
昨日は格下のチェコに15-0の6回コールド。
4連勝でしっかりと歩み続けています。

今日のカナダ戦は、
田口クン(広島新庄)の先発かな?

ローテで行くと、
4日 1次R vs カナダ      田口(広島新庄)
5日 2次R  vs 韓国(?)    松井(桐光学園)
6日 2次R  vs キューバ(?)  飯田(常総学院)
7日 2次R  vs アメリカ(?)  安楽(済美)
8日 決勝   vs ????    松井(桐光学園)⇒総動員

だと思われます。

今日勝っておくとかなり2次Rが有利になると思うので、
しっかりと勝ちを積み重ねていきましょう。

目標は全勝でのV奪回!!
頑張れ高校ジャパン!!


≪日本の高校野球が世界一だと、信じている≫


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