SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

優勝の香りが、漂ってきた!

2018年08月15日 | プロ野球

連日熱戦が続く甲子園。

昨日は横浜と花咲徳栄の関東対決があったり、
金足農の吉田投手が2戦目も超絶なピッチングを見せてくれたりと、
いろいろ見どころはありました。

しかし今日は小休止。
こちらも熱戦続くプロ野球の話題です。


昨日のメットライフドームでの西武ライオンズvsオリックス。

首位を行くライオンズですが、
まだまだ2位の日ハムとの差は昨日の時点で5ゲーム。
まったく安心できる差ではありません。

もとより打撃偏重・・・・・というか、
打ちまくることでしか勝ちを手繰り寄せられないライオンズ。
ファンの心理として、
安心できるとは全く思わず、ハラハラドキドキの毎日です。

この日の先発は、
今年のエース格である多和田。

後半戦の”開幕投手”を任されながらSBに2イニングで11失点とボコボコにされ、
降板後試合終了まで辻監督に「公開説教」された過去がある投手。
その後立ち直って3連勝中でしたが、
この日はその悪夢の『後半開幕戦』を思い起こさせるように、
1死しか取れないうちにまさかの6失点。

ただでさえ熱いメットライフドームなのに、
多和田が「熱く」させてくれずに「蒸し暑く」させてくれた・・・・
なんていう立ち上がりでした。

あ~あ

というため息交じりの開始となったものの、
「優勝するチームって、こんな試合をけっこう逆転で勝っちゃったりするんだよねえ」
なんて話していると、
西武の打線が苦手なはずのオリックス先発・アルバースから、
じわじわとホームランで追い上げを開始しました。

2回に外崎がソロを放つと、
3回にはメヒアが豪快にレフトに打ち込んで反撃の狼煙。

そして6回に山川がセンターに豪快に2ランを打ち込むと、
満員のファンの空気が明らかに変わりました。
その『逆転待望』の空気に乗って、
8回には森・中村の「大阪桐蔭コンビ」の連続2塁打で同点。

9回からは「崩壊する中継ぎ陣」を救うために6月、7月に、
あの”動かないこと山の如し”の西武フロントが動いて獲得したヒース・マーチンの両投手がナイスピッチングでつなぎます。

するってえと、
延長10回の先頭打者はキャプテン浅村。

この日初回に痛いエラーを犯して大量失点の主因を作った浅村でしたが、
『絶対負けない』という気迫で、
サードゴロを1塁ヘッドスライディングでセーフにしてサヨナラのおぜん立て。

続く4番山川は、
その浅村の気迫に触発されたか、
3ゴロで併殺を防ぐためにこちらも1塁へのヘッスラ。

3・4番の気迫満点の連続ヘッスラで盛り上がったベンチ。
その空気を、
『こんな場面が何よりも大好き』なお祭り男・森が逃すはずはありません。

直後に相手P岩本の速球をたたくと、
打球はあっという間に左中間を抜けて長打に。

さっきヘッスラしたばかりの山川、
ここでも走る走る。

1塁から長躯ホームへ。。。。。

そこでまたホームにヘッドスライディ~ング!!

西武は6点差を跳ね返しての、
歓喜のサヨナラ勝ちを収めて、
水のシャワーが乱れ飛び、
そこらじゅうでハグ、ハグ、ハグ。

この光景を見ていても、
西武がようやく「優勝するチームの雰囲気」を醸しだしたことを実感しました。

ここにきて心配されたブルペン陣も、
日本人、助っ人がうまく融合して機能し始めましたし、
新たな若い先発投手も出始めました。

久しぶりに見る、
優勝への勢い。

この勢いのまま、
最後まで突っ走って欲しいですね。

そして9月、
更に10月、おまけに11月と、
美酒を飲んで欲しいと思います。

突っ走れ、ライオンズ!


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