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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

藤浪が菅野に弟子入り!!!

2021年12月17日 | プロ野球

昨日のスポーツ紙の記事の中で、
ワタシが最も注意をひかれたのは、
阪神・藤浪が巨人・菅野に弟子入りという記事でした。

菅野の自主トレに、
藤浪が参加するというもの。

何しろ巨人のエースに、
阪神の、良くも悪くも最も耳目を集める投手が弟子入りなんて・・・

ホント、
時代も変わったなあ・・・・
と思うニュースですね。

昭和の時代なら・・・・なんて、
これを言っただけで引かれてしまいそうなフレーズですが、
そんな昭和からのファンだけではなく平成からのプロ野球ファンでも、
「阪神の未完のエースが巨人のエースに弟子入り」
というのは衝撃でしょう。

まあでも、
今の「プロ野球は一つの大きな”世界”であって、その中であ~だこ~だはつまらない」
というイマドキの世相をよく表していますね。

日本のプロ野球が一つになる、
サムライジャパンもありますしね。

長嶋監督曰く
「サムライジャパンの選手は、野球の伝道師だ」
という事ですから、
大きな意味で助け合うという構造は、
あるべき姿だと思います。

それこそが「スポーツとはいいものだなあ」と子供たちに感じさせてくれる一助になると思うので、
歓迎すべきことですね。

昔は、在りし日の星野監督ではないですが、
「敵とは一切関係を持つな、グラウンドでしゃべることも許さない」
という体育会的な厳しさこそが一貫したプロ野球球団、選手たちの不文律でしたが、
時代とともに変化してきましたね。

さて、
菅野に弟子入りをして、
藤浪は「きっかけ」をつかめるのでしょうか。

今年最後まで優勝を争ったとはいえ、
長い間優勝までは届いていない阪神。

その中で「彼さえ復活すれば」と言われていた藤浪ですが、
「変わったといわれながら元に戻ったり、元に戻ってだめだと言われながら凄い投球を見せたり・・・・」と、
何やら気まぐれな猫みたいな存在ですが、
”復活”・・・・・というより”覚醒”を阪神ファンは誰よりも願っているはず。

『手のかかるやつだが、カワイイやつよのう』

というのが、
阪神ファンの彼に対する最大公約数の気持ちだと思っています。

しかしふと阪神の投手陣を眺めてみると、
青柳、秋山らのエース級に加え、
新人の伊藤や復活した高橋など、
質の良い豊富な投手陣が出来上がりつつあります。

藤浪の食い込むスキはあるのか?
とみると、
彼にとって来季は待ったなしのシーズンになりそうな気がします。

藤浪にとっての課題は、
あきらかにコントロール。

菅野と自主トレを共にするという事は、
菅野の持つ「体の使い方」「手先のボールを操る技術」をいかに会得する、
あるいはヒントをもらうことができるか・・・・
という事でしょう。

短い期間だとは思いますが、
どうか頑張ってほしいと思います。


何だか邪推なんですが、
これで来年の今頃振り返ってみると、
藤浪が覚醒して阪神の投手陣の重要なピースになっていて、
菅野はシーズン後海を渡ってMLBに行っちゃったりしたら、
巨人にとっちゃ~踏んだり蹴ったりだなあ。。。。。

そんなことも思わないではないけどね。

まあいずれにしても、
藤浪も来年はついに10年目。
もう若手ではないし、
残された時間もそんなに長いものではありません。

今季は同じような立ち位置であった、
日ハム・斎藤や西武・松坂も引退して球界を去りました。
「永遠のハイ・プロスペクト」
ではだめなこと、
本人も十分に理解していると思います。

何とか頑張って、
甲子園でもう一花咲かせてほしいですね。

ワタシにとってもずっとなんだか気になる存在の藤浪。
何とかなってほしい・・・・
ワタシも切に願っています。



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