準々決勝

高校サッカーは今日準々決勝を迎えました。

 

第一試合　市船橋　２-１　名古屋

第二試合　青森山田　４-０　昌平

第三試合　近江　４-３　神村学園

第四試合　堀越　２-１　佐賀東

 

4試合のうち3試合が最後まで勝敗の行方がわからない接戦でしたね。

 

特に近江と神村学園の試合はすごかったなぁ。

神村が先行する展開も、

近江ど迫力の攻撃は凄かった。

１-２の展開から追いつき、

２-３からまた追いついて、

最後はＡＴで決勝点。

 

タレントが揃い今年こそは優勝という流れだった神村学園は、

去年に続いて今年もまた、

3点を取りながら無念の敗退。

何が足りないのか？

うーん、わかりません。

 

でも去年の準決勝同様、

後半に勝ち越して「勝った」と思ったところから捲られての敗戦は堪えますね。

来年三度目の正直、

期待しています。

 

市船と名古屋の試合も緊張感があるいい試合でした。

今大会旋風を巻き起こしていた名古屋は、

新たな愛知のサッカーを見せてくれました。

 

勝った市船はいよいよ準決勝で青森山田と対決。

今年のプレミアでの大戦では1敗１分。

名門復活には、

勝つしかありません。

耐えて耐えての時間が長くなりそうですが、

粘って郡司が決めて勝てば、

名門復活です。

 

そうはさせじの絶対王者・青森山田にエンジンがかかってきました。

今日は攻撃力のある昌平が相手でしたが、

序盤にリードを奪うとあとは楽々の試合展開で圧勝。

あれだけ攻撃力のある昌平に対して、

まったく形を作らせないところはさすがでした。

ひとり「大人のサッカー」をしている感じで、

「さすがはプレミア王者」という感じでした。

 

なんてったってプレミア王者ですからねぇ。

日本で1番強いサッカーチームってことですから、この年代では。

 

準決勝の相手は、

勝手知ったるプレミア仲間、

市船橋ですから、

多分やりやすいんではないでしょうかね。

 

まあしかし、

青森山田🆚市船橋

の試合は、

ワクワクするようなカードですね。

 

そして最後は、

堀越が一昨年の関東一以来の４強入り。

 

あの時は関一がコロナで無念の事態となりましたから、

東京もんとしては、

あの時のリベンジという思いも少しあったりはしますね。

 

まあでも、

ちょっと試合内容は他の3校に比べては今ひとつかな。

特に後半は、

足も完全に止まっていたし、

何か逃げ切りを目指して引いて引いて、

という感じがして逆に押し込まれまくりました。

 

佐賀東の同点を狙ったシュートが２本もバー、ポストに嫌われなければ、

厳しい試合になっていたと思われます。

 

準決勝は最後の最後まで足が止まらず、

ボール争奪にも強さを発揮する近江が相手。

果たして近江ハイパー攻撃を抑えることができるのでしょうか。

 

ということで、

いよいよ「夢の国立」にやって来ました。

してどうなる？！

 

 

そして昨日は、

高校ラグビーも準々決勝が行われました。

 

結果としては、

Aシードの３校、

桐蔭学園、東福岡、佐賀工が力を見せて準決勝へ。

もう１校は地元・大阪の大阪桐蔭。

予想された４校が順当に勝ち上がりました。

 

しかし敗れた４校、

超強豪の東海大大阪仰星はもちろんのこと、

流経大柏、茗渓学園、中部大春日丘の戦いぶりも見事でした。

 

やっぱり日本代表が強くなって来たのと比例して、

全国のチームのレベルが上がって来ているというのを、

ワタシは感じています。

 

日本ラグビー界に、

確実にそういった効果が出て来ているのは、

嬉しく思いますね。

 

関東に限っても、

桐蔭学園だけではなく、

昨年の国学院栃木や今年の茗渓、そして流経大柏も、

着実に力を蓄えていっている感じがしますね。

 

ここ何十年も、

高校ラグビーといえば、

「ラグビー王国」の関西勢と、

桐蔭学園、東福岡で「持ち回り」のようにやっているイメージがありましたが、

このところボトムアップが顕著で、

この大会も面白い試合が増えて来たように感じます。

群雄割拠になってくれば、

さらに大会も盛り上がっていくことでしょう。

 

ということで明日は準決勝。

中１日で試合が続いていきますから大変でしょうが、

なんとか踏ん張っていい試合を見せて欲しいですね。

 

第一試合は桐蔭学園と大阪桐蔭の“桐蔭対決“。

第二試合は東福岡と佐賀工の“九州対決“。

 

どちらも面白くなりそうな気配。

さあ、どうなるでしょうか。

 

サッカーもラグビーも、

今年もまた佳境に入ってきました。

さあ、最後はどこに栄冠が？！