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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

青森山田 最強の4度目V!

2024年01月09日 | サッカー

今日の朝は、
ドイツの”皇帝”ベッケンバウアーさんが亡くなったという悲しいニュースが流れたサッカー界。

そんな中で、
昨日は高校サッカーの決勝が、
国立競技場に55,000人を超す観衆を集めて行われました。

カードは【高校サッカー年代のキング】青森山田と、
新興勢力ながらグイグイと力を伸ばしてきた近江の対決。
なかなか興味深いカードとなりました。

戦前の予想では青森山田の優位が伝えられましたが、
準々決勝、準決勝の近江の戦い方を見ていると、
完全に波に乗っている感じがして、
「結構面白い対戦になるんじゃないか」と思っていました。

試合は前半から激しい攻防になりました。
青森山田はさすがの攻守を見せていましたが、
近江も対抗して、
拮抗した攻防が続いているように見えました。

先制点は青森山田。
前半34分に低いクロスを胸でトラップしてボレー。
見事な制度でゴールに叩き込みました。

近江も負けてはおらず、
後半に入ってすぐの2分に神村学園戦と同じように相手ゴールに怒涛のように攻め入り同点ゴール。
試合は完全にわからなくなりました。


しかし。。。。

ここからは同点に追いつかれた青森山田が、
そのすべてのサッカー力を見せて近江ゴールに迫っていきました。

堅い守備で相手ボールを奪うと、
強いフィジカルで相手を吹っ飛ばし、
速くて正確なパスの交換で翻弄。

すべてにおいて「これが青森山田なんだ」というところを見せてくれて、
ワタシは何度も「ほ~っ」とうなってしまいました。

これぞユースの強豪を相手にして、
今年度も2度目のプレミアリーグ優勝を飾った青森山田の強さ、すごさ。
存分に見せてもらいました。

近江に対してほとんど攻撃を許さず、
そしてついに16分、
エース・米谷が抜け出してキーパーを交わしゴール。
このビューティフルゴールで勝ち越した青森山田は、
さらに攻撃の手を緩めず1点を追加。

同点に追いつかれてからのサッカーはホント、
完璧なサッカーでしたね。

高校ラグビーの決勝のレベルの高さにも驚かされましたが、
高校サッカーのこの決勝でも、
青森山田のレベルの高さに驚かされました。

結局のところ、
やはり青森山田は頭一つ、
他のチームより抜け出た存在というのがよくわかりました。

それでもノックアウト方式のトーナメント戦ですから、
勝ち上がっていくのは本当に難しいと思います。
ましてやこの高校サッカー、
決勝戦をのぞいては同点で終了した場合は即PK戦。

しかし青森山田は、
こんなレギュレーションもなんのその。
長身のキーパー・鈴木が相手に立ちはだかり今大会2勝。
特に準決勝の市船橋戦のスーパーセーブには痺れました。


ということで、
ラグビーの桐蔭学園に続いて、
サッカーでは青森山田が頂点に立ちました。

両校とも、
とてもよく似たチームの成長曲線を描いていて、
4度目の優勝というところまで一緒です。

両校ともに高校ラグビー界、高校サッカー界での『絶対王者』に近い立ち位置に君臨しています。
特に青森山田については、
ユース勢をも蹴散らして君臨しているところは、
ものすごいことですね。

今年も高校サッカー、
盛り上がりましたね。

絶対王者が君臨して、
それを昨年、今年とも勢いに乗った新興勢力が追っていくという図式は、
なんだかワクワクします。

そしてやっぱり、
「この大会はちょっと別もの」
という感じで、
新たな「大会の華」のチームの出現が毎年見られますね~。

今年の「華」はやっぱり、
誰がなんと言おうと近江でしたね。

準決勝、決勝と、
スタンドで高校野球おやじには感涙ものの「近江の応援」が鳴り響いていたのも、
なんだかとてもうれしかったです。

ということで、
なんだかメンバーを見ると来年度も青森山田は今年以上に強そうな予感がしますが、
いったいどこが迫っていけるのか?
楽しみにしています。


そしてやっぱり、

国立の準決勝、決勝はいいなあ!!!!

そう思った今年の大会でした。



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