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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

箱根駅伝は駒大が強かった!

2023年01月05日 | スポーツ全般

今年も箱根駅伝が、
沿道のファンの鈴なりの人の中、
行われました。

沿道の大声援はコロナになってから初。
やっぱり大声援の中走る選手たちの顔は、
なんだか誇らしげに見えましたね。

レースは往路は駒大、青学大、中大の3校のつばぜり合いを楽しく見ていましたが、
山登りの5区、そして山下りの6区で青学大が大きく脱落。
残りは駒大がしっかりと力を見せて、
中大との差を詰めさせることなくゴールテープを切りました。

佐藤らの中軸が出ないという事ではあったのですが、
それでも圧倒的な選手層の厚さは他を寄せ付けませんでしたね。

エースの田澤も12月にコロナに罹患していたとのこと。
コンディションが悪い中、
あれだけの走りを見せるんですからさすがはオリンピアンですね。

優勝後の会見で、
大八木監督が監督を退任して、
総監督に就任することが発表されました。
監督にはあの藤田元選手が就任。
またまた楽しみになってきますね。

中大はこの箱根駅伝、
本当に頑張りましたね。

あの涙の予選落ちから、
何年ですかね?

今年の走りは、
1区からほぼトップを狙う走りをし続けて、
駒大をとらえることはできなかったものの、
3位とは大きく差をつける堂々の2位でした。

来年も吉居兄弟は残りますし、
有力な優勝候補の一角に上がってくることでしょう。
やっぱり白地にCの文字、
箱根には映えますね。

青学大にとっては、
本当に悔しい今年の箱根だったと思います。

4区まではしっかりと首位近辺でつないできたものの、
得意の山で5区、6区と失速して大差を付けられてしまいました。

それでも9区岸本が意地の走りで3位まで順位を上げて、
トップ3は外さずに駅伝を終えたのはチャンピオンの矜持でした。

レースですから、
何が起こるかはわかりません。
そんな中、
獲り返すぞとばかりに9,10の残り2区で追い込んできたのは、
力のある証拠ですね。

4位は国学大。

出雲、全日本と連続の2位で、
この箱根は「ひょっとしたら」を狙っていたと思います。

本当は中大の位置で、
レースを展開したかったと思いますね。

1区で少し出遅れるというスタートで、
レースプランを崩されたという事ですね。

それでも7区で3位まで上げてきてさすがと思われたのですが、
9区で失速して青学大に抜かれ総合4位でフィニッシュ。
来年総合優勝を狙うためには、
何かを変えなければならないでしょう。
何とか来年に向けて、頑張ってほしい1校です。

その後は順大、法政、創価とシード校がしっかりと今年も結果を出して、
来年のシード権を確保しました。
早稲田は2年ぶりのシード権。
層の薄さがウィークポイントと言われていましたが、
それを感じさせない走りでした。

9位に食い込んだ城西大。
初めて留学生を入れて臨んだ箱根路。
ず~っとシード争いの渦中にいて、
いつ落ちていくのか・・・・・と思われましたが、
最後の最後まで粘ってシードを確保。
大きな収穫のあった今年の箱根でした。

10位は東洋大。
なんとかかんとか、
シードを確保です。

今季は出る駅伝で結果を残せずにいましたが、
「いやっそこは東洋大、箱根になったらきっとやるはず」
と思っていました。

しかし以外にも、
1,2区で出遅れると3,4区でも巻き返せず、
大きくシード争いから遅れる波乱の展開でした。

しかし復路でじわじわと順位を上げ、
ようやく9区でシード権内に。
そして10区でもそのリードを守って、
何とかシード権だけは確保しました。
前項の中で最長のシード権確保だそうです。

来年は捲土重来を期すレースになりそうです。

シード権は取れませんでしたが、
55年ぶり出場の立大は、
何とか大手町までタスキをつなぐことができました。

いい経験になったことでしょう。
最終10区で順位を落としたものの、
復路はずっと14位で来ていたので、
そのぐらいの実力はあると自信をもっていいのではないかと思います。

ここから「駅伝名門校」へと昇華できるか?
来年がとても大事な年となってきそうです。

東京国際大はヴィンセントの圧巻の走りを生かせず11位、
明治は各選手による浮き、沈みが激しく順位に反映できませんでした。
帝京、東海、日体のシード常連校にとっては苦しい駅伝。
見せ場を作ることなくシード圏外へと沈んでいきました。

立川ではトップだった大東大、
個人トップの木村を擁した専大はその木村が出場できず、
レースの流れを作れませんでした。


今年も悲喜こもごもの箱根駅伝。

来年はついに100回大会を迎えます。
予選会には関東学連以外の全国の大学が集結。
ものすごい数になるでしょうから、
波乱の展開も考えられます。

そういう点でも、
「来年予選会に出るのだけは・・・・・・」
と思っていた学校、かなりあるんじゃないでしょうか。

新時代を迎える箱根駅伝。
レース自体、運営自体が、
どのように変化していくのでしょうか。

それでも人気は相変わらず。

ワタシもずっと10時間以上、
2日間見っぱなしでした。
今年は沿道へは繰り出しませんでしたけれど。。。。

激走をした選手たち、
そして関係者の方々。

ホント正月から、
ご苦労様でした。

良く晴れて気温もそこそこ、
いい条件でのレースで、
いい感じのフィニッシュを迎えられました。

やっぱりニッポンの正月は、
箱根で始まりますね。



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