SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

神々しいうしろ姿

2009年07月15日 | ボクシング

昨日、神戸と東京で、
ボクシングの3大世界タイトルマッチが行われました。



【神戸】
 ▼WBC世界バンタム級タイトルマッチ 12回戦
  ○王者・長谷川穂積(真正) 1回2分28秒TKO 
    同級4位・ネストール・ロチャ(米国)
  
 ▼WBA世界ミニマム級タイトルマッチ 12回戦
   王者・ローマン・ゴンサレス(ニカラグア) 判定(3-0) 
  ● 同級1位・高山勝成(真正)
  
【後楽園】
 ▼WBC世界フェザー級タイトルマッチ 12回戦
   同級1位・エリオ・ロハス(ドミニカ)    判定(3-0)
  ● 王者・粟生隆寛(帝拳)
   


バンタム級王者・長谷川穂積が、
またも1ラウンドKO勝ちで、
9回目の防衛に成功しました。

日本人王者としては、
具志堅(13回)に続く記録です。

『凄い!すごすぎる!!』

言葉はこれしかありません。

武士の真剣勝負、
宮本武蔵を思い浮かべるようなたたずまいと、
パンチの切れ味でした。

見ていたほとんどの人が思ったのではないかと思うのですが、
1ラウンドの1分間を見ただけで、
長谷川がこの相手に負けることはないと確信できました。

それほど動き・パンチに凄さがありました。

ダウンを奪ったあと、
颯爽とコーナーに向かっていく姿は、
神々しくもありました。

何か別の次元でボクシングをやっている、
そんな印象さえ受ける、
昨日のタイトルマッチでしたね。

思えば、
長谷川を知ったのは、
数年前の西武ライオンズキャンプに長谷川が参加してから。

そのときは確か、
『世界挑戦する』
時期だったと思います。

ライオンズのキャンプに参加して、
同い年(?)の松坂からエールを送られ、
テレながらシャイな一面を見せていた長谷川を思い出すと、
今の神々しさが信じられません。

真正ジムに移籍してから、
彼の凄みがどんどん増してくる気がします。
まさに『水を得た魚』ですね。

さて、
今後どうしますか?

バンタムには敵はいません。
階級を上げて2階級制覇に挑むのか。

長谷川のパンチ力なら十分に通用すると思います。
動きも、
そんじょそこらのものじゃありません。

出来れば、
ラスベガスという最高の舞台で、
超強豪と雌雄を決する夢のビッグマッチをやって欲しい。

【長谷川】
の名前を、
世界の人たちの脳裏に焼き付けて欲しい。

それが、
『長谷川ファン』
の私の希望です。

これからもがんばれ!!

*粟生は残念でした。
 手数を封じられたとき、どうやって戦うのか。
 課題を突きつけられた感じがします。
 しかしまだ彼のプロボクサー生命は、半ば。
 これから強くなるための第1歩という気がします。

 元世界王者・渡辺二郎のようなチャンプを目指してください。
 彼も敗戦から立ち上がっての制覇ですよ。

*高山の試合。
 あの映し方じゃ、どんな試合だったか分からん。
 ユーチューブででも、チェックしなおします。

 ローマンゴンザレスが破った選手、星野ではなく新井田の間違いです。訂正します。ごめんなさい



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