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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

ペナントレース開幕間近 順位予想

2018年03月28日 | プロ野球

さあ今年も、
プロ野球が開幕です。

ここ2年ぐらい、
プロ野球は大きな地殻変動を起こしたといっていいでしょう。
特にセ・リーグ。

広島が2年連続でペナントを制し、
DeNAがCSへの権利をはじめて勝ち取り、
さらに昨年は日本シリーズへ久しぶりに出場しました。

00年ぐらいから常に優勝争いを繰り広げてきた「3強」の巨人、阪神、中日は、
いずれも過渡期を迎えて、
後塵を拝するようになってきてしまいました。
いったい今年はどうなるのでしょうか。

パ・リーグは「王国」を築きつつあるSBが盤石の戦力を整える一方で、
追ってくるチームはまさに年変わり。
好調なチームが優勝争いに参加してくるものの、
それは2年と持たず「単年のみの輝き」ということが多く、
そういった意味では混とんとした状態ということも言えますね。

そんな中での今年のペナントレース。
毎年のことながら、
ワタシの順位予想は『希望的観測』いっぱいの、
”極私的”の域を出ない順位予想なので、
ご容赦を。


【セ・リーグ順位予想】

去年は『純パの会』のワタシとしては珍しく、
セ・リーグの試合をかなり見ました。
まあ、広島やDeNAといった”新しい風”を吹かせてくれるチームの戦いぶりが、
見ていてとても楽しかったからです。

そんな中でちょっとずつではありますが、
セ・リーグの野球に見方もわかりつつある今年……という感じでしょうかね。
解説者の順位予想を踏まえながら見てみると。。。。

1位 DeNA
2位 広島
3位 巨人
4位 阪神
5位 中日
6位 ヤクルト


DeNAは、昨年も1位予想をしましたが、
見事に外した……と思っていたらCS勝ち抜いちゃったので、
『外したようで当てた????』
なんて自己評価をしていますが、
今年も昨年のように波に乗ることができれば、
十分に優勝を争っていけるとみています。

左の先発陣が額面通り働くことができれば、
やっぱり脅威ですよ、このチームは。

打線もまとまっているし、
今年はペナントをとってもおかしくないですね。

そしてなんといっても熱狂的なファンの後押し、
これも大きな力になってくる感じがします。
サッカーの川崎フロンターレのような結末、望んでいます。

広島はキャンプ当初は何も心配ないと思っていたのですが、
ここにきて大きく狂い始めているのが心配の種ですね。
投手陣の柱として期待される薮田と岡田が、「ひょっとしたら、シーズンで使い物にならない?」という不安材料を露呈して、
野村、ジョンソンの二人も多くは期待できそうにない雰囲気。
ひょっとすると広島、投手陣でかなり苦しむことになるのでは・・・・ということで2位にとどめました。

打線を見ていると、
「1位以外はあり得ない」と思いますけどね。
どうなりますか。

3位の巨人と4位の阪神は、
あくまでも「現在の調子を加味して」ということ。
簡単にひっくり返る可能性も十分です。

ワタシは毎年、
巨人の評価を高くしているのですが、
過去2年を見ていると圧倒的に巨人にかけているのは「首脳陣への信頼性」に尽きるということがわかりました。
戦力的に見れば十分すぎるほどなんですが、
それでも今年高く評価できないのは、
「肝心なところ、特に苦しい局面になった時、高橋監督では耐えきれない。推進力を出せない」
と思っているから。

先発投手陣にも、
若干不安が出てきましたしね。

それでも岡本、吉川を使い続けることができ、
彼らがそれに応えて数字を出していけるのであれば、
巨人は「新時代」へ向かうことができるのではないかとも思っていますがね。

「原さんの時代はよかったあ・・・・」
との嘆きが3年連続して出るようだと、
Bクラスも十分にあり得ると思っています。

阪神は何だか「未知数」な戦力が多くて、
「1位~5位くらいまで、どの順位でもありうるなあ」
という評価ですかね。

なにしろロサリオが「打つのか打たないのか?」それが大きいですね。
彼がマートンぐらい打てば、
そりゃあ優勝か2位ぐらいは、
十分な戦力ですね。

福留、糸井、鳥谷らのベテランに頼る攻撃陣なので、
夏場以降が心配なのは例年通り。

そして投手陣では、
藤浪が覚醒すれば・・・というところですかね。
それでもベースになる戦力は整っているので、
Aクラスをしっかりと確保してCSに向かいたいところでしょう。

中日、ヤクルトの5位争いは、
ある意味熾烈を極めるかもしれません。
借金15ぐらいのラインでの争いかな?

中日は開幕投手を務める3年目の小笠原に期待。
悪くとも10勝、よければ15勝が見えてくれば、
ぐっと投手陣全体のレベルがアップします。
投手陣を整備させるのに天才的な手腕を発揮する森監督の下、
中日の投手陣には期待がかかりますね。

一方どう考えても投手の数が質量ともに不足しているヤクルトは、
打線中心に戦っていくしかありません。

その打線は、青木の復帰によって、
一気に活性化しつつあります。
川端、雄平、畠山らのベテラン陣が怪我無くシーズンを過ごせれば、
山田、青木、バレンティンなどの主役たちと相まって、
リーグ屈指の打線を形成できそうですね。

その打線に強力援護された「リーグ最弱」の投手陣がどこまで踏ん張れるのかが、
Aクラス入りへのカギとなるでしょう。






【パ・リーグ順位予想】

パ・リーグはもう、予想するまでもなく1位はやる前から「よほどのことがない限り」決定的と言えそうです。
しかし今年は・・・・(毎年そんなことを言っている気がするが)、
そこそこ面白いチームも増えつつあって、
いいペナントレースになることが期待されています。


1位 ソフトバンク
2位 西武
3位 楽天
4位 オリックス
5位 日本ハム
6位 ロッテ


まあ、ほぼ去年通りの成績になりそうということですよ。
SBは何といっても、
巨大戦力というよりも、
「チームの骨格がしっかりしている」ということと、
「強いチームが持つ雰囲気を持っていて、気持ちがとても強い」
「チームが勝つということに一丸となっている」
そんなことが他のチームとは圧倒的に違うので、
一人や二人故障者などが出たところで、
びくともしない本当に強いチームだと思います。

実際このオープン戦最後に来て、
投手陣、野手陣ともに万全とはいいがたい状況ではありますが、
それでも「1位は間違いない」と推せるチームだと思います。

松田、内川、サファテと、
チームの核になる選手たちの強い気持ちは、
今年もチームを優勝に導いていくことでしょう。

ただ、戦力的には昨年などと比べるとちょっと心配なところもあります。
しかしながら、
投手陣などは今年が若手のブレークするチャンス。
田中をはじめとして、石川や高橋など、
「主力予備軍」がわんさかと控えていますから、
そういった意味でもファンにはたまらない1年間になる・・・・・ことでしょう。

2位は昨年に引き続き、
西武を推しました。

戦力的には昨年よりも劣る感じがしますが、
チームに流れる空気、雰囲気といったものに、
「戦う準備」ができていることを感じ取れるからです。

昨年の「まさかの大ブレーク」で選手はかなり自信を持った感じで、
今年は全員のベクトルが一直線に前へ・・・・・と向いているような感じがします。

辻監督の手綱が、
実にいい感じで引かれていて、
チームを導いていっている感じがするので、
戦力は落ちても今年チームは「アップトレンド」で戦い抜くと見ました。

3位は楽天。

こちらも戦力の上積みはあまりなく、
昨年の後半での失速が頭をよぎるところなのですが、
昨年と違うところ、それは投手コーチが佐藤義氏になったこと。

ワタシは彼を、
現在の球界で3本の指に入る名投手コーチとみています。(長いこと)

それゆえ、
昨年後半に崩壊気味になった投手陣を、
シーズンを通してきっちりと仕上げて戦える体制を維持する、
とみています。

そうなればAクラスどころか、
優勝争いを繰り広げる可能性すら、
あると思っています。

4位は戦力を整えたオリックス。

投手陣の整備、そして吉田がヘルシーで開幕から出られるということで、
アゲアゲの雰囲気も漂います。

ただ、
ここ数年毎年そんな感じでペナントレースに突入するものの、
結局は息切れ・・・・・というか、
選手のベクトルにぶれが生じてきてしまう、
ということの繰り返しのような気もしているので、
順位を4位にとどめました。

ただ、田嶋がブレークする予感はしますね。
山岡、田嶋の若きエース候補二人が金子、西をサポートする、
豪華な投手陣となりそうです。

今季は果たして、
チームにかかり続けている「何とも言えない靄のようなもの」を取り除けるシーズンになるのでしょうか。


日本ハムは、
ポスト大谷元年というか、
清宮元年というか。

魅力あるチームに違いはありません。

今年は若手が伸びる「ビルディング年」との位置づけかな?
最初から優勝を意識して臨むシーズンではないでしょう。

しかし今年しっかりと若手を育て上げられれば、
来年はしっかりと優勝を見据えた戦いになっていくことと思います。

日ハムについては、
ファンもそういう見方をしているチームだと思いますので、
温かい目で「新たなチームの熟成」を楽しむシーズンになりそうな感じです。


ロッテは井口監督を据えて反抗に出るシーズン。
どこまで井口カラーを出してチームを変えていけるのか。
MLBで長く活躍した井口監督だけに、
外人選手に対してしっかりとケアができるのではと思っていて、
伊東監督とは違った特徴を出していけるのではないかと思ったりしています。

まあしかし、
今年優勝を争えと言ってもそれは無理な話。

ロッテらしいしぶとい戦い方を確立できれば良しというシーズンでしょう。




ということで、
今年もペナントレースが始まります。

日本一はどこのチームかといわれると、
言葉に窮してしまいます。
今年は何か、
セ・リーグに栄冠が輝きそうな気が。。。。。
あくまでも勘ですがね。

いずれにしても、
今年は激戦のペナントレースになりそうな予感もあります。


さあ、始まります。
今年も野球を、見まくるぞ~!




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