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ファッション、趣味を中心に実際に購入したものまたこれは・・・と思うものを紹介していきます。

viva roma + gradevole

2010-03-26 | FOOD
昨晩はオペラコンサートへ。
「それでも恋するバルセロナ」「NINE」と映画を観ていたのでなんとなく気分は陽気なスペイン、イタリアみたいな・・・そんな思いを肌で感じたいと思い行ってきました。

ここ数年ローマでは市とローマ歌劇場の共催により著名な広場等でオペラ歌手が歌う催しが行われていて、観光客に大変な人気なのだそうです。
そんなイタリア広場のでの野外コンサートの雰囲気を気軽に味わおう・・・というようなリラックスしたオペラコンサートでした。
構成はソプラノ(高橋薫子)、テノール(ファビオ・アンドレオッティ)、バリトン(レオナルド・ガレアッツィ)、ピアノ(山口佳代)。そしてステージにはスクリーンに映し出されるローマの景色。

シンプルな構成だったので、気軽に聴けイタリアって感じのオペラでした。プログラムもわかりやすく耳なじみのあるモノもあり、オペラが身近に感じられましたね。

観客のなかには外国の方もちらほら・・・しかし日本の人はほとんどが年配の方。ワタシのような30代、40代の人はあまり見られませんでした。気軽なオペラなので、会社帰りにオペラを聴いてご飯・・・なんてデートもいいんじゃないかななんて思ったりもしましたが、そんなカップルはいなかったような。いや、みんな忙しいのかな。
地方は東京などの大都市と違って芸術文化などに対する考え方がちょっと遅れているような感じがします。メディアなどで取り上げられたりすれば話題性で足を運ぶのでしょうが、気軽なコンサートや、演劇、展覧会なども行ってみると意外に新しい発見や、日常からちょっと逃避できたりもします。頭はリセットできリフレッシュされます。


         
オペラのあとはosteria gradevoleへ。
ここのお店は細い路地裏にあるのですが、混んでいるんですよね。
ところで、ここのギャルソンの方、どこかで会ったことが・・・そう、ちょいと知り合いの方でした。素敵なギャルソンで長岡の閉店したサバティーニでお世話になり、その後もちょっとお目にかかったりしていたのですが、今度はこのお店でまたお会いして。
最近、顔は覚えているけど何処で会ったっけ?なんて思い出すのに時間がかかる事がよくあり、脳細胞が消滅してきているのかななんて少し悲しいです。でも最終的に何とか思い出せモヤモヤは解消されているのでぎりぎりセーフ。


         
自家製のサングリアと地鶏白レバーのパテで乾いた喉を潤わせてから、カルボナーラとハウスワインのサンジョベーゼ。
お店の中もワイワイ・・・もちろんオステリアなので堅苦しくなく、おいしい料理においしいお酒、心地の良い音楽に、気の合った仲間。そして素敵なギャルソンに気さくなシェフ。食事を楽しむってこんな要素が集まった場所で感じられるんじゃないかなと思います。
オペラの余韻とこのお店の空間のマリアージュ。楽しい夜でした。



The 3 Tenors 'O sole mio Carreras Domingo Pavalotti
プログラムの最後の歌。イタリアの青い空と青い海、気持ちの良い太陽が感じられる歌でした。



Verdi La Traviata Brindisi Libiam ne' lieti calici
アンコールの最後の曲。ソプラノ、テノール、バリトンそれぞれの持ち味が聴けた楽しい歌でした。




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