andiamo

ファッション、趣味を中心に実際に購入したものまたこれは・・・と思うものを紹介していきます。

Naoshima

2009-05-07 | ART
「建築家安藤忠雄」を読んでから行きたいと思っていた直島。
香川県の人口3500人の名もなき小島が1980年代末より続けられているアートプロジェクトでいまやアートの聖地となっています。何に惹かれたかはわかりませんが、とにかく行きたいと思っていました。今回のGWの旅行の目的はこの直島を感じてくることでした。



はじめて見る瀬戸内海の小島群。日本海とは全然景色が違います。よく言う日本海は寂しいイメージ・・・。なんとなくわかる気がします。新しい土地に行くと見るものすべてが新鮮で、刺激的です。



V70をフェリーに積んで、直島探索に出発です。フェリーは行った順に乗船となります。朝早くに行ったおかげでスムーズに乗り込めました。



島全体がアートプロジェクトとなっていて、島のあちこちにアートが点在していて、その傍ら実際島で生活している人々の日常が見られ、アートと生活が融合しています。
本村地区において「家プロジェクト」という古い民家を改修しアーティストが家の空間そのものをアートとし展示されています。この家は大竹伸朗氏の「はいしゃ」。その他6家が展示されています。



GWは一年で一番の混雑で、夏休みは美大生が多く訪れるそうです。


          
「南寺」。ここは鑑賞するのに整理券が必要で、GW中は午前中で整理券は完配。建物は安藤忠雄が設計し、中では光そのものをアートとするジェームズ・タレルの作品が見られます。とにかく不思議な空間でした。



直島へ来た一番の目的は地中美術館。この美術館は地上に見える外観はごくわずか、建物のほとんどが地中に埋まっている美術館。館内は照明はほとんど無く、自然光を安藤的に取り入れることで、作品をその日の天気、時間、季節によって光の明るさの変化で作品と自然が融合、常に違う顔を見ることが出来ます。美術館というと「静」と緊張感がありますが、そこに自然の光の「動」を加えることによって、その空間は静寂さの中に「生きている」ということを実感することができるようになっています。

まだまだゆっくり雰囲気を感じたいところでしたが、今回の直島探索は島全体を見れたことでとても満足できる内容でした。次回は自転車を持ってまわってみたいと思います。


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