心のかけこみ寺

占い講師「庵 妃慧」の徒然日記

「うつ」と「胃」は、お友達らしい!

2005年11月29日 17時37分25秒 | 占い
郵便物の中から小さな冊子が出てきた。
{東洋医学編とあり、「うつ」は東洋医学では「胃」の経絡が巡らなくなって起こるとされ、不規則な食事等によって脳に充分な栄養が届かない事から起こる病気。全身に気血が巡らなくなり、やる気がなくなって行く云々。
症状は、明るい所を嫌がり、人と話す事が出来なくなり、一人部屋に閉じ篭る。秋から冬にかけては日照時間も短くなり、木々は色づいて次第に落葉し、ただでさえ気分が落ち込む季節です。こんな時期に意思に反して過労が重なったりすると一気に「うつ」状態に陥る様です…。}

何故か「胃」の調子が、すっきりしなかった?
それはお友達同士だから、手を結んでいたのだ!
謎が解けた気がした。

{新鮮な「天」と「地」の気を、お腹一杯に吸って「うつ」を解消!}
これは少し難しい。出不精なのだから。「地の気」の栄養だけで補う。

宿命で判断すると「天」も「地」も変化させられているから、イライラして纏まりがつかなくなっている。その状態を指す。
頭が病むと、食事にも興味が沸かない。

それは秋の季節に症状が出るか、春に出るか、夏に出るかは、その人の宿命によっても違ってくる。
何でも循環が良いと「健康」という事になる。
正直な話分かっているけれど、巡り合う運気の仕業には、愚の音も出ない。

心のかけ込み寺

ほんまもん?

2005年11月29日 16時48分29秒 | 占い
初秋になった頃、やたらと「りんご」がスーパーの店頭を飾る様になった。
「一つ買って、味でもみましょ!」
やはり期待はずれだった。何故か?かすかすした感じがする。
「やっぱり、りんごは買わない事にしょう」
そう決心していたら、ご近所さんから頂いた。
「青森産なのだけれど、姪っ子がリンゴ園をやっていて、そこで栽培しているりんごとジュースです」
私の心の叫びが聞こえたのでないかと思った。
「甘い!」
ジュースの中に蜂蜜が入っているのでないかと思うほどに。

大きなりんごを二つに割ると、芯の色が薄緑で甘酢っぽさの香りと共に蜜が手を濡らした。
この様な“ほんまもん”に出合ったら、店頭に並ぶりんごは買えなくなる。
“みかん”だってそうなのかも知れない。

産地直送の味が当たり前になっている生活から離れると、本当の味が理解されるのかも知れない。
ほんまもんの“りんご”の様に。

心のかけ込み寺

“野次馬”

2005年11月24日 11時59分46秒 | 占い
午前3時、消防車が走る。サイレンの音で目が覚めたのか、その前に覚めていたから、耳に入ったのかは分からないが騒がしい。
戸を開けて見る気持ちも無く、寝床でウツラウツラしながら、思い出した事があった。

ある商店の一人息子が、消防車が走ると夜中でも仕事中でも兎に角それについて現場に走るのだそうだ。
昼間だと仕事をほうり投げてでも飛び出て行くので、親はイライラする事が多かったそうである。
ある時「火事だ!」と知ると、いの一番に何時も飛び出る息子を見ながら、ふと思いついたのだそうだ。
「役所へ行って消防署員の欠員が出来たら入れて貰おう」と。
田舎の話である。一言役所へ伝えておいたのだそうです。

そんなある日夜中に火事騒ぎがあり、階下で息子の様子を窺っているが一向に起きる気配が無い、痺れを切らして起こしに行くと「寒いから嫌だ!」と言って布団に包まって起きようとしない。
「消防員になったら、そんな訳にはいかないのだから…」
「それが嫌なのだ!」

野次馬根性は何処まで行っても「野次馬」だけで、無責任な感覚で物見だけに興味があり、それ以上の感情が無いのだという事がはっきりと認識させられた。

次の日その親は、恥ずかしい気持ちを隠して「欠員の時の希望」を取り下げに行かざるを得なかったそうである。

野次馬とは「無感覚の無感傷」の人物なのだ、と言う事を学んだ話であった。

遠のくサイレンを聞きながら「一安心」再び眠りに入った。


心のかけ込み寺

”少年の船”

2005年11月23日 20時41分00秒 | 占い
9月11日の衆議院選挙で、小泉チルドレンが大勢誕生した。
その中の一人、井脇ノブ子氏の名前に聞き覚えがあった。
それは今から遡る事30年位前。隣の街、三重県熊野市で“少年の船”の募集があり、息子を参加させていた。
その時に面接や説明会等で、お目にかかっていたのである。

その事に少し触れてみると、当時7万5千円前後の参加費で、船の上で合宿生活をしながら沖縄へ出かけるものだった。
何故、息子を参加させたのかと言うと、{父親を亡くし、祖母を含め女性の中で育ったから逞しさに欠けるのだ}と言う気持ちを持っていた。
少なくとも、そういう体験をさせると多少なりとも逞しくなるのでないかと言う、ささやかな期待を持った親心から小3の子供を送り出した。
同じ事を考えて「内の子も」と云った、母子家庭のお母さんがいて、その時、片親の考える事は似通っていると感じた事を思い出す。

一週間が経って子供が帰ってきた。
さぞ、精神的に成長しただろう?と期待したが、虚しい返事だった。
船酔いをして食事が取れなくても助けてくれる人は無く、与えられた作業はこなさなければいけないし、散々な目に遭ったと言う不足を聞かされた。

それは“少年の船”がそうであると言うのでは無く、息子には体験としては、余りにもきつ過ぎた扱きだったのであろう。

その時お目に掛かっていた人が今回の選挙で、小泉チルドレンの一人として当選されたのである。だから身近に感じ、関心を持って見ていた。

{23歳で“少年の船協会”を創立され、30年間で4万6千人の青少年を熱烈に指導した}という記述を見た時に、当時の船上での指導方法をかいま見る感じがした。

その井脇氏も先日体調を崩されて、病院へ搬送されたらしい。最初の病院ではらちがあかず、病院を変えられたと言う事がちらっと放送された。
何方かが言っていた、{自民党の中では13の勉強会があり、その中の11に顔を出しているので廊下を走って移動しているが、あれは少し無理だ。}

若かりし日、熱烈に少年を指導した時の様に、熱烈に勉強しているのかも知れないが、人間の頭にも年齢と共に詰め込む限度が少なくなり「浅く広く」と言う言葉がある様に、深く多くは無理なのである。

昨日の「自民党結成50年大会」に姿を探したが、目に止まらなかった。
折角、此処まで登りつめたのだから、感情のコントロールにも気を配って、細く長く政治家の生命を保って欲しい。

お互いこの年齢になると感情が先走り、身体が後からついて行く様子を想像して、わが身を振り返るのも良いと思う。

お大事に!

心のかけ込み寺

そら恐ろしい!

2005年11月21日 12時03分39秒 | 占い
前記の話を元に「攻略法」に関して、その人の持つ性質の説明を生徒にしていたら
「古い話ですがね、私の伯母がある霊能者(死亡)に{人をやっつける方法を伝授して欲しい}と頼みに行って○○百万円払ったそうですが、その前に怖くて実行出来なかったそうです」
「{人を呪わば穴二つ}と言う言葉は、その戒めの為にあるのよね」

「頼みに行く人、それを教える人もあると言うのも事実なのですから、どちらもどっち、怖いです。」

「王道を貫く事が大切ね」

この世は、奇なり。

心のかけ込み寺


貴女の気持ちは、分からないではないが…。

2005年11月21日 11時37分38秒 | 占い
「攻略法を教えて下さい」
「性別と生年月日は?」
「男性です。○年○月○日生まれ」
「貴女との関係は?」
「トップです」
恋愛の相手かと思ったらそうでなかった。
「ところで、貴女はこの問題に全てをかけて戦う気持ちがあるの?」
「悔しいから、皆と今騒ぎ出しています」
「この人には、太刀打ち出来ませんよ。無理です」

人には色んな種類?(失礼な言い方かも知れないが)があって、口は出すけれど手を出さない人(要するに、喧嘩をたきつけるだけの人)その中に入ってワイワイ騒ぎ出す人、決着を付けるまでやる人、見ている人等千差万別。

組織で言うと、会社に入ったら規則にそって組合員になるが、組合の仕事には首を突っ込まない人(アンチ組)。反対に一生懸命組合活動をする人(労組)と、はっきり分かれるが、それは宿命をみれば一目瞭然としている。

話を戻すが
「貴女は、その問題で自分の生活を賭ける程の気持ちはあるの?」
「ないですよ、でも悔しいのです」
「今、仲間を集める為に焚き付け出したのね」
「……」
「貴女は口を出しても手は出さない人!と言う事は、人がそれに乗って騒ぎ出すと手を引いて眺める側になる人に変わる。最後まで戦う気持ちがないのなら辞めなさい。同僚に迷惑が掛かる。その問題は社内改良の為になると外でいる人間でも思うのに、自分の仕事場がなくなると言う不安で騒いではいけないと思う」
「でも、生活が出来なくなるかも知れません」
「その時はその時、他の職場を与えられるかも知れないでしょ。その為に組合が存在しているのと違う?」

「…考えて行動します」
「私は貴女を攻略しましたね!」

ご心配頂きまして、有難う御座いました。

2005年11月21日 10時53分43秒 | 占い
自分のblogを楽しみにして頂いているとは余り感じていなかったが、今回身を持って知りました。
「今日も書いてないと思って、心配よりもなんで書かないのと云う不満を持ってました」
又先日、中国から生徒がやってきた。
「楽しみにあちらでもblogは拝見していますが、今月はストップしているのでどうしたのかなと心配をしていました」等、嬉しい意見を耳にしました。

一日の半分の時間は寝ていました。まる二週間の間は大変でしたが、運気の変化に頭が馴染んだのか、気分が楽になりどうにか平常に戻りつつあります。(変化した平常かも知れないですね)

また、そろそろblogで楽しもうと思いますのでお付き合い下さい。

心のかけ込み寺

お元気ですか!

2005年11月16日 21時48分37秒 | 占い
知人からメールが届いた。

「有難う。元気ですよ」
暫らく経ってから、返事を送った。

「お元気なので良かったです。HP(blogの事だと思う)が動いてないので、病気かも知れないと思っていました」

まさか「うつ病なのです」とも云えない。
この11月は、全ての条件が宿命に出揃ったと云う訳で大変な事を体験している。
もし、何も知らなかったら、自分が自分を持て余して何を仕出かしているか判らないと考えるとゾーとする。
兎に角この月は、無事に通り過ぎてくれる様に時間との戦いである。

昨夜グラチャン2005年バレーボール大会を観ながらハッとした。
今の精神状態は、スローモーションで世の中を見ているのだという事に気がついた。
だから、交差点で右側から来る車と、左側から来る車を咄嗟に避ける作業が遅いから迷惑を掛けている。
信号が青に変わり、暫らくそれを眺めてから行動に移す。
その時はもう点滅になろうとしている。そこで始めて渡り出す。
危ない目と迷惑を感じて、外に出ても交差点は渡らない範囲で用を済ませる事にしている。
これも中々大変な事で、生活範囲が狭い上にもっと狭くなる。
だから、殆んど出ないで部屋の中で過ごしている。
しかし、blogは書けない。

頭の中は、鳴門の渦潮みたいに感じ、物を見るのはスローモーションビデオもどき、手足の動きはピント外れ、どうしょうもないから予約の無い時は殆んど電話を切って寝ている。
こんな生活が出来るのも、環境が良い?からだろう。

この状態を人は、鬱病とか躁鬱と思うかも知れないが、私の場合は、躁鬱の症状は出ない。
しかし家族があれば、そうなるかも知れない。
静かに自分を観察して過ごせるから、鬱病状態で済んでいるのだろう。

「お母さんって変わり者?そうでないよね。普通だよね」

娘が、笑って答えなかった。

「来月になったら、元気になるから安心してね!」

心のかけ込み寺

宿命というもの!

2005年11月12日 23時15分20秒 | 占い
昨今、何ともいえない事件が多い。特に高校生が関係した事件に遭遇すると何故か心が沈み感情が騒ぐ。身近に接する高校生がいるからだろう。
あの子の運勢はその様になっていない。そう理解していながらも登校下校の心配が先走りして不安をあおる。
それは、自分の精神状態がそうさせる月なのだと解釈していながらも。

11月最初に新聞を賑わせた劇物「タリウム」事件は、何とも云えない影を心に残した事件だ。
blogを暫らく休んでいるのは、書きたいけれど、どうしてもその事件の高校生が気になって、他のことには関心が向かないのである。

宿命とは何だろう、運勢とはどうなのだろう?可笑しな事ばかり浮かんで仕方がないので思い切って許される範囲で書いてみた。

20余年この勉強を続ける中で、宿命を観察するノートが年毎用のがあり、その他色んな項目に分けてもつくられている。
例えば、政治家、宗教関係者等と他にも「時の人」というものもあり「異色の命式」というものもあり、勉強を積み重ねたノートの数は相当数に上るが、更にその人々を数えたならば気が遠くなるくらいである。
しかし、今回の女子高校生の様な宿命を持って生まれた人は、無きに等しい程である。

「凄い事をした女の子」「親を殺そうとした恐ろしい子」等と言う、巷の意見より前に「気の毒」に感じる宿命を持って誕生した事を慰めたくなる。

「祖父母がいて両親が揃って、兄弟がいて、家庭環境の申し分ない家」
そう言った声もあった。その様な人に向かって
「彼女は、祖父母、両親、兄弟に縁の薄い人なのです」
と言っても通じないと思う。
この様な事になり、実際に16歳で自分からその様な環境に飛び込んでしまった訳である。

同じ誕生日の高校生もいるかも知れないので説明しますが、まず持って生まれた宿命は同じです。しかし、環境が大きく作用するという事を理解して下さい。
そして、男性と女性では運気の巡りが異なりますから同じに考えない事です。

この女子高生は9歳から宿命に基づいて運勢が動き出し、14歳になった頃は既に表面化していたと思いますが、16歳の今日発覚したのでした。
(誕生日が一日でもずれていると、うんと状況が異なります)

それでは、この様な宿命に生まれたならば、どの様に回避するかと言うと、何も余分な事を考えずに行動が成しえるとするならば、
「中学生になった頃から他郷へ移動させ、全寮制の学校へ入らすのが一番でしょう」
と、言う事ですが、そう言ったとすると、
「とんでもない!」
と言うお叱りが来るでしょう。それが、宿命に逆らう事になるのです。
結果は、祖父母、両親、兄弟と離れて暮らさねばならない環境に自分から起してしまったのです。

運命と言うのは、持って生まれた宿命と、それを取り囲む環境との接点に生まれるエネルギーの燃焼度合いを言うのですが、あれ程頑固に辛抱強く(言葉は悪いかも知れませんが)勉強を隠れて出来るのですから、早くから外に出して寮生活させても、仲間と上手くやって行ける子供なのです。

「何が良くて、何が悪い」と言う事は、私の占いにはありません。
結果この様になるのであったらなら、早いうちに気苦労を体験させるのがその子供の活躍を先で心おきなく喜べたかも知れませんね。

しかし、そうは言っても何も無いのに、素直に行動に移せない事は百も承知です。
その上で、この文を打ちました。

性格云々は別問題ですからあえて表現しませんが、宿命には他人の理解できないものが存在するという事です。

それでは、又

心のかけ込み寺

そうではないと思う!

2005年11月03日 20時26分24秒 | 占い
今朝10チャンネルを見ていたら、ジャーナーリストのM氏が小泉総理の政治的手腕について
「女性がいなければ、何一つ出来ない政治家…」と云った。

私には政治の世界はわからないが、小泉総理の宿命から云うと、
「女性とお金が、人生の目的達成である人」
他人がどの様に思おうが、自由に女性を動かせる立場にあればそれを活用する事が出来る内は、運勢的にとても強い事の証拠であると思う。だから、
「女性が居なければ、何一つ出来ない云々」という言葉は可笑しい。

人には、女性とお金で人生を狂わす人もいる。又、長い間若者と共に過ごしながら夢を掴んだ政治家もいる。そして目上との関係を大切にして引き上げられる女性も多い。家庭よりも仕事を優先して成功する人もいる。

この様に、人それぞれの目的とするものが異なるので、一概にマドンナ旋風を巻き起こした小泉総理をその様に批判する事は、邪まな考えだと思う。
M氏と小泉総理の人生の目的が異なるだけの事である。

女性が強く表に出て活躍する時代と、時期を同じくして総理になった小泉さんの宿命に持つものが、環境と合致して花開いたのである。

心のかけ込み寺