植物の植生を作品に表現するデザインをヴィゲタティーフ(植生的構成)と言います。
寒い季節が過ぎ新たな芽を吹く樹木、その樹木に守られるかのように咲く草花。

自然界で見られる形態をスマートなフォルムの花器の中に表現されました。

個々の花材のボリュームや生育状況などの植生をイメージし、その場所に根を下ろし育っているかのようなアレンジです。

仕上げにミスカンサスのカーブラインを空間に挿すことによって、作品に統一感が生まれました。

チューリップやヒヤシンス、大輪のラナンキュラスなど、一気に春が来たような作品ですね。
啓翁桜やピンク色のユリがまだ蕾なので、お家で開花をゆっくりと楽しん下さい♪
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