誰かに聞いた話、人様のブログやメルマガで感動した記事、
本を読んだ時の名言を時々記していきます。
今日は、メルマガ「断捨離」6月25日号で 川畑のぶこ先生が
ご主人の「眉間のしわ」について悩んでいる奥様について回答しているコラムが
素晴らしかったので、コピーさせて頂きて抜粋しました。
実は私、顔の”眉間のしわ”を前の夫に、人差指で指さされながら
”気をつけろ”って度々いわれていたんです。
でも、今日もう「自分を責めなくて良かったんだー」(ToT)って思ったの。
ただ、不思議なことに 私の顔の「眉間のしわ」
この一年で殆ど消えてしまった!!
川畑先生、ステキなコラムありがとうございます。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
FROM 川畑のぶこ
A:
ご主人の眉間のシワが気になる
とのことですが、
眉間のシワは必ずしも怒ってばかりとか
不快ばかり感じている人に生じるとは
限りません。
パーソナリティーに関していえば、
物事の本質に真摯に向かい合ったり、
深く洞察したりする人、
また、高い志や強い信念を
持っている人などの
傾向としても生じることが
臨床心理学的な研究からも
詳らかにされています。
ガンジーやマザーテレサを
見てみてください。
彼らの深い眉間のシワを見ても、
決して怖いとは思わないのでは
ないでしょうか。
実際のところ、
眉間のシワそのものよりも、
それを怖いと捉えてしまうご自身の
心理背景に何がしかの大切な課題が
存在するのではないかと思います。
たとえば、幼少期に、
自分のことよりも親の顔色を伺って
過ごして来た人、
すなわち「いい子」を演じてきた人は
「相手の気分を害してはいけない」と
過剰反応する傾向が強くなります。
また、
「自分のせいでこうなった」とか
「自分さえ我慢すれば」とかといった
自責の念や抑圧的な感情を抱きがちです。
これはどこから来るのかというと、
相手(親)の機嫌をとることで、
自分を愛してもらうとか、
認めてもらうとかといった気持ちからです。
そのことに成功しなければ、
自分は愛されず、認められず、
無価値な人間になってしまう、
それは受け入れ難いので努力せねば
という心理が私たちを駆り立てていきます。
私たちはこの課題が
クリアできなかった場合に、
自分のパートナーや近しい人間を
親に置き換えてその課題に
再チャレンジすることがあります。
過去に充分に満たされた感覚が
得られなかったり、
自己受容がうまくできていないと、
己の価値を確かめるべく、
さらなる努力をして
それを達成しようとするのです。
実に健気ですね。
ところが、
相手に合わせる努力をすればするほど
緊張感の多い日々となってしまい、
いつか疲れて精神的に
破綻してしまうこともありますし、
良くしようと思っていた相手に対して
逆に恨みの気持ちすら
抱いてしまうこともあります。
相手のシワがそうさせているのではなく、
「いい子でいなければ」と
決めてしまった姿勢によることが多いのです。
父親がよく眉間にシワをつくって
自分のことを怒っていて、
認めてくれることは少なかった、
というようなケースでは、
自分にとっては“眉間ジワ=怒り”の
サインとなるので、そこに敏感になり
そのサインを取り除きたくなるでしょう。
「あれ?気のせいか、
最近眉間のシワがなんだか
濃くなった気がするけど、
ストレスとか抱えてない?」
と気楽にコミュニケーション出来ないのは、
相手の心を読みすぎて、
過剰に合わせようとしてしまっている
からではないでしょうか。
そうであれば、
相手は必ずしも怒っている
わけではないし、
たとえ怒っていたとしても
それが私のせいというわけでもない。
感情はものごとの捉え方から
生じるが故に、
相手の感情の責任は
相手にしかとれないことを知って、
気楽にコミュニケーションしてみては
どうでしょうか。
物理的に整形などで眉間のシワを
とることは可能でしょうが、
対症療法にすぎず、
根本的な課題をのりこえていなければ
いずれは眉間ジワに替わる
別なサインに目が向くようになるでしょう。
相手が怒らないことに
注意を向けるより、
相手と共に心軽やかに日々を
すごせるにはどうしたらよいか、
眉間のシワが自然と伸びるような
状況や場にするにはどうしたらよいかを振り返り、
行動にちがいを起こすことはとても大切です。
また、それを実行するにあたって、
相手の状態に振り回されることなく
しなやかに日々を過ごすのに、
自分をどのように
満たしていったら良いかということは
さらに重要な課題となる でしょう。
ご主人の眉間のシワが気になる
とのことですが、
眉間のシワは必ずしも怒ってばかりとか
不快ばかり感じている人に生じるとは
限りません。
パーソナリティーに関していえば、
物事の本質に真摯に向かい合ったり、
深く洞察したりする人、
また、高い志や強い信念を
持っている人などの
傾向としても生じることが
臨床心理学的な研究からも
詳らかにされています。
ガンジーやマザーテレサを
見てみてください。
彼らの深い眉間のシワを見ても、
決して怖いとは思わないのでは
ないでしょうか。
実際のところ、
眉間のシワそのものよりも、
それを怖いと捉えてしまうご自身の
心理背景に何がしかの大切な課題が
存在するのではないかと思います。
たとえば、幼少期に、
自分のことよりも親の顔色を伺って
過ごして来た人、
すなわち「いい子」を演じてきた人は
「相手の気分を害してはいけない」と
過剰反応する傾向が強くなります。
また、
「自分のせいでこうなった」とか
「自分さえ我慢すれば」とかといった
自責の念や抑圧的な感情を抱きがちです。
これはどこから来るのかというと、
相手(親)の機嫌をとることで、
自分を愛してもらうとか、
認めてもらうとかといった気持ちからです。
そのことに成功しなければ、
自分は愛されず、認められず、
無価値な人間になってしまう、
それは受け入れ難いので努力せねば
という心理が私たちを駆り立てていきます。
私たちはこの課題が
クリアできなかった場合に、
自分のパートナーや近しい人間を
親に置き換えてその課題に
再チャレンジすることがあります。
過去に充分に満たされた感覚が
得られなかったり、
自己受容がうまくできていないと、
己の価値を確かめるべく、
さらなる努力をして
それを達成しようとするのです。
実に健気ですね。
ところが、
相手に合わせる努力をすればするほど
緊張感の多い日々となってしまい、
いつか疲れて精神的に
破綻してしまうこともありますし、
良くしようと思っていた相手に対して
逆に恨みの気持ちすら
抱いてしまうこともあります。
相手のシワがそうさせているのではなく、
「いい子でいなければ」と
決めてしまった姿勢によることが多いのです。
父親がよく眉間にシワをつくって
自分のことを怒っていて、
認めてくれることは少なかった、
というようなケースでは、
自分にとっては“眉間ジワ=怒り”の
サインとなるので、そこに敏感になり
そのサインを取り除きたくなるでしょう。
「あれ?気のせいか、
最近眉間のシワがなんだか
濃くなった気がするけど、
ストレスとか抱えてない?」
と気楽にコミュニケーション出来ないのは、
相手の心を読みすぎて、
過剰に合わせようとしてしまっている
からではないでしょうか。
そうであれば、
相手は必ずしも怒っている
わけではないし、
たとえ怒っていたとしても
それが私のせいというわけでもない。
感情はものごとの捉え方から
生じるが故に、
相手の感情の責任は
相手にしかとれないことを知って、
気楽にコミュニケーションしてみては
どうでしょうか。
物理的に整形などで眉間のシワを
とることは可能でしょうが、
対症療法にすぎず、
根本的な課題をのりこえていなければ
いずれは眉間ジワに替わる
別なサインに目が向くようになるでしょう。
相手が怒らないことに
注意を向けるより、
相手と共に心軽やかに日々を
すごせるにはどうしたらよいか、
眉間のシワが自然と伸びるような
状況や場にするにはどうしたらよいかを振り返り、
行動にちがいを起こすことはとても大切です。
また、それを実行するにあたって、
相手の状態に振り回されることなく
しなやかに日々を過ごすのに、
自分をどのように
満たしていったら良いかということは
さらに重要な課題となる でしょう。