これまで細心の注意を払い、そこそこ順調に編んでいたのですが、ある段で気が付いてしまいました。本体の表側の十数目が裏編みになっていることに。

編み進めるのが楽しかったので目をつぶろうとしたのですが、よりによって本体の…しかも直そうと思えば直せる単純ミス。この間違い、許せるか…といったら許せなかったのでしぶしぶかぎ針を使ってやり直しました。
しかしここからが本当に大変だったのです。多分この時点で目を拾い忘れたのでしょう。テキストにある正しい目数と合わなくなったのです。「表2、かけ目、左上2」で編む透かし模様だけずれないように、なんとか帳尻を合わせようとしたのですが、どうにもうまく行きません。ということで繰り返しパターンの3回目の手前まで解くことにしました。
幸い、繰り返しパターンの最後はかぶせ目で終わっているのでどこまでも解けてしまうということがないのです。今までかけ目を拾えないのが怖くて間違えても解けなかったのですが、やってみたら目の伸びている部分をかけ直せばよいだけなので心配いりませんでした。とはいえ、本当に大変でした。解いて、目を落とさないように拾って、目の向きを整える…テキストと目数が合った時は心底ホッとしました。かけ目を解くのはそんなに怖くない、と学習したのでもう二度と帳尻を合わせようなんてことは考えないと決めました。

無理矢理は駄メェ〜と羊さんもいっています。