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X-Force #1

X-Force #1(7月31日発売)

 フォージは自らが作った装置を用いて、ミュータント能力を進化させる。世界の“傷”を予見した彼は、セージ、キャプテン・ブリテン(ベッツィ)、アスカニ(レイチェル)、タンク(新キャラ)を集めて新生Xフォースを結成するとともに、デッドプールも雇い入れる。
 山形県空知市に向かった彼らは、サージ(ノリ・アシダ)と再会し、謎の怪物軍団(エセックス社の子会社であるフジカワ研究所が作り出したスライム状の生命体)と戦うことになる。
 最終的に、フォージはデッドプールを怪物に食わせることで事態を収拾する。
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NYX #1

NYX #1(7月24日発売)

 デビッド・アレイン(プロディジー)がエンパイア・ステート大学でミュータント問題に関する教授となり、カマラ・カーン(ミズ・マーベル)とソフィ・カッコウの二人も、彼の講義を受けることにする。その夜、カマラとソフィはアノールがバーテンを務めるクラブに遊びに行くが、騒ぎを引き起こしたために追い出されてしまう。
 カマラはミズ・マーベルとして反ミュータント主義のグループを追うことにするが、そんな彼女の前にローラ(ウルヴァリン)が現れ、警告を残して去っていく。その直後、ミズ・マーベルはクラコアンと名乗る謎の人物と遭遇する。果たして彼の正体と目的とは……?
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X-Men #1

X-Men #1(7月10日発売)

 クラコアの没落後、サイクロップスを中心とするミュータントたち(マグニートー、ビースト、サイロック、マジック、ジャガーノート、キッド・オメガ等)は、アラスカ州マールにあったセンチネルの工場を買い取り、自らの活動拠点へと作り変えた。
 オーキスの残党であるフォース・スクール(その背後には3Kという謎の組織が関与している)が、ウルヴァリンや他のミュータントを幽閉していることを知った彼らは、南米の小国サント・マルコにある彼らの研究施設を強襲する。
 サイクロップスたちはウルヴァリンの奪還に成功するが、ミュータントへの迫害が続く世界にうんざりしたウルヴァリンは仲間の元を離れて去っていく……。
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Deuces Down (Wild Cards)

Deuces Down (Wild Cards)

「Age of Wonders part 1」
 2003年、往年の女優オーロラの娘ローリー・ジャクソンは、雑誌『Aces!』の記者として働き始める。先輩記者のトミー・ダウンズ(ディガー)は、彼女に昔のファイルを読むように勧める……。

「Four Days in October」
 1969年10月、MLBのワールドシリーズではドジャースとオリオールズが優勝争いを繰り広げていた。9年生のトミーは学校新聞の取材で、両軍の試合が開催されている野球場を訪れることになる。当時のドジャースはフィデル・カストロという人物がコーチの一人を務めていたのだが、エースの匂いを嗅ぎ分けることができるトミーは、ドジャースの選手のなかにエースが潜んでいることに気づく。

「Age of Wonders part 2」
 過去の資料を調べるローリーは、文字を消す能力を持った図書館司書のギャビンと知り合う。

「Walking the Floor Over You」
 1977年、他者を笑わせる能力を持ったカーロッタ・デソトは、ニューヨークのクラブ「ビレッジ・イディオット」でスタンダップ・コメディアンとして働いていた。ある夜、カーロッタは何者かに誘拐されそうになり、店長であるボブの勧めで、クロイド(休眠する度に姿が変化する不死者。この時点ではガーゴイルのような姿になっている)を用心棒として雇うことにする。しかし、大停電の夜、カーロッタは体長15mの巨大ゴリラに拉致されてしまう……、

「Age of Wonders part 3」
 カーロッタについて書いたローリーの記事は評判を呼び、ローリーは編集長のマーゴットから同様の記事を書くように告げられるとともに、『Aces!』のブログ記事も担当することになる。

「With a Flourish and a Flair」
 トッパー(本名メリッサ・ブラックウッド。元SCARE捜査官で、帽子の中から物体を取り出せる能力の持ち主)は、タキス星の料理を出すレストランで食事をしていた際に、祖父譲りの大切な帽子を紛失してしまう。同じく食事をしていたスワッシュ(指先からインクを出せるイラストレーター)は、帽子を間違えてかぶった女性が、5人組の人気バンド「ジョーカータウン・ボーイズ」(スワッシュの兄もメンバーの一人)のライブ会場にいると考え、トッパーと一緒に会場に向かうことにする。

「Age of Wonders part 4」
 父親の顔も名前も知らないローリーは、当時の母の交友関係から実の父親を割り出そうとする。

「A Face for the Cutting Room Floor」
 1980年、半人半馬の医学生ブラッドリー・フィン(将来ジョーカータウン・クリニックの医師となる人物)は、ロジャー・コーマンが監督を務める「アルゴ探検隊の大冒険」にエキストラとして出演していた。隣のスタジオでは、彼の父親ベントン・フィンが監督を務める映画「フランス軍中尉の女」も撮影中だったが、ある日、主演のグレース・ケリーのメイクを担当している付き人スタンが行方不明になる。父親から依頼されて、スタンの行方を追い始めたブラッドリーが突き止めた真実とは……?

「Age of Wonders part 5」
 ローリーとギャビンは交際を始めるが、ローリーは自分がワイルドカード・ウィルスの保菌者であることを言い出せずにいた。

「Tasty」
 故障した物体を(一時的に)修理できるヘスースは、仲間とともに修理屋を営んでいた。ある日、ヘスースはジャンク屋のラルフ・ノートンが地元の犯罪組織デーモン・プリンスに脅されていることを知る。しかも、そのうちの一人はヘスースの恋人を寝取った男だった……。

「Age of Wonders part 6」
 ローリーは、恋人のギャビンと母親のオーロラを初めて引き合わせる。

「Father Henry's Little Miracle」
 1987年、スキッド神父が国際親善旅行に出かけることになったため(第4巻「Aces Abroad」での出来事)、水をアルコールに変える能力を持ったヘンリー・オブスト神父がジョーカータウンにやって来る。一方その頃、街ではドラッグ売買を巡ってギャング同士が争っており、ジーナという娼婦がドラッグと50万ドルを持ち逃げしていた。ジーナは素性を偽って、神父に助けを求めるのだが……。

「Age of Wonders part 7」
 父親を探し続けるローリーだが、ある日、何者かに命を狙われる。

「Storming Space」
 1968年、物体を浮遊させる能力を持ったキャッシュ・ミッチェルは、実業家のトミンバングにリクルートされ、人類初の月面着陸旅行に挑戦することになる。当初はキャッシュ、トミンバング、パイロットのアル・ディアボーンの3人が搭乗する予定だったが、地元の悪徳実業家ウォレン・スカルコの妨害工作により、計画変更を余儀なくされる。こうして、最終的にキャッシュ、キャッシュが恋心を抱くエヴァ=リン、そして予備パイロットのマイク・サンプソンの3人が「クイックシルバー」に搭乗し、月に向かって飛び立つことになる。
 ※このエピソードの後日譚が、「Joker Moon」の「Have Spaceship, Will Travel」で語られている。

「Age of Wonders part 8」
 ローリーは、悪徳実業家ウォレン・スカルコの過去について調べ始める。

「Dry to the Touch」
 1971年、人間の体から出た液体(血液など)を粉末に変えられる青年ジョー・ベレンキーは、悪徳実業家ウォレン・スカルコに脅迫されて、彼のカジノ「アトミック・エース」で清掃人として働くとともに、死体処理の仕事もさせられる。そんなある日、カジノの従業員のスージーが、恋人のスキニーTを自己防衛で殺してしまう。スキニーTはスカルコの右腕であり、数年前にジョーの父親を殺害した張本人でもあった。ジョーとスージーは、スキニーTの死体を始末することにするが……。

「Age of Wonders part 9」
 ローリーはブログ記事のなかで、自分がワイルド・カード・ウイルスの保菌者であることをカミングアウトする。その記事は評判を呼び、世界各国からメールが届く。

「Promises」
 1962年、ベルファストでワイルド・カード・ウイルスの集団感染が発生し、北アイルランド政府は数百人のジョーカーたちをラスリン島に隔離するという政策を実行した。そして1995年、失脚したグレッグ・ハートマン元議員(パペットマン)が国外逃亡を図った時、彼が乗った飛行機は嵐に巻き込まれて墜落し、操縦士のゲイリー・バスホーンはラスリン島に漂着した。ラスリン島は一種の自治領となっており、国際指名手配されていたゲイリーを“保護”することになるが、その代わりにゲイリーは島の外に出ることができなくなってしまう。ゲイリーはケイトリンとモイラという母子家庭の居候として暮らし始めるが、ウイルスに感染したケイトリンは16歳の姿のまま成長することがなく、全身の筋肉が徐々に硬化していた……。

「Age of Wonders part 10」
 ローリーは喧嘩別れしていたギャビンとよりを戻す。

「Age of Wonders part 11」
 2006年、ローリーは今まで書いた記事を基にして、『Waiting for the Turn』という本を書く。

※「ワイルド・カード」第16巻。オリジナル版は2002年発売。2021年に発売された新装版では、「Age of Wonders」「Tasty」「Dry to the Touch」が追加された。
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Guardians of Dawn - Zhara

Guardians of Dawn - Zhara

 20年前の魔法戦争以来、モーニング領では魔法が禁じられており、魔力を持つと疑われた人間はケストレルと呼ばれる近衛兵によって次々に逮捕・処刑されていた。ザンヘイに住む16歳の少女ジン・ザラは、本人も制御できない魔力を秘めていたが、盲目の妹スザンとともに、義母のいじめに耐えながら暮らしていた。
 一方、ザンヘイの王子である17歳の少年ウォンフ・ハンは、魔力を持つ弟アンヤンを守るために、魔法に関する情報を集めていた。ある日、お忍びで市場に出かけたハンはザラと出会い、お互いに惹かれ合うものを感じる。
 その後、魔法によって怪物化した少年に襲われたことをきっかけにして、ハン、ザラ、そしてハンの親友のシューたちは、魔法の伝統を守ろうとする秘密結社「黎明の守護者」と関わるようになる……。

 ※「シンデレラ」の要素を取り入れた東洋系のファンタジー。ロマンス色が強め。続編「Guardians of Dawn - Ami」もあり。
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