アメノミミ

降り始めの雨のようにポツポツと言葉が落ちてくるようになった。
時に雨となるその言葉を書きとめるブログ。

幸せ屋

2018年06月25日 01時42分42秒 | アメノミチ
自分が明日死ぬとして

伝えておきたいことがある

誰のためというわけではなく

必要としている誰かがいるかもしれないから

渡すべきバトンがあったとして

渡せずに去ることは人類にとってきっと損失だから


誰しも子供のころ聞かれる

将来の夢

この問いには人を間違った方向に導く含みがある

この世でしている仕事に関わらず人は皆

幸せ屋なのだ

幸せを育て広げていくことが

全ての人の人としての仕事なのだ

幸せの種は自分の中にあり

その種を育て

その実を食べ

余ったらおすそ分けする

また人の中にある種が育つことを手助けすること

水をあげること

光をあげること

それが幸せ屋の仕事である

だから現実の仕事は何でもいい

ただ自分が心から幸せを感じることをすべきなのだ


幸せには喜ばしい幸せと

悲しい幸せがある

喜ばしい幸せは分かりやすい

悲しい幸せは少し難しい

しかし悲しみもまた幸せの一形態である

悲しい幸せとは進むに際して傷を負ったということ

喜ばしい幸せは傷を負わなかったということ

不幸とは傷つかないことではなく

先に進まないことである

そこには何も生まれず

虚しさだけが広がってゆく

虚しさこそ幸せの対極である

やっていて虚しくなるようなことを続けてはいけない

やり方を変えるか

やることを変えること

自分の生活の中にある虚しさという砂漠を

幸せという野原に変えてゆくこと

あなたが幸せであれば

あなたの幸せは自動的に広がっていく

草木の種が風に乗って広がっていくように


子供のころに聞かれた

将来の夢という問いは

あなたは何に幸せを感じるのか

ということである

心から幸せを感じることを見つけること

それには虚しさを知ることも含まれる

幸せを見つけるまでは何も始まらない

幸せはゴールではない

魂として生きることの始まりなのだ

しかしそれではお金を稼げない

生きていられないという人もいるだろう

しかし死んだように生きることは生きているとは言わない

幸せと同じように虚しさも広がっていく

砂漠が広がっていくように

死を広げていくことを仕事にしている人が何と多いことか

生きているとは身体が生存しているだけことを言わない

このことは子供なら皆知っている

長く身体に居座っている大人こそ忘れている

子供の無鉄砲な選択を非難する前に

自分が本当に生きているかを自問すべきである


幸せ屋は人と自分を比べない

自分の中に幸せの感覚があるから

幸せ屋は悲しみより虚しさを避ける

虚しさは魂の死

真の不幸であることを知っているから

幸せ屋は自分を犠牲にしない

自分の幸せが拡がっていくことを知っているから

例え外から見て自己犠牲的であるように見えても

自己を損なうことは決してしていない

幸せ屋同士は分かりあう

互いに同じ目的で生きているから

逆に幸せ屋のふりをしている人もすぐに分かる


お金を稼ぐことを目的にしている人は商人である

幸せを稼ぐことを目的にすべきだ

何故ならお金を稼ぐことに心を奪われている人さえ

本当は幸せのためにお金を稼ごうとしているにすぎないから

本来人は皆幸せ屋なのだ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人のため自分のため

2018年06月19日 15時57分19秒 | アマオト
人のためにすることも

自分のためにすることも

共に気持ちがいい
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

魔除け

2018年06月19日 15時56分04秒 | アマオト
魔を除けるために逆のことをする

魔が去ったら元に戻す
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名前

2018年06月19日 15時55分06秒 | アマオト
名前とは役職名である
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神の横顔

2018年06月17日 12時36分32秒 | アマオト
神の横顔を悪魔と呼ばないように
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする