ミスト

『ミスト』

タイトル通り霧に包まれた街の話。
パニックホラー･････というのとはちょっと違うか。
霧の中に潜む化け物のせいでスーパーマーケットに閉じこめられた人々がその恐怖に耐え、少しづつ歯車が狂っていく様子を描いた作品。

正直、最初にいろいろと伏線らしき物があったので最終的には解決してスッキリ終わるものと思っていたが。
凄まじく後味の悪い作品です。
しかも、その最後に納得行かない。
ちょっと安易に決断し過ぎでしょ。
最後にあの最初の複線を活かして、最初の選択肢が間違っていたのかどうかという問いかけなのかもしれませんけども。
まだその身に危機が迫ってないのにいきなり結論急ぎ過ぎ。
そして、事件の真相もきっちり語られたわけではないですが、何となく過ぎませんか？
あの理由はそれでどうしろと？
って感じなんですが。
もう少しと言う感じですね。