常清滝
概要
中生代白亜紀中期に噴出したとされる流紋岩の断崖にかかり、落差は126mにもなる。瀑水は三段に分かれ、上が荒波の滝(36m)、中を白糸の滝(69m)、下は玉水の滝(21m)と名付けられている。
冬季には完全凍結することで有名な滝であったが、近年では完全凍結は珍してなっている。
上流部の流域面積が少なく、水量が豊富とはいえないため、これだけの落差がありながら滝壺がほとんどない。しかし逆に降雨時には増水が激しく迫力がある。
駐車場より遊歩道が敷かれ、沢すじを約500m、10分ほど歩く。「蛇に注意」の看板有り。
滝見台が設置されている。
芸藩通史(江戸時代の広島藩が編纂した地誌)に「常青瀑」の記述がある。