ありのまま日記

いま世界は社会保障制度を見直す分岐点

*“ベーシックインカム”がもたらす変革とは?

BS1スペシャル「ダボス会議2018 お金が“タダ”でもらえたら?」
 
【番組の見どころは?】
日本ではまだ耳慣れない「ベーシックインカム」。国が生活に必要な最低限のお金を「全ての人に」「無条件で」「毎月一定額」配るという制度のことです。最初にこのコンセプトを聞いた時の私の感想は、正直、あまりにも非現実すぎて「ありえないでしょ!」の一言でした。でも、取材を進めると、世界では導入をめぐって本気で議論が盛り上がっていたり、実証実験を進める国まであったんです。世界経済フォーラムの年次総会・通称ダボス会議でも、この数年「ベーシックインカム」についての発言や議論が増えてきています。なぜ、ある意味、資本主義・自由主義とは逆行するようなこの考えが、これほど議論を巻き起こしているのか。それを知るために今回は、「ベーシックインカム」について、推進派の世界的権威から、慎重派、ビジネス界のリーダーなど、異なる立場のトップたちに本気の議論をしていただきました。
予想以上に白熱した議論の様子はぜひ、番組をごらん頂きたいですが、私自身が議論を通じて感じたのは、「ベーシックインカム」とは、単に生活を保障するということ以上に、これから先、成熟した社会を目指す上で、私たちが何を考えるべきかを問いかけているということでした。導入されれば「生活のためにしかたなく働く」必要がなくなって、私たちの仕事観が変わるかもしれません。将来にわたって安心して暮らせる、ということも基本的な人権になるのかもしれません。主婦やボランティアなど、賃金が払われなかった人たちも、ベーシックインカムという形で収入を得られるかもしれません。結婚したり子供もつことが、むしろ経済的安定につながるのかもしれない・・・などなど、実は、これまでの「当たり前」を考え直すきっかけになっているのかなと感じました。考えてみたら、これまでの歴史も、そうして常識を疑い、覆し、新しい制度や理念を生み出し、人類はよりよい社会を目指してきたことを思い出させられました。

【見てくださる方に一言】
「ベーシックインカム」という制度に賛成か、反対か、導入できるのか、その議論も、もちろん重要です。でも、それだけでなく是非「ベーシックインカム」がもたらそうとしている変革や、投げかけている問いは何かを、色々想像をふくらませて考えてみて欲しいです。

(番組ディレクター)

**********
 
 
欧米ではベーシックインカムの議論がかなり進んでいるようです。奴隷解放が目前に迫っています。
 
日本では全く議論されていないのはなぜなか?と不思議に思っていたのですが、出演したみずほ銀行の社長さんの話しで、その理由が分かりました。
 
日本ではベーシックインカムへの財源確保が『政治的に困難』なのだそうです。
 
富裕層の同意が得られないってことなのかな?と思いました。
 
社会的弱者や貧困層に寄り添う社会の実現へと世界は向かっているのに、日本はまだ富裕層優遇の国のようです。
 
人類の豊かな未来のためには、一人一人に安定と自由の確保が必要だとロンドン大学の教授はおっしゃっていましたよ。
 
ベーシックインカムを議論導入するということは、既成概念を変えるということですので、一人一人が意識を変えていくことが必要ですね。
 
ようやくベーシックインカムについての番組が放送されました。ベーシックインカムへと世界が向かっていることを国民に知らせることはマスコミの義務ですね。
 
普段テレビはあまり見ないのですが、この番組はとても面白かったです!!
 
 
 
 
 
 
あるがままで
 
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