★★宮崎駿監督:憲法を変えるなどもってのほか
26.07.2013, 10:53
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Photo: AFP
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著名なアニメ監督の宮崎駿監督が、安倍首相を支持する国粋主義者たちの怒りを買い、非難されている。InoPressaがForeign Policyの記事を引用して伝えた。
スタジオジブリが配布している小冊子「熱風」に、新作「風立ちぬ」に関連して、宮崎駿監督のインタビューが掲載された。「風立ちぬ」は、ゼロ戦を設計した航空技術者たちを描いた作品。宮崎監督は、第二次世界大戦における日本の役割を見直し、天皇主権に戻し、戦争を放棄する憲法を改正しようとする現在の日本政府の政策に反する意見を述べた。
宮崎監督は、こどもの頃は『本当に愚かな戦争をした』という実感があったと述べ、「憲法をかえることについては反対にきまっている」、「政府のトップや政党のトップたちの歴史感覚のなさや定見のなさには呆れるばかりだ」、「考えの足りない人間が憲法なんかいじらないほうがいい」と語った。(http://www.ghibli.jp/docs/0718kenpo.pdfより)
安倍首相の支持者たちはネット上で宮崎監督に怒りを表した。だが、InoPressaによると、新作映画の興行収入に影響はないという。
ロシア、外国の各マスコミより
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管理人は、『アルプスの少女ハイジ』を見て育った世代です。今でもアルプスの大自然とハイジに会いたくなるとレンタルするくらい、この宮崎駿監督の作品には心惹かれます。
ハイジの純粋さ、誠実で正直で愛らしく。空のように広いおおらかさ。
大自然をベースにした、宮崎監督のもつ世界観の決定版のような作品ではないでしょうか。
そんな監督が描いた世界を感じて育ったのですから、愛と平和に目覚めることに迷いはありませんでした。
私たちは、不幸になるために生まれてきたわけではありません。
幸せになりましょう。
生きとし生けるものすべての幸せを祈って。
ありのままで