子猫と出会って二週間が経ちました。子猫の経過を気にかけて下さっている読者様にはご心配をおかけしております。
おかげさまで、子猫はようやく元気になりました(^^)
皆様の暖かな愛が子猫に届き、奇跡がおきました。エネルギーを下さったみなさま、本当にありがとうございました。
名前は『みるく』と名付けました。
みるくは交通事故の後、猫の感染症にかかり一時は危険な状態に陥り、最悪三日と言われました。
嘔吐を繰り返し、食べ物を受け付けなくなる病でした。
少し改善してきても、みるくの好物以外のものを与えると吐いてしまうので、食べられるものを探すのに大変苦労しました。
(結局彼の好物はカツオでしたが…)
またブラックジャックのような獣医さんに出会うことがてきたことは、みるくの運命が転換した要因だったと思います。先生のことは後で触れることにしますが、
みるくは毎日のように点滴に通い、ようやく食べられるまで回復。
人間の姿を見たら逃げて隠れるだけの野良猫が、今では布団にお腹を出して一日寝ています(笑)
他の猫にシャーと言われても、怯えたり動じることもありません。
家に来た当初、箱でハウスを作りましたが、そこに入ることももうなくなり、逃げることもなく、私を見ただけでゴロゴロのどを鳴らします。
健気な賢い子で嘔吐する時も自分のトイレでするんです(涙)
また先ほども少し触れましたが、獣医先生ですがとても良心的に対応してくださりました。
二週間に支払ったみるくの治療費は約二万円くらい。一泊入院してレントゲンも何枚もとって連日の点滴と注射。
腕が効き、昼夜盆を問わず、すぐに見てくれた先生。本当にこんなブラックジャックのような先生がいるなんて、しかも出会えるなんて思っていませんでした。
昨日、数日間の治療費をまとめて支払おうとしたら、五千円でいいよと言われました。一日に二回点滴注射した日もありました。
先生それじゃ儲けがないよ。
と言ったら、
葡萄くれたからいいよ。
…と(笑)葡萄は私からの気持ちで、治療費ではないです。と大笑いしました。
それでも高額な治療費を請求することはなく、
また連れてきたらお願いします
と言ったら、
もう来なくていいよ…と笑い返されました。
とかく損得営利主義のこの世界において、細やかでいい。動物と共に喜びを分かち合って生きている人がおられること、大変嬉しくなりました。
愛を基準とした良心に従って物事を選択決定することの大切さを改めて感じました。
子猫は助かる。治療費なんてなんとかなる。そんな想念が先生を引き寄せてくれたのでしょう。
とても暖かでユーモアと人間味のある先生。いろいろな意味で素直に先生と呼べる方に出会うことができました。
神に感謝です。
たくさんの方々に支えられたおかげで、みるくは地球に留まることにしてくれたようです。
地球も捨てたもんじゃないな~ニャーと、みるくが感じてくれたら幸いです。
傷ついた子猫について、取り急ぎご報告させていただきました。見守って下さり、誠にありがとうございますm(_ _)m
生きとし生けるものすべてが幸せでありますように…
あるがままで