日比谷線に乗ると、ついあの「ボキャ天」の名作「茅場町」→「ボス、なん
かヤバちょーですぜ」を思い出し笑ってしまいます。、、というようなことは置いておいて、先週、世界の中古カメラ市に行ってきました。私が行ったときはとても混んでいました。顔なじみのお客さんが多いようで会場は独特の雰囲気。外国の方もちらほら。
例のニコンＳ３Ｍは特別製のケースに展示されていました。せっかくなので、藤澤商会の方に断ってから写真を撮らせていただきました。９６６万円（タメイキ）。「日本カメラ」に載っていた裏ワザ「金券ショップで百貨店商品券を買って」きてそれで買う場合、仮に９７％として、約３０万円お得の９３７万円で買えることになります（タメイキ×２）。普段一杯飲むくらいの値段で、あやしげなレンズやカメラを買って「写るかなこれ」とか、そういう楽しみ方をしている私には別世界すぎてタメイキしかでませんでした。眺めるだけでも充分楽しかったけれど。早田カメラさんのところだったか、フォクトレンダーのベルクハイルが何台か並んでいて素敵だったなぁ。いつか欲しいなぁ。
口の悪い人は、こういう会場にはじーさましかいない、というようなことを言うけれど、私は自分がばーさまになったらこんなふうに趣味の世界を楽しむ余裕と元気があるかどうか自信がないので、羨ましいと思います。それにそのときにはフィルムカメラは残っているかもしれないけれど、肝心のフィルムそのものはあるかどうか、それが大きな問題で、そう考えるとデジタルと銀塩、両方から好きなカメラを選択できる今は、とても贅沢な時代だな、と思います。
銀座の中古カメラ店を何件か覗いたあと、お土産にショコラをと思い、松坂屋に行ったらエコール・クリオロのお店がなくなっていて驚きました（あとで調べたら前の週に閉店していたみたいです）。そこで三越のドルチェ・ファブリガに行き、カメラの代わりにショコラでささやかな散財をして帰りました。
