マーブル日記

休日には映画を観たり写真を撮ったり

インタラ楽日 白き視野を昇り

2009年04月19日 | 音楽
最終日。左→左→右で遂に成功ルートが出ました。途中クンジェーが合わないとかトゥジャリットが破壊できないとかなったときには、ああまた今日もバッドなのかと気を揉みましたが、まさかの「達人」の登場で一度に2つのAAROMが割られる神懸かり的な展開。会場の歓声がものすごかったです。「達人」はきっと在宅オーディエンスのハイムン人の方々が何か頑張ってくれたおかげだと思うのですが、宅オの経験がないので詳しいことはよく分かりません。接続した人たちの名前がスクリーンに流れるおなじみの演出で、今回はメッセージが「回します」「回します」「ぶん回します」みたいなのの連続ですごく頼もしかったです。この一体感と達成感。三日間通ってほんとに良かったです。ルートの選択は会場の雰囲気に任せるつもりだったけれど、最初は絶対左だとも思ったので、後悔しないよう思いっきり叫んできました。グッドだと最後のクレジットの背景にも映像がつくのですね。プーケットの街を歩くランさん、無事に地球に帰還したっていうことなのかな。終わってみれば出来過ぎなくらい最高の展開で成功ルートに辿り着きました。DVDになるのが今から待ち遠しいです。

今日は「庭師KING」とベルセルクの「sign」を新たに聴くことができました。「庭師」のときのCGが心地よかったです。そして成功ルートで聴く「上空初期値」は気持ちいいなー。

聞け断片のキミの声自在の海に洗われて意味を成し放たれて今を象る

「上空初期値」は自在に変幻する雲の歌。山になったり都市になったり無意味に形を変えてゆく雲と、平沢さんの歌詞の世界が重なって、初めてアルバムを聴いたときからずっとこの曲が一番好きです。他には「可視海」も好き。アンコールは三日とも「ナースカフェ」。最終日はランさんのダンスからずっと総立ちでした。ランさんはちょっとだけ「エントロピー」のポーズをしてくれましたね。今日のフィアットさんはデコルテが叶姉妹みたいにラメってました。美しい上にこの可愛い頑張り。三日たつとタイからのゲスト三人のキャラクターもだんだんつかめてきて、もっと舞台の上でいろいろやってほしいと思うようになりましたが、いろいろバランスを考えてこの位がちょうどいいのかな。「えーじゃない」も聞けて嬉しかったな。

グッズとかは集めていないので買い物はしませんでした。↑はGREEN NERVE(ファンクラブ)会員特典のボールペン。メガホンをモチーフにしたデザインで、立てて並べるとハニカム状になってかっこいいです。青いのを一本頭にのせるとAstro-Hue!になれるのですが、マーブルがすごく嫌がったので写真は撮れませんでした(笑)。

三日間ほんとに楽しかったです。Astro-Hue!ではないけれど、さすがにオーバーチャージ気味なので、明日から少しずつ放電していかなくては。


インタラ中日 ルートは無尽蔵

2009年04月18日 | 音楽
2日目。もう今敏監督を見かけても驚かない自分がいました。初日もいらしたし、きっと今日もいらっしゃるのではないでしょうか。小西さんはちょっと驚いたけれど。

今回は右→右→左でバッドエンディング。初日より惜しい!ってかんじはあったものの。三行ログの「私が気に入っているのは失敗のように思える1つのルートだ」ってこのルートのことかな。バッドとはいえ面白かったし、キーホルダーにするさっていうオチが粋でしたね。それにしてもAstro兄弟に父さんがいたなんて。Astro-Hi! HO! HUE!で三人家族なのかな。

2日目は初日よりさらに声が出ているような気がしました。上から声が降ってくるようです。平沢さんの声には父性を感じます。母性もちょっと感じます。平沢さんを真ん中にして両側に美しいSP-2の二人が並んで立っている図は、薬師如来と日光・月光菩薩のような、ありがたすぎてまぶしいみたいな(笑)。フィアットさんは昨日はティアラをつけたりタトゥーを入れたり、お化粧も前の日と違うかんじにしてみたり、すごく頑張っていて可愛いなーと思いました。エーサイさんは立ち方や歩き方が美しくてエレガンススクールの先生みたい。素はちょっと違うらしいけれど(笑)。

あと昨日は「夢見る機械」でもう一礼どころかギターを戻すヒマもなかったですね。そのあとお約束のトラブルというか進行ミスもあったり。「とっとと帰りなさい」も聞けたし、ほんとに楽しかったな。

さあ。チャンスはあと1回。今日は一番人も入るだろうし盛り上がるだろうな。


インタラ初日 与太話

2009年04月17日 | 音楽
ルート攻略的なことは書けませんのでごめんなさい。初日はたしか右→左→右でバッドエンディングでした。バッドといってもライブの内容には満足なので、でもやっぱり参加してみると、どうにかしてグッドエンディングにたどりつきたくなりますね。土曜までになんとかジンバルロックを回避してあの構造体を、、って何書いてるのか分からない方にもごめんなさい。

平沢進の「INTERACTIVE LIVE SHOW 2009 点呼する惑星」初日に行ってきました。楽しかった。

一曲目まさかの「論理空軍」のイントロに、スクリーンには「有り得ないだろう?」の文字、スクリーンの向こう側にはまたまた見たこともない楽器を操るヒラサワさん。なんてカッコいい。そしてまさかの一曲目から首が痛い(笑)。恐るべし最前列。思ったよりも映像や文字がよく見えたけれど、やっぱり透けて見える実物の方ばかり見てしまいました。実物とスクリーンに投影される映像が少しズレますね。不思議なかんじです。

そして、ビザの発行が遅れ最悪の事態も懸念されたタイからのゲストも無事来日・出演を果たしました。SP-2のフィアット(Fiat)さんとエーサイ(A-sai)さん、ダンサーのランさん。フィアットさんは平沢さんの出したSP-2本の表紙の人、笑顔がとっても可愛い方でした。タイのミスコンで優勝したこともあるエーサイさんはとってもエレガントでパフォーマンスも貫禄がありました。浮世離れした美貌の女性が目の前で微笑みながらこちらに向かって合掌してくれて嬉しかったです。なんだかご利益がありそうな。それにしても平沢さんは今回ご自分の衣装の予算を削って彼女たちのゴージャスな黒いドレスの方にまわしたのかしら、と思うくらいPHONON2551のときと同じような衣装でした。

もう一人ランさんは「彼」と呼ばれていたのでSP-2ではないみたいですが、中性的でエキゾチックな容貌で、アンコールでもダンスで盛り上げてくれました。タイのサイモンキャバレーってあんな雰囲気なのかな。エーサイさんが会場の喝采に応えてうっとりと手を振っていると、「さっさといくわよ」ってかんじで手を引いて退場したりして、彼女たちのコミカルな面を上手に演出していました。今回は分岐のホットポイントごとにランさん演じるAstro-Hue!が舞台に登場して右か左か観客をあおって決める演出でした。右のときに上手にいるとは限らないので、私はちょっとだけ混乱してしまいました。

そして今回も「夢見る機械」、テスラコイルで盛り上がりました。あいかわらず変な宗教の儀式みたいで大好きです。新譜から以外の曲では「ルベド(赤化)」も嬉しかったな。グラビトンは使わずじまい(←訂正します。最終日に「夢見る機械」の前に使っていたことに気づきました)。展開によってはあれを使う曲もあったのかな。

さあ。今日もこれから行ってきます。昨日と違う分岐を辿ってAstro兄弟を救出できるといいな。