初老のもがき

 自転車やオーディオとか・・・・・

甘利山

2013-10-15 10:42:51 | MTB

 今日は、甘利山公園線を登ろうと決めていた。
本当に、乗れるのは今日しかないと思われたのでね。

 甘利山HC大会は、昨年の河川敷広場と違って、
スタート地点が福祉村の方に変更されている。

 ひょっとして、昨年の大会のスタート直後に一般道に出るため
階段を使わなければ成らなかったことに対しての改善策なのかな?


 さて、本日のルートは、いつもは下るのみだった桃源郷マラソンで使われていた道を
開国橋から登って福祉村を目指し、甘利山公園線に入る。

 桃園地区の国道52号をまたぐ歩道橋は階段ではなくスロープになっている。
MTBで勢い付けて登り、反対側に下って走る事が出来る(そんなことしていいのか?)。
歩道橋のスロープのつなぎ目には
通行を拒むように大きな雑草が生えていて
大会以外、余り使われては居ない様子が伺われた。

 芦安入り口交差点を過ぎ
福祉村を右手に見て先を急ぐ。

 さて、当日のパレードランは広い新道を行くのか
旧道を行くのか?

 恐らく旧道を北上するんでは? 
との思いから旧道を進む。

 正確に距離を測ったわけではないが
およそ4km強・・・・・いよいよ、甘利山入り口だ。

 ここに来ると、いつものこと
「スタートラインにノンストップで着けるかなぁ?」
甘利山入り口から電光掲示板のあるところまでが超激坂!なので
冗談抜きに、そう思うんです。

 今回も、ひーひー言いながら
スタートラインに到着。
持ってきたお茶はここで飲み干してしまった。

 「駐車場までは行かないから・・・・・」 気の抜けたことを言っていた。
だけど、水ねえよ!
「今日は、気温低いし・・・・」 確かに。
「まぁ、いいか」

 そのまま、スタート。

 始めからフロントはインナーに落としておいて
後はリヤの変速で行くことにして、序盤の「激坂区間」を走る。

 スタート直後は7km/h・・・・・右足ふくらはぎに違和感発生・6km/h・・・・・5km/hと失速。
それ以上落ちないように頑張る。
違和感は一時的なモノだった、ただ、急に汗が噴き出し あえぎ呼吸となる。

 やっとの思いで「研ぎ場」のヘアピンを廻る。
この先もう少しで、緩斜面だ・・・・・総距離11.7kmの中で唯一の緩斜面と思われる所・・・・・
瞬間14km/h・・・その後の速度は5~6km/h推移。

  工事車両のダンプが往来している。
トラックの音が響き近づく毎に
狭い道なのでフラツキながらも
道路内側の吹きだまりのような葉っぱや落ちた枯れ枝の上を走る。
(ふらつかない様にする走りは体力消耗を加速する感じ)

 でも、こういった工事車両が行き来していれば
熊や猿も出てきまい、などと思ってみた。

 標高800mの標識を見て、

 「もう、引き返すか?」 ・・・・弱いなオレ・・・・ 疲れた・・・

 「だけど、乗れるのは、今日しかない! 分岐まで行くぞ!」 ・・・ 何だかそんな気が弱々しくも もたげて来た。

 しばらく登って
息が上がり、小休止して立ち止まっていると
ローディーが一人、ムンムンと登ってきた。
挨拶すると、ペコリと頭を下げ、登っていった。

 呼吸を整え、追いすがろうと走り出すも
彼の姿はもう見えなくなっていた。

 もうこのあたりでは?
次のカーブの先では?
そろそろ?

 なかなか、目標とした交差点は近づいては来ない。

 どうしようか と思った時、顔を上げると
前方に看板が現れた。

 着いた!

 もういいや、もうだめだ・・・・・
休んでいると「ジオス」のクロモリに乗ったローディーが到着。
彼も、ここを目標地点としていたようで
この先、6kmはパスと言うことで下っていった。

 汗も引いたので、自分も彼を追って下る。
下りは40km/hを簡単に越してしまい
ブレーキを掛けっぱなしの指は しびれてくる。

  そして 寒い!

 あっという間に彼を追い抜きはしたが
さっきまで汗をかいていた身体は震えが止まらない。
止まっては熱くなったホイールを掴み指先を温める。

 スタート地点に戻ってきたとき
空気が 「ぬるい」 と感じた。

「暖かさは、ほっとするなぁ」 

 いよいよ、秋本番だ。

 

 

 

 


櫛形山方面・平林地区~伊奈ケ湖

2013-10-13 20:29:20 | MTB

 農作業も一段落。

 やっと、朝から気兼ね無く自転車に乗れる連休を迎えた。
練習っぽく乗れるのはこの2日間しかない。

 次の日曜日は、地区の「運動会」の準備の為に乗れないし次週は、「地区運動会」。
当然、乗れない。

 11月に入り第一日曜日に もし乗れたとしても
第二日曜日は本番の 「第2回 甘利山ヒルクライム大会」 だ。

 こんなんで完走できるかなぁ・・・・不安だ。

 不安はもう一つ、6月の富士ヒルクライムの時と同様、体重が落ちていない。
そして今年の富士HCは昨年の2分落ち・・・記録更新成らずだった。

 現在、順調に70Kg前半をキープ。
昨年は60Kg後半を維持していたが
飲んで飲んで 喰って がたたって、エンジン重量増加にパワー減ときた!

 だめだな こりゃ・・・・・。

 

 ちゅうことで、今日は、自転車屋さんのブログを参考に櫛形山のふもとを回るコースを走る。

 金川曽根広域農道(県道29号)を市川大門に向かい
富士川大橋を渡って、旧増穂町を道なりに山方向に進んで
平林方面に登る。

 午前7時半頃出発。
ここのところ、残暑が厳しく、昼過ぎには30℃近く気温が上がる毎日。
だから服装は夏場と同じ仕様で出掛けたが
朝はやや冷えた。

 正面の山の中腹に白っぽく見える所を目指します。

 富士川大橋から・・・・・平林の集落(中腹の集落)

 ここからだと、さほど高い所でもないなと思っていたんですが
県道413号・平林青柳線を登り始めた途端に半端な斜度ではないことを実感し
途中、写真撮ったりもしながら2回休憩。

 登坂最中は渓谷の水が流れる音だけが聞こえていたが、鼓膜には心拍音も響いている。
1回目の休息時、水分補給はもちろんのこと、「メイタン」のゴールドバージョン(カフェイン200mg含有)を補給

 再出発後、2つカーブを過ぎたら集落が見えた。
目的地まで もう少しだ。

 集落に入って間もなく、「みさき朝市」の看板が有り
地元の人達?で賑わっていた。
(じいさん、ばあさんが多かったモノでそう思っただけ)

 振り向けば、登ってくる前に山の写真を撮った富士川大橋はかなり下に見えます。

 富士山も・・・・・見えて来ました。
逆光でシルエットの様な感じ。
(肉眼では すごく綺麗だったのに・・・)

 とわ言うものの、今日の天気は素晴らしい、絶好の行楽日和ってな気分。

 目的地 「みさき耕舎」 (そば、うどんなど食事処) に寄ってトイレ休憩。
ここから富士山が綺麗に見えましたが、逆光の朝より昼ごろの方がより綺麗に見えるのではないかと思いました。

 カフェイン200mgのメイタンが効いてきたか?
更に登って、丸山林道方面から伊奈ケ湖方面に向かおうなんて気が湧いてきました。

 釣り堀の先の丸山林道との分岐点を右に折れ
橋を渡って林の中をひた走る。

 薄暗い林の中の気温は低い。
しばらく進むと、下りに成り
狭い道を対向車に気をつけながら下って行く。

 「さくら池」 という人口湖と「自然体験ハウス」の建物が見えてくる。

 更に下って行くと、南伊奈ケ湖に登る道に出た。
そこを下って若草を抜けて帰宅したが
いよいよ、下りで寒いと感じる季節に成ってきました。

  天候にも恵まれ 約3時間ほどのライドだったが
綺麗な景色を見る事が出来た。

 明日は、11月開催予定の「第2回 甘利山ヒルクライム」のスタート地点と成っている福祉村に寄って
甘利山入り口から少し登ってみるか・・・・・それとも・・・・・

 今日の、逆コースでも?

 ま、あしたの気分で行こう!