初老のもがき

 自転車やオーディオとか・・・・・

セラミックベアリングBB

2011-01-15 22:44:38 | ロードバイク

 

 気の知れた仲間と旅行積み立てをしていたのだが諸事情により旅行中止。
それによりちょいとしたお小遣いが出来た。

 するってえと くすぶっていた物欲が芽を出す。
ホイール、クランクのセラミックベアリング化。
だけど、すぐ飛びつく事で後悔することも多々ある、
ここは良く調べて、後悔しないようにせねば。

 自分の平均速度は50~90Km位走ってave.24Km前後位の低速だからベアリング変えたからってどんだけのもん?

 事実、走ってる最中、
フロントハブの回転を見てるとなんだかゆっくり回転してるようにも見える。

 そんなハブを見てるとベアリング変える必要って有るかあ? 
だけどね、セラミックベアリング入れてるホイールを回してみると
感動する位・・・・・ 回ってる・・・・・回ってる・・・・まだ、回ってる・・・。

 だから欲しくもなるさあ。

 だけど、ホイールのような低回転の所にセラミックボール入れて・・・・・効果は・・どうだ?

 情報は少ないなあ。 

自転車のエネルギー効率って90%位らしい・・・・・
そこで、10%の損失はと言うと、チェーン、ギヤですって。 

 ホイールのベアリングの効率損失は誤差程度だとのこと・・・・・。

 だけども何処かいじりたい、
クランクの回転数は ホイールよりも高いはず、
ならば、そこを変えよう。 

 モチベーションを保つため? かもしれぬが。


 ターゲットはセラミックBBとしては安価なTNI。定価12600円だ。
G3のベアリングを使っているという。


 調べてみた。 


セラミックボールベアリングのボールのクラス? 
G3というのはいいの? 劣るの?

 ベアリングのグレードは
数の小さい方が高品質であり
数の大きい物が精度のばらつきの多さを表しているという。

 だがしかし、
セラミックベアリングはJIS規格外で
G3と言ってもG3「相当の品質」ですよって位の意味らしい・・・です。 

 クラス分けの最高品質はG3であとG1000位まで細分化されているらしい。 
自転車ではG20クラスでもオーバースペックらしく
実際はG100以下くらいのベアリングが使われているとのこと。
だからといって、不具合は無い。
だからメーカーもそこの所は何も手を入れて無いし、そんなことは承知の上らしい。
 
 ただ、競輪選手の場合はゴール数Cmの差に、
名誉、お金が掛かかって居るからその辺はたかが数センチされど数センチの差でも気合い入っているようです。

 神の手によるG3以上ベアリングとか。


 で、ベアリングは日本が世界一! 
セラミックではダントツ!ですって。
セラミックではUSA物なんかは「安かろう悪かろう」程度で、
日本のライバル無し状態らしい。

 そんなことを知っちゃうと、
まあ、回転数が多いクランク位にセラミックを使いたいなあ位に落ち着く。

 でもね、プラシーボ効果って事もあるからね。
気分の高揚ですね、それだって効果の一つでは?
それによって速くなればそれはそれで・・・・・・。 
まあ、俺の場合、知れてますけどね。

 結局、BBは安価なTNIの物にして ホイールの方のセラミックベアリング化は止めた。

通販にて購入。
今回購入したものとカタログ写真のものと形が違う、
中身が同じであれば どうでも良いことではある。
フレームに合わせて銀色にした。



 と言うことで、セラミックベアリングの導入は、単に拘りだっただけかも知れません。

 取り付け後回してみると
シマノアルテグラBBより4~5回転多く回る程度でした。
ちなみにアルテは「フンッ!」と回して5回転位。

 んじゃあぁ!  2倍回ってるじゃん!



 それから・・・・・と

 自転車の本質的効率を考えユメヤのチェーンを買う。

 今までKMCのゴールドチェーンを使っていた(単に軽かったから)が、
調整がシビアって感じが少々あった。

 ユメヤにしたら調整なんてそんなに要らない(KMCで慣れたのかも)、
日本製はすばらしいと改めて思った。

 KMCチェーンは走行距離が増すほど動きが重くなるので
グリス入れ替え時期が分かりやすかった、
100Km位ごとにメンテすれば良い感じ。 
言い換えれば使用時間が増す事に回転抵抗が増すと言うことだったかも。

 対して、ユメヤチェーンではMTBでも使ってるが何時までも滑らかさが有る。
ただ重量ではほんの数グラムではあるがKMCに歩がある感じ。


 明日、寒波が来て日本中寒いらしい、
特に日本海側は雪ですって! 
部品交換すると新鮮な感覚で乗るんですが、明日乗れるかな? 
乗った感じは・・・・・セラミックBBについては多分何も無いでしょう
むしろユメヤチェーンの方に何か感じる事が有るかも知れません。

 

 

 

参考:船辺精工
   :自転車日記ブログ

 

 

 



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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
パチンコ好きの自動車技術者 (カーボンオフセット)
2013-02-24 19:40:57
 それにしても日立金属の高性能冷間工具鋼SLD-MAGICのトライボロジー特性は凄いですね。先月の、日刊工業新聞社の「プレス技術」で読みましたが、微量の油を塗ったセミドライ状態で、摩擦させると先端技術のDLCのような自己潤滑性(摩擦係数が下がる)が出るなんて。耐摩耗性もたかいのでコーティング費用分コストパフォーマンスがよく、耐荷重能も相当応力で2500MPaと高強度でベアリング・金型などのいろんな機械の転動・摩擦・摺動部品などの機械要素に使えそうだ。まさにノーベル賞級の発明だ。
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摩擦の科学? (amakatsu)
2013-03-13 14:24:00
 コメントありがとうございます。

 何だか難しい・・・・・
ベアリングに使った場合、潤滑液を使わない状態でも
自己潤滑性によってセラミックベアリングより耐摩擦性が高くなおかつ変形や耐久性も十分と・・・・・
そういう事でしょうか?
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少ない有機物に反応 (カーボンオフセット)
2013-06-10 19:25:17
先日、その高性能工具鋼の自己潤滑性とかいう話を日本トライボロジー学会で聞いたが、モリブデンとかカーボン、それにDLCコーティングなどの怪しげな論説とも整合し、油中添加剤の極圧効果にも拡張できる話は面白かった。そのメカニズムをひらたくいえば世界初の本格的ナノマシンであるボールベアリング状の分子性結晶が表面に自己組織化されて、滑りが良くなるということらしい。
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元表面処理屋として一言 (トライベック)
2015-06-26 01:18:34
 そのメカニズムはCCSCモデル(炭素結晶の競合モデル)といって、すべりの良さばかりでなく、摩擦試験データのバラツキが信頼性工学で言うバスタブ曲線になることや、極圧添加剤の挙動、ギ酸による摩擦特性の劣化挙動など色々と説明ができそうなトライボロジー理論らしいですね。トライボロジー関連の機械の損傷の防止、しゅう動面圧の向上設計を通じた摩擦損失の低減、新規潤滑油の開発など様々な技術的展開が広がっていきそうですね。
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無題 (amakatsu)
2015-06-26 09:16:09
 トライベックさん、コメントありがとうございます。

 勉強になります。
私の貧弱な知識では????ですがね。
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