来月の上棟に備え、棟札に筆入れ。(いつも友人のえっちゃんにお願いして書いてもらっています。・・えっちゃん ありがとう!)
「棟札」は:頭を駒形に切った檜板に、建て主様ご家族のご多幸・ご繁栄をお祈りし、これからつくり上げる住まいへの「家運興隆」「家内安全」などの願いを込めます。
裏には、施主様・棟梁の名前・工事の由緒、建築年月日などを記して、上棟の際、棟木に打ち付け奉めるものです。
棟札の書き方には色々ありますが、マツヒサ建築では、表の文言は事前にこちらで書いて、裏の施主様の名前や年月日などは、直接お施主様ご本人に筆入れしていただく事にしています。
そんな感じで、この所、弊社では棟札が主流化?しつつありますが、過去には棟木に直接記するのが普通でしたし、家を建てるならやっぱり棟木に記録を残したい!という方もいらっしゃると思います。
お施主様に合ったスタイルで良いと思うのです。
・・・・10年前 我が家を建てた時にも、上棟式の傍らで、棟木に名前を書きました。
おそらく人は生涯で、自分の名前を書く機会が一番多く、書きなれてる筈の文字が、それはそれはひどい字で 笑うしかなかったな-。
まっ。それも良き思ひ出。
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今後、我々 作り手は、一生のうちに、いくつの棟札を世に残すことが出来るのでしょう。
・・・何代か経って、家を建て直す時に この棟札が当時の職人たちの心意気を伝えてくれれば嬉しい。そう感じます。
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