Kapua

see you tomorrow

夏の終わり

2006-08-31 19:59:42 | Weblog
パン屋襲撃を終え、帰宅
2日分の新聞を見ていたら、29日の夕刊に「本牧のアメリカ」閉店へ
と、大きい記事が載っていた
本牧がまだ「フェンスの向こうのアメリカ」だった頃、沢山の米兵が通ったであろうリキシャルーム
旧店舗が取り壊された時程のショックは無いにしろ、閉店なのは寂しいでは済まされない気持ち…

本牧は赤い靴の女の子みたいに連れていかれちゃうんじゃ無いか?と言う気持ちと、憧れの「THE AMERICA」がある不思議な街だった
ブルーのライトは怪しげで危なげで、年は大人だけれど小心者なので心の敷居が高く、とうとう一度も足を踏み入れる事の無かったリキシャルーム
こういう店の雰囲気は、作ろうと思って作れるモノでは無い
昭和37年創業と言う長い歴史の末に自然と醸し出されるモノなのでしょう

いつか大人になったら行くんだろうな
と、思っていた憧れの本牧の景色が又消えてしまいます
やっぱり夏の終わりなんだ