おっさんリーマン、引退まであと2年

引退まであと2年。正直言って若い頃のようにがむしゃらに頑張れない。

上坂さんの「死ぬという大仕事」という本

2009-08-09 | 
戦争関連の書籍が多い、つい先だって癌でなくなった上坂さんの「死ぬという大仕事」という本を読んでみた

この本は対談集になっていて、ある意味でちょっと期待はずれではあった。なぜかというと末期がんの作家が最後の力を振り絞ってのこした、渾身の著みたいなことを自分の中で勝手に妄想してしまったからだ

ただ、冷静に考えてみると、末期がんを戦っている人が本を一冊仕上げるのはおそらく無理であろうから、こういうほんのまとめ方になったんだろうとここも勝手に思っている。
今日の癌対策について、癌難民を少しで減らして等の意見が患者としての視点から書かれていた。
至極もっともだと思う。

一般の人は治療をしていて、抗癌剤が効かなくなったから治療打ち切りで退院とか、入院期間の3ヶ月が過ぎたから退院だが、高名な政治家の親族は長期間の入院をしているなんてケースの指摘もあった
こんなことをされては一般市民はたまらない。

患者側も患者側でなんでもかんでも大病院という意識も変えないといけないとも書いてあった。
医者側から言えば患者本人が重症だと思っていても、実際はたいしたことがないというケースが多々あるらしい。

事実、自分に照らしてみても、大病院の方が安心と勝手に思っているふしはある。
かかりつけ医をみつけなさいなんて、新聞等にも記事があるが、どのようにしてかかりつけ医を探せばよいのか、めぐり合わせみたいなものなのか、正直当方にはよくわからない

「かかりつけ医→大病院→検査」という、こういうフローが必要だそうだ

まあ、いずれにしても難しい問題だ
現実、金もないと、扱いも粗末になってしまうのもある意味仕方のないことなのだろう

当方のように一度大病をし、病人となってしまうとまた、病気になるかもしれないという不安もある

健康を一日も早く取り戻し、社会から棄てられないようについていくのが精一杯なところなのかな

なんともとりとめない、大病を患った病人の小言でした
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