おやじの寝言

人間、歳をとるとついつい愚痴っぽくなってくるものである。
愚痴はいけないと思いつつ、でも愚痴もなければねぇ~。

Bernie Leadon

2006-04-29 20:02:37 | 音楽
Bernie Leadon

地味目だが、なかなかいい感じのカントリー・ミュージシャンである。
Bernie Leadon というと、どうしても Eagles というバンドを思い出しがちだが、
私には Eagles よりも彼単独のフォーキーなイメージが強い。
彼はおよそ楽器に関しては、幅広いものを持っており、マンドリン、バンジョー、
その他もろもろの楽器をこなし、カントリー・シーンでは人脈も広い。
Dillard & Clark に参加、Linda Ronstadt のバック・バンドを経て
The Flying Burrito Brothers に参加して Gram Parsons を知ることになる。
この出会いは彼にとって、非常に大きな意味を持ったはずである。
そして、The Flying Burrito Brothers を抜けた後に、再びLinda Ronstadt
のバック・バンドに戻るわけだが、ここで Eagles のメンバーと一緒になり
Eagles へと繋がっていく。
その Eagles も、私としては、彼が参加した初期の2枚、『The Eagles』、
Desperado』が最も惹かれる。
Eagles で活動しながらも、 Gram Parsons のアルバム『Grievous Angel
(このアルバムは私の大のお気に入り)に参加したり、Emmylou Harris の
アルバムなどに参加している。
Eagles での演奏よりも Gram Parsons や Emmylou Harris とのアルバム
での演奏の方がリラックスしたいい演奏に聴こえるのは、私だけでしょうか?
そして、Eagles を脱退して、長い沈黙の時間が流れる。
77年に突然、アルバム『Natural Progressions』を発表する。
クレジットは Bernie Leadon & Michael Georgiades Band である。
はっきり言って、評価の低いアルバムではあるが、私は好きな1枚である。
ポップでカントリー色もある楽しい雰囲気がなんと言ってもリラックスできる。
彼はヴォーカルとしては、決して「上手い!」と言えないだけに、楽しんで
いるところに好印象を持ってしまうのである(笑)。
そして、唯一のソロ・アルバム『Mirror』。
正直に言って、このアルバムはよくわかりません(笑)。
これと言って惹きつけるものもないし、ヴォーカルも今一で。
しかしながら、大好きなミュージシャン: Bernie Leadon なのである。

BBS
: お気軽にお越しください。

The Byrds 番外編

2006-04-27 21:45:04 | 音楽
The Byrds 番外編

再び、The Byrds の話になりますが、 The Byrds ファンには嬉しい
アルバムが発売されました。
先日、知り合いのヤフー・トピ(なかなか重厚な内容のある)でこの
アルバムが紹介されていたので、早速発注したのですが、届いて
聴いてみて、ビックリ。
The Byrds のアルバム『Mr. Tambourine Man [HYBRID SACD] 』の
限定版リマスターである。
しかしながら、「Mr. Tambourine Man」は素晴らしいミクスチャーというか、
素晴らしい編集になっているのです。
ステレオとなっているのですが、今までに出たリマシター・ステレオ版とは
一線の画する編集である。
トラックダウン前のマスターから、新たにデジタル編集されたと思われる
編集となっている。
これは、聴いてみないとわからないと思います。
うちの貧弱な再生装置でも、その差があきらかにわかるくらいですから。
私としては、安い買い物に感激した次第です。
そして、嬉しいことに同じ方式によるリマスターももう1枚予約可能に
なっていまして、そのアルバム『The Notorious Byrd Brothers』も
当然のことながら、予約いたしました(笑)。
『Mr. Tambourine Man』の詳細と、『The Notorious Byrd Brothers』の
詳細を紹介しておきます。

BBS
: お気軽にお越しください。

さてと・・・、次は誰にしようか・・・

2006-04-24 22:06:07 | 音楽
さてと・・・、次は誰にしようか・・・

次は誰にスポットを当てようか思案中です。
Gram Parsons、Neil Young? それとも Stephen Stills ?
いやいやまだ早すぎるでしょう。
では、 Clarence White ? 彼は最後です。
何故なら、彼は私が最も愛するギター奏者ですから。
なら次は・・・?
Bernie Leadon ? Gene Clark
さあてと、誰にしようか・・・。

BBS
: お気軽にお越しください。

Dillard & Clark

2006-04-22 00:43:14 | 音楽
Dillard & Clark

Douglas Dillard と Gene Clark 率いるブルーグラスをベースとした
ロックとも言うべきグループである。
私の大好きなバンドで、 Doug Dillard の軽快なバンジョーとこれまた
大好きな Gene Clark の鼻に抜けるようなボーカル。
こぶしとも思える独特のボーカルなんですよ(笑)。
アルバム『The Fantastic Expedition Of Dillard & Clark』は何とも
たまらないアルバムで、「With Care From Someone」は最高に好きな曲
である。
このアルバムは、ロックの香りが強いブルーグラスなのか、それとも
ブルーグラス色が濃いロックなのか、どう表現していいものか悩むところ
であるが、2枚目の『Through the Morning Through the Night』は
ぐんとブルーグラス色が濃いものとなっている。
そして彼らの人脈というか、サポート陣も素晴らしいミュージシャンばかり。
バニー・リードン、マイク・クラーク、ドン・ベック、デヴィッド・ジャクソン
バイロン・バーライン、ドナ・ウォッシュバーン、ジョン・コーネル、
ロジャー・ブッシュ、ビリー・レイ・レイサムとそれはそれは豪華な
顔ぶれである。
バニー・リードン、バイロン・バーライン、ロジャー・ブッシュは私に
とって大切なミュージシャンである。
Dillard & Clark、言葉ではなかなかその良さを表現できないグループで
一度、聴いてみるしかない素晴らしい奴らなんです。

BBS
: お気軽にお越しください。

The Flying Burrito Brothers

2006-04-18 21:41:16 | 音楽
The Flying Burrito Brothers

今までに何度か出てきた名前である Gram Parsons 率いるグループ
The Flying Burrito Brothers。
このグループも重要な位置を占めるグループである。
カントリー・ロックを語る時、この The Flying Burrito Brothers を避けては
通れない。
そして記念すべき最初のアルバムは『The Gilded Palace Of Sin』である。
素晴らしいの一言である。
ただ面白い(表現は悪いが)のは、「Do Right Woman」と「Dark End Of The Street」
をカバーしているところである。
このR&Bの曲をこれほど素晴らしくカバーしているところは、彼らのただ
ならないセンスを感じる。
そして、「Christine's Tune」での Sneeky Pete のパフォーマンスも是非
聴いておいて欲しいところである。
そして、 Gram Parsons が在籍しての最後のアルバムとなる『Burrito Deluxe』。
このアルバムでは、私のお気に入りの Bernie Leadon と Micheal Clarke が
加入する。
当時彼らは、これまた私の大のお気に入りの Dillard & Clark で演奏をしていた
わけで、このような関連からもこの筋というか関連する一連の音楽に惹かれる
ところなのかも知れない。
Bernie Leadon というとついつい The Eagles に結びつけがちだが、私にとっては
あくまで一時、 The Eagles に席を置いたという感じなのである。
そんな話はまたいずれ・・・。
Gram Parsons が抜けてから彼らは、『The Flying Burrito Brothers』と
Last Of The Red Hot Burritos』を発表して幕を閉じるわけだが、正直言って
今一気持ちが高ぶらないアルバム(あくまで私にとってだが)である。
残された Chris Hillman の色が濃くなるかと言えばそうでもなく、これと言って
Rick Roberts 色のみが前に出てきている気がする。
そして最後のアルバム『Last Of The Red Hot Burritos』はというと大好きな
Bernie Leadon は抜け、 Sneeky Pete まで抜けてしまう。
がしかし救いは、ゲスト参加した Country Gazette の Byron Berline である。
そして、やはり一緒に参加している、 Roger Bush と Kenny Wertz も美味しい
ところであるが、それくらいしか魅力を感じないのが寂しいところである。
これらのアルバムの他に、ベスト盤やライブ盤もあるが、ここでは彼らの代表的な
この4枚のみ紹介させていただいた。
そして、いずれ紹介することになると思うが、 Gram Parsons のアルバムも
是非、聴いて欲しいものである。

BBS
: お気軽にお越しください。

The Byrds

2006-04-12 10:15:28 | 音楽
The Byrds

The Byrds これまた好きで好きで、長くなりそうです(笑)。
The Byrds の初期というとまず最初に思い出すのは「Mr. Tambourine Man」
ですが、この曲は皆さんご存知の Bob Dylan の曲です。
そういうことでもお分かりでしょうが、この The Byrds はフォーク色が強い
バンドで所謂フォーク・ロックの創始者と言ってもよいのではないだろうか。
当初のメンバーは Roger McGuinn(Jim McGuinn), Gene Clark, David Crosby,
Chris Hillman, Mike Clarke の5人からスタートしたが、まあコロコロとメンバーが
変わることになる。
そのあたりの話になると、それだけで延々とページ数を重ねてしまうことになるので
やめておくが、いやあ凄まじいメンバー・チェンジで・・・(笑)。
途中参加した Gram Parsons や Clarence White の存在は大きなものだった。
Gram Parsons の在籍帰還は本当に短いものだったが、その意味は大きなものでは
なかったか?
しかし私個人としては何と言っても Clarence White の参加である。
この頃は、 Clarence と共に彼の仲間とも言うべき Gene Parsons も参加している。
私は Clarence Joseph White の大ファンで、特に The Kentucky Colonels や
The Country Boys 時代からの彼のギターにとりつかれている(笑)。
特に New Kentucky Colonels 時代(White Brothers)の音源を捜し続けている。
もう彼らのブート・ライブ音源だけでも200枚を越えてしまっている(笑)。
いけない・いけない、やはり話が横道にそれてしまった。
彼らのアルバムとしては

Mr. Tambourine Man』、『Turn! Turn! Turn!』、『Fifth Dimenson』、
Youger Than Yesterday』、『The Notorious Byrd Brothers』、
Sweetheart Of The Rodeo』、『Dr. Byrds & Mr. Hyde』、『Ballad of Easy Rider』、
The Byrds(Untitled)』、『Byrdmaniax』、『Farther Along』、
The Byrds Play Dylan』 となっているが、他にも何枚かのライブ・アルバムを
残している。
Live at the Fillmore West February 1969』や『SanctuaryⅠ』の
ライブ・シリーズの4枚など。
このライブ・シリーズは結構、好きなアルバムである。
他にも多くのアルバムを出しているのだが、キリがないので代表的なアルバムのみ
紹介した。
というか私の場合、 The Byrds と Clarence White に関しては、公式盤よりも
ライブ・ブート盤の方がはるかに多い枚数なので、紹介するのが不可能と言った方が
正解である(笑)。
いずれにせよ彼らのアルバムの数を見ても、その活動(メンバーの出入り)の幅が
想像されるところである。
当初の彼らは、ビートルズの影響を強く感じられるのだが、時間の経過とともに
独自のフォーク色を増していくのである。
そして最後はカントリーの色が強くなっていくのだが、その辺りはやはりメンバーの
交代に原因があると思われる。
実質的な最後のアルバムである『Farther Along』は、私にとって大切なアルバム
である。
このアルバムに収録されている『Farther Along』は、聴くたびに涙が流れてしまう。
数年前に亡くなった親友Gを思い出すから・・・。

BBS
: お気軽にお越しください。

CS&N (CSN&Y)

2006-04-10 10:12:14 | 音楽
CS&N (CSN&Y)

CS&N 所謂、 Crosby, Stills & Nash であり
CSN&Y 所謂、 Crosby, Stills, Nash & Youg である。
The Byrds の David Crosby、Buffalo Springfield の Stephen Stills と
Neil Youg、The Hollies の Graham Nash が一時期意気投合してコラボした
セッション・バンドと言っていいだろう。
日本のフォークやロック・バンドにも大きな影響を与えたバンドである。
彼らのお陰で、 Martin を知らない人にも Martin D-45 を知らしめたバンド
でもある(笑)。
オープン・チューニングと、違う個性の絶妙なハーモニー。
アコースティック(だけではないのだが)なロックそのものなのである。
この Crosby, Stills, Nash, Young は色々な組み合わせでアルバムを制作
しているのだが、やはりこの CS&N と CSN&Y の組み合わせが最も素晴らしい
ように思う。
CS&N では、やはりファースト・アルバムの『Crosby, Stills & Nash』が
最高でしょう。
まさに衝撃のアルバムというべきアルバムである。
それと言うのも、アルバムに針を落としたとたんに、いきなりオープンDの
『Suite: Judy Blue Eyes』が攻めてくるんですから。
Stephen Stills のギターの素晴らしさがいきなりですから。
『You Don't Have To Cry』、『Helplessly Hoping』も Stills の良さが
滲み出している。
そして Graham Nash の『Marrakesh Express』、『Pre-Road Downs』、
David Crosby の『Wooden Ships』、『Long Time Gone』などなど。
素晴らしい、という言葉がまさにピッタリである。
Graham Nash のクリアーな声、独特の不思議な雰囲気を臭わす David Crosby。
そして、私の大好きな Stephen Stills の素晴らしいギターと鼻にかかったような
ヴォーカル。
大好きな1枚である。
彼らのアルバムとしては他に『CSN』や『After The Storm』などもあるが、私に
とってはこの『Crosby, Stills & Nash』が最高のアルバムである。
そしてこの CS&N に Neil Young が加わったのが CSN&Y である。
Neil Young が加わることにより、またまた個性が広がるわけであるが、その
1枚目のアルバムが『Deja Vu』である。
これも素晴らしいの一言である。
私はこの Neil Young と Stephen Stills が大好きなのだが、何故か CSN&Y
のバンドとしての組み合わせには、首をかしげてしまうのである。
早い話が Neil Young を加えてのバンドとしての調和に疑問を感じるという
ことなのだが、アルバムとしてはこの『Deja Vu』と『4Way Street』は大好きで
宝物と言ってもいい。
Neil Young も Stephen Stills も大好きなのに不思議なもんですね(笑)。
彼らには他に『American Dream』、『So Far』や『Looking Forward』などが
あるが、『So Far』を別としても、やはり『Deja Vu』と『4Way Street』が
最高であろう。

まあしかしながら、私はこの CS&N や CSN&Y の話になると長くなってしう
ので、この辺りで・・・(笑)。
また、別の機会にきっと彼らに触れることにもなるでしょうから・・・。

BBS
: お気軽にお越しください。

Buffalo Springfield

2006-04-08 09:05:32 | 音楽
Buffalo Springfield

今回は Richie Furay の話で出てきた、Buffalo Springfield である。
Stephen Stills, Neil Young, Richie Furay, Jim Messina たちのバンドである。
このメンバーを見ただけで、ゾクゾクしてしまうのは私だけだろうか・・・?
どうしても、Stephen StillsとRichie Furayの関係から考えると、元々この二人が
中心となって結成されたのではないかと思われるのだが・・・。
すごい個性のバンドで、見た目からは想像しにくい音作りなのである。
カントリーの臭いがあり、その上ある種サイケデリックな感覚すら感じられるのである。
何より Niel Youg の個性が合わないようで、微妙に面白いバランスを醸し出している。
しかし惜しいかな、Buffalo Springfield としてはたったの3枚しかアルバムを出して
いないのである。
Buffalo Springfield』、『Buffalo Springfield Again』、『Last Time Arround
の3枚のみである。
私としては2作目の『Buffalo Springfield Again』が一押しである。
とは言えこのアルバムも、彼らの個性がそれぞれ独立した、コンピレーション・アルバム
のようにも聴こえる。
その上、Niel Young の影が薄いのが不満と言えば不満なのだが・・・。
ただ不思議なのは、参加などしていない David Crosby の雰囲気も感じられてしかたない
のは何故なのだろうか・・・?
もうすでにこの頃から Stills は Crosby の影響を受けていたのだろうか・・・?

Richie Furay と Jim Messina は Poco へ。
Stephen Stills と Neil Youg はそれぞれソロへと。
そして CS&N ( CSN&Y )へとすばらしい展開をしていく彼らだが、あまりにも短い
活動であったにもかあわらず、音楽シーンに大きな足跡を残した彼らは、やはり偉大な
グループであったのだと思う。

BBS
: お気軽にお越しください。

Chriss Hillman

2006-04-06 10:38:21 | 音楽
Chriss Hillman

これまた、以前書かせてもらった Souther, Hillman, Furau Band
Chriss Hillman である。
音楽の話って、一人のアーティストに焦点を当てるだけで、どんどん話が
広がっていくので、ネタには困らないというメリットがありますね。
まさにブログ向きというか・・・(笑)。

Chriss Hillman もう説明が要らないほどの人ですね。
でも、それではブログで取り上げた意味がないので、サラッと流すだけに
いたします。
Chriss Hillman は元々、カントリーやブルーグラスのマンドリン奏者と
してスタートし、Bernie Leadon や The Gosdin Brothers などとの関係が
深かった。
そういった初期の活動の中で、ヒルメンでの関係からだと思われるのだが
あの The Byrds にベーシストとして誘われ参加する。
The Byrds での活動は、今一目立たないようなところもあったわけだが
彼の存在でカントリー色を持っていたところがあるように思う。
そして、メンバーがどんどん去っていく中、Gram Parsons を参加させる。
このあたりでは、 The Byrds もしっかりカントリー・ロックを確立したと
言ってもいいのではないだろうか?
そしてその Gram Parsons も脱退するわけだが、Chriss Hillman もその
後を追うようにして脱退する。
そして、 Gram Parsons 率いる The Flying Burrito Brothers に参加
するわけだが、この辺りから彼の本来の姿があるように思えるのである。
しかしその The Flying Burrito Brothers も Gram Parsons が抜ける
ことで解散することになる。
その後、Stephen Stills の『Manassas』と『Manassas Down The Road』に
参加し、そして前述の Souther, Hillman, Furau Band の結成となるのである。
何度も言うようだが、このバンドは1曲1曲はそれなりに評価できるが
アルバムとしての纏まりはないように思える。
要は3人が1枚(2枚)のアルバムを作ったという感がある。
このバンドでアルバムを2枚リリースした後で、このバンドも解散。
ようやく Chriss Hillman 自身のリーダー・アルバム『Slippin' Away
を発表する。
リーダー・アルバムとしてはもう1枚『Clear Sailin'』もある。
この後、 The Byrds 時代のメンバー Roger McGuinn, Gene Clark と
McGuinn,Clark & Hillman を結成。
そして、Roger McGuinn・Chriss Hillman でアルバム『City』を発表。
このアルバムでは、Gene Clark をフューチャーするという形で参加させ
結構、ヒットするがすぐに解散となる。
そして、ようやく自分のなすべき道を見出したのか、彼自身のルーツである
ブルーグラスに戻るのである。
Desert Rose』、『Morning Sky』はいいアルバムである。
そして、この Deserrt Rose Band では、Herb Pedersen(バンジョー)
が参加する。
この Pedersen は、私のお気に入りのバンジョー奏者である。
この後、 Chris Hillman & Herb Pedersen クレジットで何枚かアルバムを
制作している。
Bakersfield Bound』、『Way Out West』、その他。
私はこの Chris Hillman & Herb Pedersen が大好きで、このクレジットの
ブート・ライブ音源を見つけると、どうしても聴きたくなるのである(笑)。
そして最後になるのだが、彼のソロ・アルバムはあまり評価が高くないのだが、
私は評価などに関係なく、ソロ・アルバムでリラックスした彼の優しい曲が
やはり好きなのである。

BBS
: お気軽にお越しください。

Richie Furay

2006-04-04 09:52:50 | 音楽
Richie Furay

以前、書かせてもらった Souther, Hillman, Furau Band
Richie Furay である。
Richie Furay といえば 元々フォーキーな音楽からスタートした
人で、ニュー・ヨークあたりで Stephen Stills とともにフォークの
バンドで活動していた。
それは They Call Us Au Go-Go Singers というバンドで、表現
するならば丁度、 The New Christy Minstrels のような感じの
グループである。
Stephen Stills と Richie Furay が歌っているとは想像しにくい
初期のアルバムだが、私としてはそう好きなアルバムでもない(笑)。
とは言え、彼らの音楽活動の原点ということで、今も時々聴いている。
その後、 Richie は Stills とともに Buffalo Springfield で活動。
Buffalo Springfield と言えば Niel Young と Jim Messina もいた
グループである。
そこでの Richie はどちらかというとフォーキーな曲が多く、また
目立たない存在であったように思う。
Buffalo Springfield 解散後に前述の Souther, Hillman, Furau Band
で活動するわけだが、はっきり言ってこのバンドは3人の個性がそれぞれ
独立しており、自身の曲をそれぞれがアルバムで唄っているように感じる。
その後 Poco を結成するのだが、早くに脱退してしまう。
私としては Poco 以降のソロ・アルバムが好きなのである。
ちなみにそのソロ・アルバムとしては、『I've Got a Reason』、
Dance a Little Light』、『I Still Have Dreams』の3枚なのだが、
中でも私としては意外と『Dance a Little Light』が好きなのである。
私としての Richie Furay のお気に入りは最近発売された Poco の
再結成(この表現がいいのか悪いのか?)ライブ・アルバムである。
POCO Keeping the Legend Alive』だが、このアルバムにはボーナス
DVDが付いていて、このDVDがご機嫌なのである。
Richie Furay の存在感が目いっぱい出ているライブ映像なのだ。
不満と言えば、所々映像が乱れる箇所があるところくらいである。
Poco を早く脱退してしまった心の引っかかりを、このライブで
払拭したかのようなパフォーマンスで嬉しい映像である。

BBS
: お気軽にお越しください。