神戸児童連続殺傷事件で当時11歳の男の子を殺害された父親が、事件から今日で丸19年となったことを受けて、亡き息子や加害男性への心境を明らかにしました。
神戸児童連続殺傷事件では、当時10歳の女の子と土師淳君が殺害され、14歳の少年(自称:酒鬼薔薇聖斗)が逮捕されました。事件から丸19年の今日、淳君の父親土師守さんが手記を寄せました。
あの日起きたことを昨日のことのように鮮明に覚えています。何年経とうとも親の子供への思いは変わることはありません
と心境を明らかにしました。
去年加害男性が手記を出版したことについては、
被害者の精神への更なる加害行為と言える。表現の自由とは別次元の話だ。
と断じました。
また、加害男性から毎年命日に送られてきていた手紙について、
今年は受け取りを拒否し、彼とはもう関わり合いたくないという思いです
と記されています