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シカゴ 鈴木保奈美 NY発 ミュージカル徹底取材!

2008年10月26日 | エンタテイメント

ミュージカル シカゴ特集
1997年 TBS放映

シューバート劇場で、シカゴ上演中


シューバート劇場の隣では、「フォッシー」を上演


演出家 ウォルター・ボビーのインタビュー
黒と肌色、他の色をステージから取り去るとフォッシーの作った脚本・音楽・ダンスが、
ピタッと一体化するんだ。

振付師 アン・ラインキングのインタビュー
フォッシーの振付の特徴といえば「分離」という概念。
たとえば片方の肩だけ動かしながら、
頭は全く別の動きをするの。
ティーカップフィンガーのように繊細なポーズ
半熟ゆで卵を包み込んだ手の動き
手首の動きはあくまでもナチュラルに、
徐々に解放に変化をもたらすの・・・
ダンサーたちは、より狭い空間へと入り込んでゆく
缶の中の毛虫みたいにね。
躰のいろんなパーツが独立した動きで
同時に動くとクレイジーでセクシーなタイムマシーンのように見えてくるの。


グウェン・ヴァードンのインタビュー
当時(1975年)オーケストラ・ピットが役者の頭上にあってね。
私がヴェルマ役のチタ・リヴェラと歌ってた時に、
紙吹雪がそこからまかれる段取りになってたの。
ところが息継ぎした時にその紙切れが、
のどに詰まって窒息しそうになったわけ。
とにかく喋ることも歌うことも出来ないの。
そのまま病院に直行して手術よ。
そしたらドクターが発声禁止の宣告。
なんと2週間。
そして急遽代役が立てられた。

そこでライザ・ミネリが一週間のリハーサルだけで、
代役に立ってくれたの。
どうやったら一週間で、覚えられるのかいまだに謎よ。
あの子は天才ね。ほんと。


NYで、ヴェルマ役は、ウテ・レンパー
ウテ・レンパーのインタビュー


フィラデルフィア メーリアムシアター(ロキシー・カンパニー)

舞台裏をダンスリーダーのアンジーが案内
エイモス・ハート役(ミスター・セロフィン)の映像(ロンドン・カンパニー)
エイモス役Michael Tucciインタビュー

ビリー・フリン 曲 all I care aboutの映像(ロンドン・カンパニー)
ビリー役 Alan Thickeのインタビュー

鈴木保奈美がミュージカル シカゴについて語る。
1998年2月来日公演

本 「ブロードウェイ物語」

2008年10月19日 | 

コーラスラインの舞台裏
ON THE LINE 
THE CREATION OF 
A CHORUS LINE

コーラスラインの舞台裏が、
オリジナルキャストのインタビューを元に書かれています。

1974年1月の第一回テープ録音
1974年秋の5週間の一回目ワークショップ
週給100ドル
著作権の1パーセントをテープ録音参加者全員で分ける契約
(第一回テープ録音)
ボブ・フォッシーの「シカゴ」に行くダンサーもいた。
1974年冬の終わりから15週間の二回目ワークショップ
週給100ドル
オフ・ブロードウェイ週給150ドル
ブロードウェイ週給650ドル
トニー賞ノミネートのこと。
シューバート劇場 の部屋割りのこと。
オリジナルキャストレコーディングは、1000ドル
8時間以上のため団結して一人2000ドル

オフ・ブロードウェイに有名人がぞくぞく見に来る。
ローレン・バコール
グルーチョ・マルクス
イングリッド・バーグマン
ダイアナ・ロス
キャサリー・ヘップバーン
グレゴリー・ペック
ポール・ニューマン
ルビー・キーラー
ジンジャー・ロジャース
ミハイル・バリシニコフなど。
ダンサーの両親の反応がさまざま。
(ダンサーたちが一番気にしている)

オン・ブロードウェイでは、
ジーン・ケリー
シャーリー・マクレーン
ローレンス・オリビエ
フォード大統領(当時)など。
ロサンゼルス公演では、
オリジナルキャスト全員参加予定が、5人のみになった。
フレッド・アステアが見に来た。
マイケル・ベネットとドナ・マケクニーの結婚(1年)

1983年「グリース」のロングラン記録を抜き
特別公演のため今までの出演者全員を出演させる(375人)
映画版の事(1985年12月公開)
マイケル・ベネット亡くなる。(1987年7月2日)
オリジナルキャストのその後が書かれています。
426ページ

著者 バイオーク・リー(コニー)
   トミー・ウオルッシュ(ボビー)
   ロバート・ヴィアガス(構成)
訳者 笹野洋子
1993年
株式会社講談社 発行

コーラスライン・ファイナルステージ

2008年10月12日 | エンタテイメント

(ドキュメンタリー)
1990年12月24日 テレビ朝日 放映

解説 演出家 宮本亜門
   女優  藤田朋子
ナレーション 藤田朋子

15年続いたコーラスラインが4月に終わった。

3年前ブロードウェイの偉大な演出家が亡くなりました。
その人の名は、マイケル・ベネット 死因はエイズ。
16年前新しいミュージカルを作るため
若きダンサーたちを集めました。
踊らせる為ではなく、
彼らの生活ぶりや家庭環境・人間関係、
不安や悩みなどを聞きだそうとしました。
自分たちの事を1ドルで、売り渡しました。
テープに30時間。
テープを何度も何度も聞き新しいプランを練り、
テープセッションから1年後オフ・ブロードウェイで、オープン。

1976年オリジナルキャストによるステージ

3ヶ月後オフ・ブロードウェイからブロードウェイへ

1976年トニー賞9部門受賞
監督賞受賞のマイケル・ベネットの受賞スピーチ(リチード・バートンより)

主演女優賞 ドナ・マケクニー

助演女優賞 ケリー・ビショップ(ジェリー・ルイスより)

助演男優賞 サミー・ウイリアムス(セレステ・ホームより)


1990年のステージ映像

バイヨーク・リー(コニー)のインタビュー

1989年冬 
プロデューサー ジョセフ・バップが
ショーを閉めるのであれば、威厳をもって閉めたい。
決断を下し閉める発表をしたのです。
発表を知ったバイヨーク・リー(オリジナルキャスト)は
オリジナルキャストの17人の仲間とファイナルステージを迎えようと。

サミー・ウイリアムス(ポール)のインタビュー

ドナ・マケクニー(キャシー)のインタビュー
マイケル・ベネットと1年結婚していた。
1985年 慢性関節リュウマチという重い病気にかかっていました。(33歳)
バイヨーク・リー(コーラスラインの演出)より
もう一度キャシーをやって欲しいと言われ、
病気を克服して舞台に復帰。

ケリー・ビショップ(シーラ)のインタビュー
TVプロデューサーの夫と暮らしていて、
映画「結婚しない女」「ダーティ・ダンシング」に出演。

トミー・ウオルッシュ(ボビー)のインタビュー
最後まで舞台に残ったオリジナルキャスト
ウエスト・サイド・ダンス・プロジェクトで、ダンスを教えている。

プリシラ・ロペス(ディアナ)のインタビュー
コーラスラインの指揮者と結婚

1990年4月28日午前8時半に、
オフ・ブロードウェイのニューマン劇場にオリジナルメンバーが集まる。
ステージに立ち自己紹介する映像。

1990年4月28日午後5時ブロードウェイのシューバート劇場
普段は閑散としている時間ですが、
コーラスライン・ファイナルステージなので、人で、あふれています。
50ドルのチケットが、500ドルや1000ドルのプレミアム・チケットになっています。
開演前のバック・ステージの様子の映像。

6137回目のカーテンが開く。
オープニングシーン
キャシーのソロダンスシーン
そしてフィナーレ
カーテンコールがないのに10分以上も拍手が鳴りやまない。

最後のシーラ役のスーザン・ダニエルのインタビュー
最後のキャシー役のローリー・ガマーシェのインタビュー

1990年6月 コーラスラインの看板が取り外される。

1990年11月 新しいミュージカルの「バディ」の看板に変わっている。
シューバート劇場

ケリー・ビショップのインタビュー
トミー・ウオルッシュ(ボビー)のインタビュー
サミー・ウイリアムス(ポール)のインタビュー
ドナ・マケクニー(キャシー)のインタビュー

アメリカ栄光のヒット・ソング大全集

2008年10月01日 | エンタテイメント

THE SONG WRITER’S HALL OF FAME
20TH ANNIVERSARY
THE MAGIC OF MUSIC
1989年6月22日 アメリカ TV放映
1989年10月7日 NHK放映

ニューヨーク・ラジオシティ・ミュージックホール

ミュージカル「ジプシー」より
曲 エブリシングス・カミング・アップ・ローゼズ
ジュール・スタイン 作詞
ステファン・ソーンダイム 作曲
トニー・スティーブンス・ダンサーズ(男性8人女性8人)

ミュージカル「ファニー・ガール」より
曲 ピープル
ジュール・スタイン 作詞
ボブ・メリル 作曲
歌 リンダ・エダー

ミュージカル「ベリー・ウオーム・フォー・メイ」より
曲 オール・ザ・シングス・ユー・アー
オスカー・ハマースタイン二世 作詞
ジェローム・カーン 作曲
歌 モーリン・マクガヴァン

ミュージカル「スウィート・チャリティ」より
曲 イフ・マイ・フレンズ・グッド・シー・ミー・ナウ
サイ・コールマン 作詞
ドロシー・フィールズ 作曲
トニー・スティーブンス・ダンサーズ(男性8人女性8人)

ミュージカル「フィニアンの虹」より
曲 ルック・トゥー・ザ・レインボウ
EY・ハーバーグ 作詞
バートン・レイン 作曲
歌 パティ・ラベル


曲 明日に架ける橋
ポール・サイモン 作詞&作曲
歌 ジュディ・コリンズ

司会 デック・クラーク

曲 今夜教えて
サミー・カーン 作詞
ジーン・デ・ボール 作曲
歌 グレゴリー・アボット

曲 悲しき慕情
ハワード・グリーンフィールド 作詞
ニール・セダカ 作曲
ピアノと歌 ニール・セダカ

映画「巴里のアメリカ人」
曲 セカンド・タイム・アラウンド
サミー・カーン 作詞
ジェイムズ・ヴァン・ヒューゼン 作曲
歌 ルー・ロウルズ

映画「ローラ殺人事件」より
曲 ローラ 
ジョニー・マーサ 作詞
デヴィット・ラクシン 作曲
歌 リー・グリンウッド

映画「ティファニーで朝食を」より
曲 ムーン・リバー
ジョニー・マーサ 作詞
ヘンリー・マンシーニ 作曲
歌 クリスタル・ゲイル

映画「カサブランカ」より
曲 時の過ぎゆくままに
ハーマン・ハプフェルト 作詞&作曲
歌 フレディ・ジャクソン

映画「スタンド・バイ・ミー」より
J・リバー、 M・ストーラー、 B・Eキング 作詞&作曲
歌 K・T・オスリン

映画「抱擁」より
曲 オール・ザ・ウェイ
サミーン・カーン 作詞
ジェイムズ・ヴァン・ヒューゼン 作曲 
歌 グレゴリー・アボット&リー・グリンウッド&フレディ・ジャクソン&K・T・オスリン

司会 デック・クラークより
THE SONG WRITER’S HALL OF FAMEの殿堂入りの
エディ・デ・ランジに(二人の子供のスピーチと受賞)

司会 アニタ・ベーカーより
殿堂入りのリー・リチャード・アダムス(ブロードウェイの作詞家)
メドレーで、
曲 笑顔で行こうよ
曲 ガット・ア・ロット・オヴ・ラヴィング・トゥ・ドウ
曲 ワンス・アポン・ア・タイム
リー・リチャード・アダムス 作詞
チャールス・ストルウス 作曲
歌 マリリン・マックー

チャールス・ストルウスよりリー・リチャード・アダムスヘ殿堂賞を渡す

曲 わが心のジョージア
スチュワート・ゴーレン 作詞
ホーギー・カーマイケル 作曲
歌 マイケル・ボルトン

曲 キャンディーマン
歌 サミー・デイビス・Jrとアンソニー・ニューリー(映像)
曲 愚かな私
歌 アンソニー・ニューリー

曲 ア・ニュー・ライフ
歌 ライザ・ミネリ

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ライザ・ミネリより殿堂賞を渡す
殿堂入りのアンソニー・ニューリーとレスリー・ブリッカスのスピーチ

曲 ニューヨーク・ニューヨーク
フレッド・エブ 作詞
ジョン・カンダー 作曲
歌 ライザ・ミネリ