古代ローマと言えば、あの映画のローマ風呂。
あれは日本の風呂をマネして造られたというが・・・・果たして・・
そんな事あるか!
それにしても、今の医学は医聖ヒポクラテスの思想から大きく離れて実質はガレノス医学。つまり、ギリシャからローマへ移った攻撃的医学なのだという事は、いつのか記事で分かりましたね。
え、聞いてない?
まあ、最初から聞いてないかすぐ忘れるかのどっちかな~?
痴人が、「おい、俺の話を聞けQ!」などと怒り出すことがあるが、
「ふん、それを言う前に俺の話も聞け!」と言いたいが、じっと我満、我慢。
「食と生命」 松本英聖著より
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フリーセックスの代償
話題のついでに、セックスに纏(まつ)わる怪っ体な感染症ーーーヘルペス性病について紹介して置こう。
ヘルペスとはウイルス性疾患の一つであるが、今アメリカでは二千万人がヘルペス性病に罷っていると言う。
ヘルペスは昔からあったが、それは口唇に限られていた。かって古代ローマ時代口唇ヘルペスが蔓延し、ティベリウス帝は公式儀式でのキッスを禁止したと伝えられている。これは古代ローマの美食がもたらした食毒浄化に外ならないが、現在の陰部ヘルペスは薬毒浄化、避妊薬の乱用と、性病治療の化学療法や抗生物質の発達で出現した薬原性のウイルス。
なお最近、二十代前半の若者を中心に風邪とオタフク風邪が合併したような「伝染性単核症」が俄かに広がって来た。欧米ではキスで感染(唾液感聾する例が多いため、「キス病」とも呼ばれる。生命には拘わらないが、感染すると高熱が出て、首の両側のリンパ節が腫れて痛む。このキス病が数年前から日本にも上陸しているから、まさに古代ローマの再現と言えよう。
ウイルスの型は口唇ヘルペスはⅠ型、陰部ヘルペスはⅡ型で少しばかり型が違うようである。ともあれ、古今・東西を問わず雀の荒廃〟の裏には必ず〝性の退廃〟が伴ない、それに対応した浄化作用が始まるということである。
エイズ・パニック
「今世紀中にエイズで一億人が死ぬ!」ーーー、この不気味な予測を十年前に発表(一九八六年十月)したのは、米国公衆衛生総局の主席医務監エペレット・クープ博士。
米国におけるエイズ対策の総元締めである。同氏はさらに次の発言もした。
「エイズの治療法やワクチンが完成する見込みがない今、「考えられる対策は教育だけ。エイズ教育はなるべく早く小学三年生からでもよい。その際コンドームの使い方も……」
そして三ヵ月後、バウアー米教育次官は〟小学生のエイズ教育〟に関するメモを全米教育委員会に送った。これが全米のウーマンパワーに火を付け、柳眉を逆立てて侃々諤々(かんかんがくがく)の議論が沸騰した。〝エイズは怖いが、さりとて小学生にまでコンドーム教育とは…‥〟というわけ。 フリーセックスの本場アメリカでも流石(さすが)にショックは大きく、狼狽(ろうばい)振りが目に見えるよう。日本の教育ママなら一体どう答えるだろうか。海の向こうの話などとタカを括って入られない。それにつけても思い出されるのが、十六世紀ヨーロッパに登場した梅毒の歴史だ。
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歴史は繰り返す-ー梅毒とエイズ
梅毒のルーツは、前述したように、コロンブスがアメリカ大陸を発見(一四九二空したお土産にヨーロッパに持ち込んだもの。時恰かもルネッサンスの真っ盛り。人間解放とフリーセックスの波に乗ってあっという間に全ヨーヨッパに広がり、〝シビリゼーション 文明)は、シフィリゼーション(梅毒)なり〟という有名な警句が出来たほど。
九年後には、はるばる海を超えて日本に上陸しているから、そのスピードに驚く。セックスに戸は立てられぬという教訓だ。
因みにシフィリスは、ギリシャ神話に出てくるハンサムな青年牧童の名で、「日の神」を呪った神罰として全身が腐る業病を受けた。この話に因んで一五三〇年、ヴェロナのフラカルト(医師で詩人)が名付けたのが始まり。
思えば十六世紀以降、ヨーロッパ諸国は黄金と香料を求めてアフリカ大陸やアメリカ大陸に侵入、我が物顔で原住民を殺し、奴隷にし、莫大な富を手にした。が、その代償としてセックスに纏わる業病を貰い、さらに十八世紀産業革命がもたらした繁栄の陰で白いペスト(結核)が猛威を揮(ふる)った。自業自得とは言え、ろ自然の秩序を乱せば、必ず相応の復元作用を受けねばならない。
そして今、現代文明の行く手にエイズが立ち阻(はだ)かった。歴史は繰り返すと言うが、この前代未聞の疫病には現代医学も歯が立たず惨禍は広がる一方。
エイズが始めてアメリカにお目見えしたのは一九八一年六月のこと。アトランタの米国立防疫センタ-(CDC)がロス地区で五人のカリニ肺炎患者(※(1))と、ニューヨーク地区で二十六人のカポシ肉種患者(※(2))が発生、何れも男性同性愛者であったと報告したのが第一報。それ以来この正体不明の奇病について監視が続けられたが、月毎に発症者が増加し、翌年九月には五九三名(うち死者二四二多に達した。この時点でこの奇病に対しエイズ=AIDS(後天性免疫不全症候群》という正式名称が付けられた。
※(1)カリニ肺炎=カリ二原虫の日和見感染で起こる重症肺炎
※(2)カポシ肉腫=皮膚血管が異常増殖する一種のガン。カポシはウィーンの医師名
そして翌年この免疫不全がエイズウィルスによる感染症であることがフランスのモンタニエ博士(パスツール研)によって明らかにされ、漸く正体が訐(あば)かれた。
一九八九年四月末現在、アメリカのエイズ患者は八万九千五百一人、感染者三百万~四百万と推定され、二年後には感染者は五百万人に達すると予想されている。またエイズの中心地ニューヨークでは、患者数が既に一万人を突破し、感染者は五十万人と推定されており、二五~三〇歳代の死因のトップは男女共にエイズとなっていると言う。
兎に角、今アメリカでは毎年二万人のエイズ患者が発生し、一万人がエイズで死んでいるから、まさに世紀末の死病である。
ところで、今アメリカのエイズ患者の九割以上は男性(この中二〇~四〇歳代が七〇%)が占め、内訳はホモ六五%、麻薬常用者一七%、その他が血友病患者と輸血感染者となっている。
この点、日本のエイズ患者の場合は七割(感染者の九割)が血友病患者であること。またアフリカでは患者の四割弱が女性で、感染ルートも異性間交渉が八割を占め、特に子供への蔓延が著しいこと等、地域によって夫々流行パターンに特色がある。
しかし最近では、アメリカでも女性患者の増加が目立ち、流行地もこれまでの大都市から地方小都市へと無気味に拡散しており、日本でも同様のパターンが見られるから怖い。特に昨今では、アジア地域でエイズが爆発的に広がっていることはご承知の通りだ。
ともあれ、人間生活の基本は〝食と性〟の二大本能によって支配されており、〝食の奢り〟は〝色の乱れ〟を誘い、グルメとフリン (不倫)は表裏一体の関係にあると言えよう。
今、アメリカ社会はエイズ・パニックのお陰で、性モラルがスローペースながらも健全化に向かっているとか。大いに結構なことで、性の自粛はやがて食の健全化を促すことになろう。日本民族もここらで食・性共に自粛すべき時であろう。
免疫力を破壊するエイズ
エイズ《後天性免疫不全症候群》はその名が示すように人体を守っている免疫機能が駄目になる病気で、謂わば警察のストライキだ。
人体の防衛機構は連続した五重のバリケードで守られており、相手に応じて適材適所に対処するが、その最後の砦が免疫系である。
免疫系は、細胞性免疫(T細筆と体液性免疫(B細胞系)の二段構えになっていて、互いに協調しながら働いているが、エイズはこの中のT細胞系(ヘルパーT細胞)がエイズウィルスに占領されてしまう病気だ。
ヘルパーT細胞は、B細胞(抗体産生細胞)に対して抗体を造るよう指令する細胞で、謂わばアクセル役の細喝これに対してブレーキ役の方はサプレッサーT細胞と呼ばれる。そこでヘルパーT細胞(アクセル)が駄目になると、B細胞から免疫抗体が作られないため、今までお大人しくしていた微生物がここぞとばかりに暴れだす。この状態を日和見感染と言うが、要するに全身に徴菌が蔓(はび)こって、生きながら身体が腐るわけだ。
こんな恐ろしいことになるのがエイズで、最も多い症状はカリニ肺炎(カリ二原虫の日和見感染)とカポシ肉腫(皮膚血管のガン)及びその合壁咤エイズと判定されるのはこの段階で、発症すると五年以内に殆ど全員が死亡する。
しかし、エイズに感染しても直ぐに発症するわけではなく、二、三年経ってから感染者(キャリヤー)の二五~三〇%が発症するが、中には感染後十年以上も発症しない例もあるため、この原因解明が、エイズ対策の有力な手掛かりとして、大きな注目を集めている。
エイズも自然の浄化作用
今述べたように、エイズウィルスは感染から発症まで長期間潜伏するためレンチ(遅延型)ウィルスと呼ばれるが、作用面からはレトロウイルスに分類される。
レトロは〝逆戻り〟という意味だが、この名がついた理由はこうだ。
普通生体では、親から貰った遺伝子(核酸DNA)から出発してDNA→RNA→蛋白質という順序で複製(コピー)される。ところがエイズウィルスに感染すると、この順序が狂って、RNAからDNAが合成(逆転写)されるためレトロの名がついた。レトロと言うとカッコ好いが、働きの面から見れば子が母親を学ませるようなもので、あってはならない大逆罪だが、この順逆の逆転劇を体内で演出するのがエイズウィルスなのである。このような前代未聞の逆転写ウイルスが、現代社会で猛威を振るっているのも、因(もと)はと言えば、食や性の乱れ(反自然的生活)から来る体内汚染であり、それを正すための自然の浄化作用がエイズに外ならない。
従って、ウイルスだけを目の敵に(かたき)しても始まらないわけで、各自が生活を正して体質浄化を図ることが先決である。
それをせずに、やれワクチンだ治療薬だとウィルス退治に狂奔することは見当違いも甚だしい。
その間にも体内汚染は酷くなる一方だから、薬が出来なければどうなるか。また旨く薬が出来たとしても、体内汚染は今より進んでいるから、それに見合ったより強力な浄化作用(難病奇病)が発生して、助かる生命(いのち)も助からなくなる。
その兆の(きざし)一例が、最近、南日本を中心に不気味な広がりを見せている成人丁細胞型白血病(ATL)だ。
ーーーーーーーーーーーー引用終わりーーーーーーーーーー
え^^t^、感想を・・・
あ、読んだらすぐ忘れるのが特技なので・・・
あとで気が向いたら書きます。
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