小学校の図書館

小学校の司書をしています。毎日のおもしろかったこと、どんなことをやっているかを紹介したいと思います。

朽木祥

2010-04-22 08:09:49 | Weblog
4月22日

 『かはたれ』『たそがれ』の作者の朽木祥の『風の靴』を読みました。
『かはたれ』はかっぱになったネコと母を亡くして悲しみを抱えた麻の物語です。これにつづく『たそがれ』は成長した麻と河童八寸の物語の続きです。
この2冊は楽しんで読んだ本です。
 少々地味な装丁ですが、高学年の子どもたちにすすめています。
 『風の靴』は親から敷かれた中学受験に失敗し、尊敬していたおじいさんの突然の死、前へ進めないような気分で親友と、その妹、愛犬と家出をした。おじいさんのヨットで海から行くことにして、おじいさんに習ったヨットの操り方を思い出して出帆した。 
 親に対し、大人に対して少し批判的になってきた思春期直前の男の子にぴったりの本ではないでしょうか

オリエンテーション

2010-04-19 11:48:24 | Weblog
4月19日

 今週から図書館オリエンテーションをしています。
 6年生はパワーポイントでレベルの高い物を作りました。日本十進分類法の説明からしました。
 10冊の本を自分たちで分類すると言うことを行いました。
 2年生は初めてオリエンテーションをするので、優しく作ったパワーポイントで説明をします。
 4年生はオリエンテーションの後、クイズをしました。

でまえ読み聞かせ

2010-04-14 23:15:21 | Weblog
4月14日

 1年生が入学して今日で学校生活4日目です。
 今週早々でまえ読み聞かせで1年3組に行きました。
 これは、もう何年も行っていることですが、一年生は学校の中に知っているおとな(先生)が少ないのです。早くに学級に絵本を抱えていって読み聞かせをすると1年生と知り合いになれます。学校の中で、校庭で会った時に「せんせい!」と声をかけてくれるようになります。
 定番の『きょだいなきょだいな』と長新太の『ブタヤマさんたらブタヤマさん』を持っていきました。すごくいい反応でした。ちょうど、休み時間にかかったので2年生も窓からのぞいて聞いていました。去年のことを思い出したかな?

今年度初めてです、

2010-04-13 12:23:41 | Weblog
4月13日

 図書の時間が始まりました。
 子どもたちはそれぞれ、一学年ずつあがった抱負を持っているようです。

 2年生の図書の時間です。読み聞かせに『マジック☆ラビット』を読みました。

S君の感想は
「うさぎのバニーとマジシャンれいでマジックをしていたら、ほかの人とぶつかってバニーが犬においかけられてにげてしまいました。バニーは、おちていた「ほし」をおいかけたら、レイに出会って売れしほうだったのでぼくはほっとしました。」
Aちゃん
「レイとバニーが、はなればなれになったのがかわいそうだとおもいました。でも、バニーは、スターをおいかけて、レイとあえました。
Hさんは
「バニーが、かいさつぐちをとおる時、なにを切符がわりにしたのかなあとおもいました。だって・・・切符がなければかいさつぐちはとおれないはずですから。」

2年生の興味はいろいろですね。