あこがれモダン

身軽に生きたいと思う今日この頃

痛みが美に変わる時

2008-06-22 19:03:15 | others
先日再放送を録画しておいた「ETV特集・画家・松井冬子」を見ました。
予備知識なしで、ただタイトルだけで録画してみたのですが、は見た事がありました。
作者本人は初めて知って見たのですが、ファッションモデルのような美貌の持ち主が
その華やかさと対極にあるような幽霊や骨、臓器等を描いているギャップが
おもしろかったです。洋画ではなく日本画という所もいいのだと思います。
現実にはありえない世界を描くからこそリアルを追求する。
その為に自らねずみを解剖してその臓器をデッサンしていく真摯な姿には
衝撃を受けました。

絵と彼女が見たい方はここへ
(かなーり好き嫌いの分かれる絵です(^_^;))
番組のタイトルに使われていた「痛みが美に変わる時」。
これを読んで思い出したのはフリーダ・カーロ
そういえばこの二人、意思の強そうな面差しが似てるかも。

そこらの女優より迫力ある美しさの彼女ですが、お母様がお茶の先生という事で
茶道をしている姿も出てきました。
着物姿でも度々メディアに登場しているみたいですが、メイク同様
一分の隙もない完璧な着姿が回りの人間達から浮いて見えるのは私だけ?
いつでも舞台で演技中の女優のような、非現実的感が叶姉妹と通じるかも
これも彼女の戦略的仮面なのでしょうか?

彼女のセリフに「自分の絵を見て「こうなったの(不幸)が自分じゃなくてよかった」と
思ってもらえたら嬉しい」と言うのがありました。
芸術家って大半は苦悩を糧にして作品を作っていると私は思っているので
松井冬子さんも表面は美しく華やかでも心の底には計り知れない苦痛と苦悩を
抱えているからこそああいう絵が描けるのだとしたらすごい人だと思います。

あちこちネットで見ていると芸術的な事や技術については辛口の事を
言っている方がちらほらいるようです。
でも絵とかって見る人が心を動かされればそれだけでいいと思うのですが。
私は好きか嫌いかでしか見た事がなく、一度は彼女の実物の絵を見てみたいです。

番組で一番印象に残ったのは、あれだけ作りこんだメイクをしているのに
製作中の筆を持つ彼女の指の爪は短く、マニキュアも塗っていなかった事・・・。
素の彼女が透けて見えた気がしてドキッとした。

日々の励みにワンクリックしていただけると嬉しいです
ブログランキング・にほんブログ村へ
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三文の得

2008-06-22 09:43:49 | others
今朝朝勤に向かう道。雨は上がっているのに木や電線から雫がポタポタ
落ちてきて、人通りのない静かな中に雨とは違った音が響く。
植物達はみな水滴のダイヤを無数に身にまとって煌いている・・・。

ちょっと詩人を気取って見ました
でもそれほど植物達が美しかったです
デジカメを持っていなかったので携帯で。
でも携帯だと思った通りに撮れなくて悔しい
やっぱりデジカメは24時間持ち歩こう。
いつ心動かされる風景に出会うかわからないのだから。
あっちこっち撮りながら歩いたので6時ぎりぎりに着いて危うく遅刻。

最高に美しかったのにピントが道路に(T_T)








































日々の励みにワンクリックしていただけると嬉しいです
ブログランキング・にほんブログ村へ
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オープン展開催中!

2008-06-21 16:46:09 | tumami
先日搬入した時は、みんなの作品ですごい事になっていた
蔵まえギャラリーW
自分の作品がどう並べられているのか見に行かなくては!と
朝勤終了後の足で行って来ました

私の作品はこんな感じで並べてもらってました。
(額の前のすずめちゃんは私の物ではなかったので移動してもらいました)

他の方の作品もたくさん並んでいて一つ一つじっくり見ると結構
時間がかかるほど見ごたえがあります
























































































































































土の素朴なお人形を作っている作家さんがちょうどいらしてお話しを
させていただきました。住んでいる所が同じZだとわかって地元話しに
花が咲きましたW
左はお母様をモデルにしたそうで50cm位ありますが、私は右の
20cmぐらいの子に惹かれてしまいました(^_^;)

この他にも彫金作品や藍染め作品等写真が載せきれないので
お近くの方はぜひ遊びに行ってください

日々の励みにワンクリックしていただけると嬉しいです
ブログランキング・にほんブログ村へ
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コラボ

2008-06-20 20:18:59 | tumami
急遽思い立ってギャラリーのディスプレイ用に作っていた古布につまみをふいた額は
こんな感じになりました


思いつき仕事にしてはいい感じになったと自画自賛(^_^;)
紅白緑の生地はすべて正絹。




































日々の励みになりますのでよかったらポチッとお願いしますm(__)m
にほんブログ村 ハンドメイドブログ ちりめん細工へ



コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「いただきます」の意味

2008-06-20 19:29:39 | others
昨日のタウン誌の記者コラムにこんな話しが載っていました。

「ある母親が「給食の時間、うちの子には「いただきます」と言わせないで欲しい。
給食費を払っているのだから」と学校に申し入れたという話しを聞いた。
外食など代価を払う場合は言わない人が増えているという「いただきます」の言葉。
いったいなにに向けて言う物なのか?」

・・・正直3回ぐらい読んでようやく私の頭で理解できました。
記者はもちろん「いただきます」と言うのは他の命をいただく感謝の意を
現す言葉と書いています。

ネットで調べたら発端はラジオだったみたいです。

給食費を払えるのに払わない親にもあきれますが
まじめに「いただきます」の意味を知らない親というか大人が
大勢いる事にも驚きです

こんなのに育てられる子供が大勢いるのかと思うとホラー映画より
よっぽど不気味です・・・。

そういえばうちも朝やお昼は言わない事がある「いただきます」という
食べ物に対する感謝の言葉。
今後はもっと意識して私が言わなければと思いました。
みなさんの家ではどうですか?

日々の励みにワンクリックしていただけると嬉しいです
ブログランキング・にほんブログ村へ
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする