あこがれモダン

身軽に生きたいと思う今日この頃

ブラックだった

2008-06-25 18:53:30 | kimono
「おせん」が終わりましたね。天然おかみの現代ファンタジーだと
思っていたら最後はかなりシュールにブラックで終わってしまって
背筋が寒くなったのは私だけでしょうか?

天才鰹節職人の息子が父親と同じ味の料理を食べてやはり
なくしてはいけない!と目覚める所までは1話からの流れ通り。
今までとことんメルヘンで進んで来たので、これで大団円?と
思ったら違いました。
じゃあ大根食べた事のない息子が最後一升庵の料理を食べて
味に目覚めて大団円?・・・と思ったらあのケチャップ
どんなに手間ひまかけておいしい物を作ったとしても
それを食べる側にそれをおいしいと思える舌がなければ何もならない。
勉強だけはできるあの子が社長になったレストランは宇宙食でも
出すんでしょうか?

あの後どうなったのかは詳しく描かれずに終わりました。
それでも一升庵は残っているようなのであの社長も思う所はあったのか?

以前聞いた話しですが、冷凍食品の開発に携わっている人達は長年
レンジでチンした時にいかに揚げたてのパリパリ感を出すかに
命をかけて来たと言っても過言ではないのに近年パリパリではなく
シナシナした食感を好む若者が増えて来ていると言うのです。

考えられる理由としてはスーパーで買ってきた揚げ物をレンジで温めて
食べる事が多い人間が増えてきているからだそうです。
家で揚げたての春巻き等を食べた事がない。
小さい時からずっとレンジで温めなおしたシナシナの春巻きしか食べて
来なかったらパリパリの春巻きがまずいと思うんだそうです

ふろふき大根を食べて「味がない」と言ったドラマの子供。
あの子は決して特別な子じゃなくてそこらに大勢居るのでしょう。

激カワ着物コーデとおせんさんの雰囲気にだまされてほんわか見ていたら
最後に冷水浴びせられました・・・あー、怖いドラマだった(-_-;)

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コメント (6)
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