神はそれでも意地悪に僕らの魂をいつかは取り上げるのだろう

クズと思われても仕方がない赤裸々な日記。

It was transmitted and the fingertip was felt now

2013年04月25日 22時46分29秒 | 日記
「Inside in this world fulfilled by light」の後日談。



結局、三年前(だった…と思う、確か)に俺がバンドをクビになり(ニュアンスは難しいけれど、クビには違いない)、バンドはサポートメンバーらしき存在を入れて一度ライブをしたらしいけれど、俺はその辺のことはよく知らない。なるべくバンドのことは考えないようにしたし、極力、それにまつわる情報をシャットアウトしようと努めた。
そのライブの後、バンドはすぐに解散してしまったようだ。
メンバーはそれぞれの焦燥を抱えたままバラバラになった。
あんなに仲が良かったのに、D以外とは全く連絡をとっていない。

元々は、俺とDの二人で始めたことだった。
女の子にモテたい、という不純な理由で始めたバンドだったけれど、大切な存在だったし、もう単なる思い出になってしまったんだな、と思うと、ひどく虚しい気持ちになる。


今、俺はDと二人でまた音楽を作っている。マイペースに、二人だけで。
何故また音楽を作り始めたのか。それは分からない。あの頃の気持ちを取り戻したかったからかもしれないし、そうではないかもしれない。
バンド解散後の虚しさが消えるまで、あるいはそれが消えた後も、音楽を作り続けていければいいな、と思う。



ちなみに、初ライブの時の恋人とももちろん別れた。あの娘は元気にしているだろうか。まだ、あの部屋の赤いソファに座ってラーメンズのDVDを観ているかな?



…とか言ってみたりして。

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