世界の音楽と食の祭りとして第二回の「國際民族文化祭」が「くしろ港町ビール」
前で行われ、その一環としての「ゆめこい渡し」を撮影に行った、
「ゆめこい渡し」とは、船員OBの皆さんが中心となって(全くのボランティア)
実施されている「「釧路ゆめこい渡し」。手漕ぎの渡し舟で釧路川幣舞橋附近を
周回するわけです。
此処で歌人会の副会長をやっておられる○○さんに紹介された写真通の方についてカメラの操作をする、
○○さんの紹介には、昨年の舟漕ぎ大会でのコンテストで賞を頂いた方だと言う事でした、カメラは「ミノルタ」だった(写真歴長いな...)と心の中で、押し付けがましくもなく、
人ざわりもよく、面倒も見てくれた、その方のアドバイスで船にも乗った、アップで自然なところを撮りたいので、日焼けした船頭さんに声を掛けてみた
「船を漕いで長いのでしょう」
「船を漕いでかい?」....スパスパと回答はなかったが、船が進むにつれて
私の声かけにも応じてくれる。
折り返し点で船頭さんが幣舞橋が背景になったところで、そうだ!とばかり
「船頭さん、ツーショットお願いね」船頭さんは怪訝そうな顔をしたが
「乙女の像とツーショットでね」少ない乗客も船頭さんも大笑い、せっかくのチャンスが
上手く撮れなかったが、それでも満足。
河口に泊まっている秋刀魚船かイカ釣り船かしらないが、大きな電球が船いっぱいについている、
「あの船についている電球の事『すずらん』って言うんですってね」と私
「すずらんじゃなよ」と船頭さん
「ええっ!じゃ私にウソ教えたんだ」
「そんなウソ教えたの誰だ」と船頭さん
「『すずらん』でだめなら『コスモス』にしたら」とはあのカメラマンさん
「今日はありがとうございました、2日に又来ますのでそのときも乗せてくださいね」
別れ際にお世話になったカメラマンさん曰く
「船頭さんに話しかけたのは正解でしたね、雰囲気が柔らかくなったでしょう」と。