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歯科技工士・岩澤 毅

保団連 2016~17年度第2回代議員会 発言と答弁特集

2017年03月11日 | 基本・参考

2017年3月5日 全国保険医新聞 第2709号 (3)

第2回代議員会 発言と答弁

 保団連は1月29日、東京・都市センターホテルで、2016~17年度第2回代議員会を開催した(本紙2月5日号に概要)。代議員の発言および執行部答弁要旨を紹介する。発言と答弁は内容を一部割愛し、フロア討論は掲載していない。答弁不要の発言も割愛した。(敬称略、討論順不同。文責は編集部)

第2回代議員会  発言と答弁特集

医療運動全般

政策、歯科技工対策



・技工士問題の今後に関して 野川哲義(北海道)

「技工師問題」の保団連の見解として、これまで「歯科診療報酬の大幅なアップなくして、歯科技工問題の解決はない」に留まっているが、10年程前、義歯点数が大幅に増加したものの、歯科技工料のアップにはつながっていない。歯科診療報酬のアップに歯科技工料が連動するという具体的な根拠は何か。また、独禁法との関連はどのように受け止めているのか。

・歯科技工士問題の解決に向けて 矢部あづき(大阪歯)
・歯科技工士の処遇改善を求める 久保哲郎(福岡歯)
・歯科技工料の値下げ競争に規制を 深井修一(山口) 

○執行部答弁 馬場淳副会長

歯科診療報酬に歯科技工料は連動するのかとの意見をいただいた。保団連改革提言では歯科医療費の財源枠を拡大して大臣告示に順ずる水準の流通価格にするための制度的保証を求めている。7対3の再徹底についてはそのことを前提に歯科医療費の財源枠を拡大する必要がある。

診療報酬改善、審査・指導・監査、病院・有床【診】、地域医療

・患者提供文書に歯科技工所名記載を 黒木正也(長崎)

補綴物装着時の提供文書に、製作技工所名を記載することを提案したい。患者が技工物を「誰が製作したか」知ることになれば、患者が特定の技工所を希望することも考えられ、技工料金の値下げに歯止めがかかるかもしれない。少なくとも国民に技工士がいかに身近で大切な存在であるかを知らしめる効果はある。

○執行部答弁 新井良一理事

黒木代議員からの提案は、歯科技工士の知名度を上げることで技工士問題を改善していく工夫だ。保団連では歯科技工士の実態を周知するパンフレットも準備している。提案についても、歯科社保部で検討していきたい。

災害対策、原発、平和、共済、庶務、組織


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