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太田和彦の秋田放浪

今夜は「太田和彦のふらり旅・いい酒いい肴」が昨秋に秋田に来た際の話。

まずは秋田市民市場。僕もよく行くのでわかりますよ。
秋田の地物にこだわる店が多くて、しかも秋田美人の子もいて太田さんも満足…
秋になれば秋田でも天然まいたけあるんだよね。

さて、次は秋田が誇る工芸品。駅でよく見る銀線細工もその一つ。
竹谷本店では女性の職人さんが腕を振るってます。細い銀線をより合わせ、意図通りの細工になるまで結構な手間のかかる細工です。
太田さんも「秋田でこんな技術が残ってて、それに美的な感覚もあるんでしょう」と。

続いて赤レンガ郷土館(旧秋田銀行)。岩手にも盛岡の中の橋にありますが。
中には勝平得之の版画などを展示した記念館。太田さんは色彩と躍動感が勝平得之の絵の特徴だと語っていました。
僕も実はここ行ったことあるんですよ。

そしていよいよ川反。まずは丸彦の酒、「ひやおろし」に季節感あり。

今回の4酒は…
①新政・特別純米
秋田市内で一番人気の蔵、有名なところですが最近オール純米に。
「女性向」と太田さん。
②刈穂・山廃仕込
これは辛口が好きなんです。「おやじくさい」と太田さん評。
③天の戸・亀の尾純米吟醸
濃厚な吟醸。飲むほどにじわじわ来て、切れがいいと丸彦の店主。
④美酒の設計
太田和彦の選ぶ秋田の美酒。豪華な(甘酸辛苦バランスよい)味。
「由利正宗」「雪の茅舎」

店主は秋田の酒は近年濃さにキレが加わり、百人百様の秋田酒ができていると言う。
秋田の若手蔵元のムーブメント「NEXT5」(新政が参加してますね)にも代表される新風にも注目しましょう。
ちなみに僕は駅前の菅久酒店によく顔を出しますね。

川反に新政のカラフルなネオンが出れば、いよいよ酒飲みタイム。

しかし太田さんは山王の「酒盃」へ。
ここはまず食前酒に秋田の酒。「山本」(「白瀑」)をいただきます。
お通しは日替わり箱膳。季節感を大事にする東北の居酒屋、かくあるべしか…というところ。
しかもお通しも手間暇かける念の入れよう、これはファンが多い。

次はご主人・沖口さん自作の酒器でいただく「美酒の設計」。これには太田さんも感慨深く酔いしれて…

そこでお料理はかやきに。本当に貝を鍋にして、タイとジュンサイを煮てます。元々は家族のおかずと別に、このかやきがご主人様のごちそうだったそうです。
おつゆはやっぱりしょっつる。だから海のものにはよく合うんだ。
「秋田は食文化にも美的なものがあるんだ」と太田さん。

そして秋になって現れたハタハタ、しょっつる干しで。うまそう…酒が進みます。
しかしながら、秋田市は近海の魚が豊富で、人情に厚い人が多いと沖口さん。その点で盛岡はどうなんでしょうかね?

続いてやはり川反通り。
・バー「LEDY」のマスターは長野出身。今年創業50年の古豪。
・郷土料理は「ての字」が有名。もちろん第一会館、濱の家も。

そして〆はそば処紀文。ここで「千秋麺」を。
早い話が普通のラーメン。でも鶏だしスープと極細ちぢれ麺はベストマッチ。ここは僕は行ったことないんで、一度食べに行きたい。

秋田川反も奥が深いです。韓流名作「IRIS」も来たぐらいだから…

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