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暴将6「八丁堀が毒のサプリに犯される!?」

今日も暴れん坊将軍。サブちゃん不在です。脚本は「プレイガール」や特撮で知られた曽田博久さん。ということでちょっと原題とは違った現代風タイトルに。

め組の人たちは昼日向から将棋。そして巷で人気の強壮剤を飲む楽太郎さん(楽太郎師匠は医学博士号持ってましたよね)ですが…
おかみさんは「こんなうさんくさいもの」と断りましたが、おかるたちは一気に飲み、苦しみだしてしまいます。

実はこれはアヘンが混入された丸薬。賭場などで取引されたのが市井に出回るようになったというのです。
そしてある役人が別の武士に斬りつけられたところに新さん登場。南町奉行所の与力がその役人だったのだ。
一方、問屋の苫屋が殿様と密談。そして薬は殿様・安藤が作っていた。薬作りは古来から武士の作業ゆえ、安藤家のお家芸だと豪語。腹心の草村は農民たちをこき使って薬を作っていた。

遊郭に新さんが。そこで若い侍と女が。女を背負った新さんはさきほどの与力・蜂谷が女の娘だったことを知る。蜂谷は娘を斬ろうとしたが、そこへ女中おひさが。そしておひさは暇をもらうと言った。

翌日、あの薬の話をする人がめ組にやってきた。そこへ新さんがやってきてアヘン入りの薬だと説明。ただちに新さんとめ組の連中は髪結いの男を追いかけたが、船着場で見失った。船はなんと苫屋のものだったのだ。
お庭番の探索で岡場所の宿に蜂谷の娘と若侍が。蜂谷の娘はそこで捜査情報を漏らしていたのだった。

どう救出するか困惑する新さん、そこでおひさが子供たちをつかって煙幕を張り、火事を偽装した。おひさは蜂谷の娘を連れて説教するが、娘は聞く耳を持たない。新さんの話も嘘だと言うばかり。
「あんな家、どうなってもいいんだ」
そう言って娘は去っていく。
おひさは弁天お京と呼ばれ、深川で名の知れた悪女(ヤンキー)だったのだ。一方、蜂谷は捕り物に出たが、もぬけの殻だった。ふてくされた蜂谷はもう大変。娘も若い侍こと菊之丞に話を聞くことにしようとしたが、おひさに諫言された。さらにおひさは今日限りで蜂谷家を出て行くと宣言した。

蜂谷もおひさの退職願を読んだ。そして捜査情報を漏らしたのは自分だと書いた。だが蜂谷はおひさを探してしまった。新さん(吉宗)も蜂谷とおひさのことを知った。
おひさは菊之丞と会った。菊之丞は菊蔵と名乗っていたが、今では菊之丞になった。しかし別の男がおひさを襲った。
おひさは深川で蜂谷の父に捕縛され、その後蜂谷家で育ってきたのだ。しかし今回、恩義にそむくことをしてしまったとおひさ。過去のある女なんて、と新さんに言うおひさだったが、新さんは蜂谷の家の者を信用しなかったのかと反論。
新さんは蜂谷に会い、あの薬に白檀の香りがすることを指摘。こうなると白檀を扱う店から情報を仕入れればいい。

蜂谷は安藤の籠から白檀の香りがすることに気付いた。さらに蜂谷は草村とも面識があった。
安藤はあの粒が金の粒に見えると言った。だがそこに蜂谷が乗り込んだのだ。しかし草村たちに斬られてしまう。
一方、おひさが蜂谷の娘が菊之丞たちにかどわかされそうになったところを助けた。蜂谷の娘は蜂谷を発見し、安藤の下屋敷におひさが連れ去られたことを知る。
安藤は蜂谷とおひさに相対死にするようしたが、そこに黒い粒が。そして新さん登場!

「こいつは薬の飲みすぎで妄想癖の出た狼藉者じゃ」
安藤は最後の悪あがき。しかし成敗された。薬工場の職人たちも無事解放された。

蜂谷は家に戻った。そこで娘はおひさのことを母と呼んだ。以来蜂谷は仏の熊さんと呼ばれるようになったそうな、めでたしめでたし。

しかしサプリメントも薬にも毒にもならないもの、身体に変調をきたすものなどいろいろありますから…気をつけましょう。

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