スチュアートさんは「トラッド・シック」(渋い)と評していた。
日本の田舎の風景に古民家は欠かせません。
・日本古来の様式
入り口は土間。ここにかまど、道具の手入れなどの場がありました。
一歩上がれば広間といろり。囲炉裏は暖房、調理に加え家屋の保存にも役に立ちます。
さらに奥は座敷と言い、主人の部屋です。
・屋根について
屋根は茅葺きが有名ですが、これは高温多湿な日本を過ごしやすくするのです。
20年から30年で葺き替えですが、それもまた家族総出の…いや、地域を挙げての大工事。
単語帳
・茅葺き屋根
・柱(ピラー)
・絵になる(もの)
・絆(ファミリータイズ)
・~をはじく
・空洞(ホロ)
江口さんのコーナーは「floor」について。
英語のfloorは一段低いところ、それに引き換え「床」は一段高いところ。
それは履物をはいたまま住む西洋の様式があるためだ。現にビルとかは「F」で表記している。
一方日本の住宅(アジア全体のヴァナキュラーがそうかもしれないが)は靴を脱いで上がる高床式なので、靴を脱いで入るのが定着した。
フリートークでは、イギリスの古民家について。
日本の民家はイングランドの14~16世紀の民家に近いと言う。そして冬を乗り切るためセントラルヒーティングを採用しているということ。これは日本でも近代住宅には多く採用されている。
しかしいろりも家族団らんの道具としてはいいとスチュアートさん。
住宅文化にも自然と社会が息づいているのが古民家。岩手の古民家をもっと見てみたいと思う。
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