古くから火の山として活動を繰り返した岩手山、明治になり柳沢や平笠など火山灰土を開拓したわけです。
岩手山は山麓に育った石川啄木、宮沢賢治をはじめ多くの人々の心を打つものがあります。
さて本題。今の山頂は6000年前の噴火口あたり。そして当時の溶岩流が残ったのが焼走りです。
溶岩流の合間をコマクサなどが育ちます。
姫神からは富士の裾野を見たようですが、雫石や松尾からは尾根が見えるので「片富士」と呼ばれます。
山登りは網張から。1300m付近から歩き、尾根伝いに行きましょう。山頂まで9キロ。
歩き始めて2時間半、険しい稜線。ここが鬼が城というカルデラ、断崖絶壁です。ここにも鬼退治の伝説が…
これを抜ければ不動平のお花畑。そして山頂部への急坂が待ち受けています。そしてその坂道には63体の観音像が。
そして2038mの頂に到着。火口には火口丘があります。そして眼下に北上盆地を望む景色です。我が里・渋民ももちろん見えます。
岩手山の8合目から盛岡の町の灯を見る、これは9月のことです。
賢治が教員時代に岩手山の夜行登山を決行、それを詩にしました。確かに朝焼けの岩手山も見ておきたい。
そして秋、山麓は実りの秋。啄木が書いた歌があります。
岩手山 秋は麓の三方の 野に満つる蟲を何と聞くらむ
さて、岩手山の八幡平方面の鷲の尾は春先からくっきり見えてきます。
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