カンナからの風

沖縄県北部東海岸にある小さな1軒のホテルから

満月からの贈り物

2011-05-07 07:50:14 | 日記

6月からカンナリゾートヴィラでは、「満月からの贈り物」シリーズでコンサートを開催します。沖縄の演奏者を中心に琉球交響楽団やフランス協会からのご協力を頂きながら進めていきます。そして、このシリーズでは、障害者支援をベースにおいてお客様から頂く売上の一部を「NPO法人バリアフリーネットワーク会議」への支援と言う形にして行きたいと思っています。自然体で考えたい!自然体で楽しみたい!コンサートには、障害者の方々を招待して音楽を楽しんで頂きたいと思っています。「ノーマライゼーション」を形にしてみたいとの願望が膨らみ始め、ホテルが歩む道が見えてきたように思います。スタッフとも色々と話合い、より良い方法を考えて、全てのスタッフが普通にできることから始めたいと思います。

満月はまんまるで豊かで心を穏やかにしてくれます。もし、この企画がきちんとした事業につながって行けば皆一緒に満月の下で笑顔になれると思います。事業として成功させることが継続への大きな柱になります。思いだけでは、継続はできない。

これから、自分たちができる事、できない事を、きちんと理解しながら学ぶ事を忘れずにいたいと思います。昨日来て頂いたチャーミングな彼女も、今日も一人で車椅子で30分かけて歩き、モノレールに乗り空港の職場まで通っていることでしょう!あの笑顔がもっと多くの笑顔につながると楽しい!

私たちの心の中に満月の笑顔、満月の輝きがいつもあるようにいたい。

特別な事と考えていた障害者支援。大げさなものでなく、普通に幸せでいたいと願う気持ちや普通にある目の前の歓びを分かち合える力を多くの仲間たちと一緒に持ちたい。