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札幌・円山生活日記

「円山公園探訪ツアー」

「天然記念物の原始林が広がる札幌を代表する桜の名所」円山公園です。広大な園内は見どころ豊富で、代表的な桜とともに多くの種類の野草、古い大きな木などが四季折々に楽しめます。リスなど野生の生き物も人気です。

円山公園の樹木や自然をテーマにしたガイドツアー「円山公園探訪ツアー」(札幌市公園緑化協会主催)に参加しました。秋の紅葉に彩られた園内を樹木医の資格を持つ職員の方の解説を聞きながら散策します。


午前10時前の「円山公園」の大通り入口付近。少しづつ人が集り始めています。

「円山公園探訪ツアー」のチラシ。公園のウェブサイトのほか園内の案内版や円山公園駅の掲示板などに掲載されていました。

「円山公園パークセンター(公園管理事務所)」前で受付の後ガイダンス。現在気温9.1度。札幌転居以来最も寒さを感じました。ここからツアー開始、主要な木の前で解説があります(写真は一例)。

樹齢約100年の「ハルニレ」の巨木(児童遊具手前)。アイヌ文化ではこの木を火おこしに使うなど生活に深く関係したとか。 


「アカマツ」の群れ(児童遊具を過ぎ北1条入口手前)。アカマツといえば松茸ですが美味しいキノコは小動物がみんな食べてしまうとか。


「ヤチダモ」の巨木(カモの生息する池のほとり)。高さ26m、樹齢350年~の公園内で最も古い木の一つで和人が北海道に来る前から存在したとか。

「自由広場」脇の「イタヤカエデ」。黄葉が見事です。

「自由広場」脇の「ナナカマド」。北海道では街路樹としてよく利用されており「ヤマモミジ」とともに数少ない赤く色づく木だとか。 


「ポプラ」の巨木(「ゲートボール場」付近)。北海道大学の並木は有名です。


「坂下野球場」付近。明治時代の「養樹園」跡とか。「ヒッコリー」や「ブラックチェリー」等の珍しい木々が見られます。


「カツラ」の古木(「八十八カ所登山口」近く)。「大師堂」裏あたりの巨木には台風被害にあったのも少なくないとか。

以上で約2時間の「探索ツアー」終了です。
円山公園の自然や歴史の深さを知り結構勉強になりました。
今後の散策をより楽しむことができそうです。
ありがとうございました‼

帰宅途中「大師堂」裏の「カツラ」の木付近に登場したエゾリス。

「円山公園」
〒064-0959 札幌市中央区宮ヶ丘他
円山公園管理事務所 (011)621-0453 
地下鉄東西線『円山公園駅』下車3番出口 徒歩 5分
(2020.10.24参加)

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