札幌パークホテル11階「なだ万雅殿 札幌」。1830年(天保元年)創業の日本を代表する老舗料亭「なだ万」の札幌支店のひとつです。窓外にひろがる中島公園や藻岩山などの山々の景色を楽しみながら食事ができます。
「札幌で花見2022~中島公園駅周辺~」の際のランチに札幌パークホテル11階の「なだ万雅殿 札幌」です。「渓流鯉のぼりと春の妖精と~定山渓温泉〜」に続いて「阪急交通社」の「【どうみん割】あの「なだ万雅殿 札幌」でいただく和懐石のランチ+札幌市営地下鉄1日乗車券付」というプランを花見の時期に合わせて予約しました。「どうみん割」の割引で支払いが5,000円に「ほっかいどう応援クーポン」が2,000円分付くというお買い得価格に惹かれました。もちろん「なだ万」という名前と「中島公園」隣接というアクセスの良さも魅力で期待してやってきました。
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「中島公園」から見た「札幌パークホテル」。
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プランは「札幌市営地下鉄1日乗車券付き」ということで事前に乗車券が送られてきました。額面価格は830円ですが通常ルートだと「円山公園駅」と「中島公園駅」の往復に500円かかりますのでその分が負担感減になります。
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11階エレベーター・ホールから見た「なだ万雅殿」の入り口。もちろんコロナ対応で手指消毒と検温が求められます。
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食事スペース。コロナ対応でテーブルを1卓ずつ開けて使用しています。使用席はほぼ客で埋まりました。
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窓外の景色。眼下にサクラ咲く「中島公園」が広がります。
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正面は「藻岩山」。天気が良いので稜線がくっきりです。雪もほぼ見えなくなりました。
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テーブルセット。
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食事は「ミニ懐石」。表示価格7,500円(税サ込)。「旬菜」から始まり、「吸物」、「造り」、「煮物」、「主菜」、「蒸し物」、「食事」、「デザート」の8品のコース。「主菜」と「食事」は3種類より選べます。
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注文の飲み物とともに最初の「旬菜」が運ばれてきました。
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「旬菜」の盛り合わせ。
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「春キャベツ豆腐 とび子 セルフィーユ 旨ゼリー」。
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「新玉葱と春大根浸し 蟹身」。
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「花山葵醤油煮 浅利酒蒸」。
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「五目うの花 揚げ桜海老」。
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「鰆焙り手毬寿司 こごみ黄身揚げ 胡桃飴煮 花弁百合根」。5品ともに春らしい素材を使った手の込んだ前菜です。百合根を食紅で花弁に見せるなど見た目も楽しませます。
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「吸物」は「筍しんじょ 白魚 若芽 人参 木の芽」。
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「筍しんじょ」は魚のすり身に刻んだ筍を混ぜ込んだものです。こちらも春らしい椀です。
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「造り」の「態 鮪 鰊なめろう あしらい 土佐醤油」。
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鯛と鮪。あしらいは水前寺のりでしょうか。
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鰊のなめろう。初めての料理です。
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海苔でミニ手巻き風にしていただきました。
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「煮物」の「蛸柔らか煮 新じゃがいも 南瓜 角人参 絹さや 木の芽」。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/e9/b2aaa979e3017216871967b504626128.jpg)
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色艶よく煮られた蛸は「柔らか煮」なので当たり前ですが柔らか~く煮られています。美味しいです。
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「主菜二」の「合鴨塩だれ焼 白葱 蓮根 榎木 赤パプリカ」。
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合鴨は薄切りです。塩だれが良く効いています。
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「主菜三」の「天婦羅 桜海老掻き揚げ 蛍烏賊 舞茸 新じゃが 行者にんにく」。
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春素材のテンプラです。見た目も味も「主菜」の選択はこちらの方が良かったかも。
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「蒸し物」の「小柱茶碗蒸し 蕨 百合根 梅餡掛け」。梅餡掛けが冴えます。
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「食事一」の「蛍烏賊 生姜釜炊きご飯 三つ葉 香の物 味噌椀」は先ずは「釜炊きご飯」が釜で登場。
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「釜炊きご飯」と「香の物」と「味噌椀」のワンセット。
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「窯炊きご飯」は生姜が効いた体に優しい感じのご飯でした。
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「食事二」の「にぎり寿司 鮪 白身 鯵 筍 味噌椀」は選択の誤りです。「本日の白身は勘八です」と言われましたが「勘八」が「白身」なのかどうかは別にしても他の「食事」ものを見れば「にぎり寿司」に期待するのは間違いでした。
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「デザート」は「抹茶のババロア 桜のクリーム」。
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抹茶のババロアに桜クリームが絞られ刻んだ桜花がトッピング。最後はしっかりと〆てくれました。
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食事後には広告のプラン表示にはなかった「お土産」が渡されました。「なだ万」の「ゆず味噌ドレッシング」と「黒ごまプリン」(一人各一品)。なだ万のオンラインストアでは540円(税込)と405円(同)ほど。「これが欲しかった!」という人には900円程度のお土産になります。
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「札幌パークホテル」の1階ロビーでは北京オリンピック時の写真が飾られていました。
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特に高梨沙羅選手のこの表情が印象的でした。
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銀メダルのカーリングチームはサイン入りです。
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「札幌パークホテル」前のソメイヨシノ並木。食事後にも花見に公園を散策しました。
「なだ万ミニ懐石コース」は春らしい料理で結構なものでした。本日の阪急交通社への支払いは「どうみん割」の割引で5,000円。それに「ほっかいどう応援クーポン」が2,000円分と実質メリット500円ほどの「札幌市営地下鉄1日乗車券付き」が付きます。さらにネット価格900円ほどの「なだ万」のお土産がもらえました。「ほっかいどう応援クーポン」は近くのスーパーで使え現金感覚ですので、7,500円の「なだ万ミニ懐石コース」が1,600円~2,500円ほどの実質負担感でいただけることになります。7,500円払うとなると辛口コメントもしたいところですがこの負担感ならお得感満載です。ご馳走様でした。
「なだ万雅殿 札幌」
札幌市中央区南10条西3-1-1札幌パークホテル11階 011-511-3355
【通常営業時間】
■平日
朝食 7:00~10:00 (L.O 10:00)
昼食 11:30~15:00 (L.O 14:30)
夕食 17:00~21:00 (L.O 20:30)
■土日祝
朝食 7:00~10:00 (L.O. 10:00)
昼食 11:30~16:00 (L.O. 16:00)
夕食 16:00~21:00 (L.O. 20:30)
*土日祝は通し営業
*定休日 水曜日:寿司カウンター/木曜日:天婦羅カウンター
(水曜・木曜が祝日の場合 カウンター営業)
■平日
朝食 7:00~10:00 (L.O 10:00)
昼食 11:30~15:00 (L.O 14:30)
夕食 17:00~21:00 (L.O 20:30)
■土日祝
朝食 7:00~10:00 (L.O. 10:00)
昼食 11:30~16:00 (L.O. 16:00)
夕食 16:00~21:00 (L.O. 20:30)
*土日祝は通し営業
*定休日 水曜日:寿司カウンター/木曜日:天婦羅カウンター
(水曜・木曜が祝日の場合 カウンター営業)
(2022.4.27訪問)