我のうどん てんまる さんで貝尽くしうどんをいただく。
花の名前、人の名前を憶えられないのと同じ
きっと同様の理由で、パスタの名前も覚えられない。
ランチメニューの書かれた広告板をちょちょいと撮っとけば
良いだけの話だけれども、何かいただけない。
興味がないわけじゃない。別の何かで認識しているだけだと
思いながら、自分自身が自分の名前で呼ばれるのを好まないって
のにも起因してるのかな?っとも思う。
何か窮屈になるのよね。
そんなこんなで今日も「バルミュウ」さんでパスタランチ。
950円のランチの値段はお安いんだろうな。東京とか都市部を
基準にしてしまえば、もうちょいする。駐車場がなくてももうちょい
しますですわよとか。
店内の調度もいい塩梅。店内BGMもようやくこなれてきたってか、
お客さんの層を掴んだ感じで、このお店を好みそうな子が好みそうな
そんな音楽。店の人の好みももちろんあるんだろうけど。
20代とかそれより上で、そろそろ生パスタはいいよねってなおねーさんが
特に好みそうな感じ。衒いのない、良い感じのイタリアンパスタが
ご賞味いただけます。サラダもスープもいい感じ。
お蕎麦もお寿司も元はファストフード。かような意気込みで
知り合いのお店に通い詰める。詰めるほど通ってはいないけど、
まあ、そんな意気込みで。
誰かが行きたいと思うかもしれないから、誰かの機会を奪ってしまわない
程度に、外食のローテーションに組み込む。どうしても食べたいときは
選択肢を増やしてしまえばいい。
混んでいたらまた今度、席が埋まっていたらまた今度。
そんないつぞやの食生活。
好きと好みは違って
好きなお蕎麦屋さんは?と訊かれると好みのお蕎麦屋さんから
頭に浮かんで、今のところ「蕎麦処 寧」さんが筆頭。一番最初に
浮かんで、とっておきの人にしか勧めたくない。
駐車場がね店前に数台分しかないのですよ。
裏技として隣の店舗の駐車スペースも使えるとかあるんだけど、
それでもランチタイム付近だといっぱいになってたりする
そんなお店だから。こちらは自宅からギリギリ徒歩圏内だし、
お店の近くにある親戚んちの駐車スペースを借りたりすれば
まあ、どうにかなるってな算段。
駅ソバ育ちなのもあって、其処此処の蕎麦は違っていて、その
異なりの中から自分好みのお蕎麦屋さんを探せばいい、見つけて
しまえば蕎麦LIFEが愉しくなるってのがある。
「手打蕎麦 寧 」さんに関しましてはと上から目線は止めにして、
麺は細目、出汁の利いた汁に浸してまったりと愉しむが吉とか書いてみたり
する。階上町の方の蕎麦だそう。
繁盛店と書けばきっとそうなんだろうけど、この場所に蕎麦屋を開いて
みたいと考えているんですってな頃に、店主夫婦と知り合いになって、
どういうお店を?の問いと答えそのままに、来てくれべき人たちが節操を
もってちゃんと来てくれてるお店になってるから、あまり広く
教えたくない、伝えたくない、侵してしまいたくない。
そんなお店。
昨日はあいにくの曇天。昼から少し雨。
傘を差しつつ、職場から中心街へのちょっとした距離を
距離ってほどじゃないか、道のりでもいい、道程でも、
をゆるりと歩む。
田舎の人ほど傘を差したがる。場所から場所への間隔が
遠すぎるから起きる感覚の差異。
そろそろこの街にも(改めて)いい感じのパスタ屋さんが
できたらいいなと思っていたところに、まあ、パスタ屋さん
じゃないけど、イタリアンバルが出来たので、いそいそと
ランチに通う。
「バルミュウ」さんでパスタランチ。
都会でもやっていけるなって感じのイタリアンバルが出来たのに、
いまいち知られていないというか、まだお客さんが少ない。
この街の子らにこのお店が知らるにはまだいくらか時間がかかる
だろうなとか思いながら、ランチを頼んで作ってもらっているあいだ、
夜のおススメメニューを眺める。
近頃夕食はシリアルとヨーグルトで済ませているから、夕方のこの
お店の本領は観られていない。そのうちそのうち、こんどこんどと
頭の中で独り言ちて、スパークリングワイン頼んで後は何を頼もうとか
組み立てて遊ぶ。