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児童の水筒の中身が、別の液体に入れ替えられる事案

2024-02-28 10:55:00 | ニュース
東京都杉並区立杉並第九小学校(同区本天沼)で今月19日、児童の水筒の中身が、別の液体に入れ替えられる事案が起こっていたことが、同小などへの取材でわかった。塩素系の液体のような臭いがしたという。児童はその液体を口に含んだが、すぐに吐き出したため健康被害は出ていない。同小は26日、警視庁荻窪署に相談し、被害児童と同じ学年の保護者に対する説明会を開催した。

 同小によると、児童は19日朝、お茶が入った水筒を持って登校した。お茶は在校中に一度だけ飲んだが、その時は問題なかったという。家に帰った児童は、水筒の中身を口に含み、味が変なことに気づいて吐き出した。保護者がその日のうちに水筒を持参して来校し、中身を確認すると、黄色がかった透明の液体が水筒の3分の2ほど入っていた。教諭が臭いを嗅いだところ、塩素系の臭いがしたという。児童は健康被害を訴えておらず、その後も登校しているという。

 液体が入れ替わった経緯は不明だが、児童は水筒を教室に置いており、19日は授業で教室が無人になる時間帯もあったという。同小は、児童のクラスメートを対象に事態の説明と再発防止の指導を行った。

 同小の岩崎吉伸校長は26日まで警察に相談しなかったことについて、「外部犯による犯行という可能性が思いつかず、下校後に起きたことだと考えていた」と釈明した上で、「初動対応に判断ミスがあったと思っている」と述べた。

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